オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:ホンダ フリード

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■ハイブリッド車を追加したコンパクトミニバン
ホンダ フリード|日刊カーセンサー
2001年12月に登場したモビリオはフィットと同じセンタータンクレイアウトを採用し、コンパクトカー並みのボディサイズながら3列シートをもつミニバンの元祖。2008年5月に登場したフリードはこのモビリオの後継車だ。

全長4.2mのコンパクトなボディに低床・低重心をはじめセンタータンクレイアウトなどホンダ独自の技術を凝縮したフリード。リア両側スライドドアや広い室内など人気の要素も満載だ。乗車定員は2列シート5人乗りのフレックスから6/7人乗りまで選ぶことができる(2011年9月までは8人乗りも設定)。

エンジンは1.5L直4でFF車がCVT、4WD車は5ATが組み合わされる。2011年10月にはクラス初となる1.5L+IMAシステムを搭載したハイブリッド車を追加した。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■流通台数は増えているが値落ちはひと休み
ホンダ フリード 相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 3カ月前の平均価格が168円付近。
9月に入ると値落ちし始めて163万円まで下がると横這いに。ここが当面の底値か
台数 430台ぐらいで安定していたが、10月から増加傾向となり500台を突破。登場して3年としては非常に豊富
距離 走行距離の多い中古車の増加した傾向に比例して平均走行距離も延びており、現在は2.2万kmに達した
2008年5月に登場したフリード。2009年5月は人気のオプションをセットで装備するジャストセレクションを設定。2010年5月は人気グレードのG/GエアロにETC車載器やブラックインテリアを採用したハイウェイエディションを発売。

続く11月はエンジンやミッション、エアコンなどを燃費優先に制御する「ECONモード」を追加。さらにインテリアの質感を向上。2011年10月はハイブリッド車を追加、内外装の変更。全タイプでサードシートを2人乗りとし8人乗りを廃止。VSAなどの安全装備が充実した。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■7人乗り1.5GエアロLパッケージなら8人乗りより約10万円安!
ホンダ フリード|日刊カーセンサー ホンダ フリード 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 42台 109万~198万円
新車時価格160万円スタートのフリード。コンパクトサイズにとどまらず、ミニバンの中で抜群の人気を誇る。その影響もあって流通台数は登場から3年で500台超と豊富。そこへ初の車検サイクルを迎えて流通台数がどんどん増えて買い時になっている。ようやく100万円切りの中古車も出回っており、相場は90万~230万円で流通している。グレード毎の流通台数では、1.5G Lパッケージとその後継グレードの1.5Gジャストセレクションが多く、次は1.5GエアロLパッケージだ。

近年はミニバンのなかでもエアロ装着グレードの人気が高い傾向があり、その点も踏まえて考えても、狙い目は2009年4月まで設定されていた1.5GエアロLパッケージ。このグレードを検討する際に、7人乗りと8人乗りのどちらを選ぶかだが、オススメは流通量の多い7人乗り。8人乗りに比べて約10万円も平均価格が安く、1.5G Lパッケージの平均価格と同水準まで値落ちが進んでいるのも魅力だ。
Text/萩原 文博