調査報告書 2011年12月
File No.108

トヨタ RAV4

※2011年12月8日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

トヨタ RAV4 スクープ画像|ニューモデル速報
トヨタ RAV4 初代モデル|ニューモデル速報トヨタ RAV4 予想イラスト|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

予想発表時期2012年11月
●全長x全幅x全高:4500×1815×1660(mm)
●搭載エンジン:2L 直4、2.5L 直4

国内マーケットへの復権をかける、元祖街乗りクロカン

1990年代のクロカンブームでけん引役を務めたRAV4。初代(写真右上)は、5ナンバーサイズのコンパクトなボディで登場。その後、海外市場を向いた結果、モデルチェンジごとにサイズは拡大されていった。

その隙をついてジュークとデュアリスを投入した日産が、国内マーケットでの存在感を打ち出した。元祖街乗りクロカンとして黙ってはいられない。奪われた知名度を取り返すべく、RAV4がついにそのメンツにかけて逆襲に乗り出す。

写真左は、スクープ班がキャッチしたテスト車の画像。ボンネットは、SUVらしからぬスラントノーズを獲得。Aピラーはスラント&前出しされ、クーペライクな傾斜がつけられた。同時にオーバーハングも切り詰められている。全体的に空力特性の改善が図られ、なおかつスタイリッシュなデザインに変身するようだ。

サイドビューも、ボディ前半部と同様に、凡庸だった印象から洗練された雰囲気へとイメージチェンジ。サイドウインドウグラフィックスに注目すると、ウェッジシェイプがつけられるウエストラインや、ルーフの下がり具合などと相まって、一見ライバルである日産デュアリスと似たデザインながら、力強さと躍動感が演出されている。

エンジンは2Lと2.5Lの直4ユニットで、カムリと同じ2.5L+モーターのハイブリッド仕様も後ほど用意される模様。実はRAV4デビューのおよそ1年後に、兄弟車としてハリアーが発売される予定。同車に魅力的なセールスポイント、つまり“華”をもたせるべく、ハイブリッドはハリアー版が先にデビューするようだ。

以上