オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:ホンダ インサイト

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■庶民派ハイブリッドのインサイトがさらにお得に
ホンダ インサイト|日刊カーセンサー
2009年2月に登場したインサイトは新車時価格200万円を切るグレードを設定し、ハイブリッド車の価格破壊を行った。当時、高級車だったハイブリッド車を身近な存在にしてくれたインサイトの功績は非常に大きいといえる。

搭載されるハイブリッドシステムは1.3Lの直4エンジンに薄型モーター、軽量・小型のIMAバッテリーを組み合わせたもので、後にフィットハイブリッドにも搭載されるシステム。5ナンバーサイズに収めたインサイトのボディは、最高水準の空力性能を誇り、注目の10・15モードは燃費30km/L(1.3G)を達成している。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■3カ月で流通台数が1.5倍近くまで増加!
ホンダ インサイト 相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 3カ月前の平均価格は159万円付近。
小幅な変動は見られるが値落ちトレンドが続き、最安値は100万円を切っている
台数 一時は500台を切っていたが、8月に入ると台数は増加し現在は700台近くまで増え、3月の需要期前の水準にまで戻った
距離 7月の時点での中古車の平均走行距離は1万2000km。走行距離の延びた中古車が増え、平均距離も上昇
2009年2月に登場したインサイト。価格順に上からLS、L、Gの3グレードを用意。同年10月にはシャーベットブルーメタリックとプレミアムホワイト・パールの2色のボディカラーを追加。2010年4月にはGに通信費無料のHDDナビシステムを標準装備した特別仕様車「HDDナビスペシャルエディション」を設定。

同年10月に一部改良を行う。主な改良点はサスペンション特性の見直しをはじめ、LSとLにクルーズコントロールを標準装備化。さらにLSは15インチアルミホイールを標準化し、燃費性能の向上も図られている。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■快適&安全装備が満載の最上級グレード1.3LS
ホンダ インサイト|日刊カーセンサー ホンダ インサイト 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 80台 119万~235万円
新車時価格189万円スタートのインサイト。最安値は100万円を切り、相場は89万~300万円で、流通台数は700台近くまで増えている。廉価グレードの1.3Gが7割近くを占め、1.3L、1.3LSと価格の安い順に流通量が多い。

そんなインサイトの狙い目はズバリ、流通台数は少ないが、値落ち幅が大きい1.3LSだ。新車時価格は1.3LSが223万円、1.3Gが189万円と34万円の価格差があるが、中古車で比較すると半分以下の15.3万円まで縮小しているのだ。

装備面で見ても、人気のディスチャージヘッドライトをはじめ、マニュアル感覚でシフトチェンジできるパドルシフト、横滑り防止装置のVSAなどの快適&安全装備を標準で装着。しかも2010年9月までのLSは後にオプションとなる16インチアルミホイールも標準装備している。しかも今1.3LSが増加中というのだからこのチャンス見逃せない。
Text/萩原 文博