第183回 マツダ MPV 23Cスポーティパッケージ U Style【見つけたら即買い!?】
カテゴリー: クルマ
タグ:
2011/10/12
■グリーン車並みのくつろぎシートと両側スライドドア
多人数乗車、あるいは大容量の荷物の積載を前提としたミニバンは、パッケージ性こそ何より重要。自ずと走行性能が犠牲になる傾向にあります。しかし、マツダMPVは走りの楽しみを犠牲にしていない数少ないミニバンの一つ。今回はMPVの累計生産台数が100万台を突破したことを記念した特別仕様車「23CスポーティパッケージU Style」をご紹介します。この特別仕様車は、現行型である3代目MPVがデビューした2006年2月から8カ月後の10月に登場しました。新車時の車両本体価格は269万~296万円。車名のとおり、スポーティな外観の「23Cスポーティパッケージ」がベースとなっています。ボディカラーは特別色「スノーフレイクホワイトパールマイカ」を含む全6色です。
現行型MPVは1850mmのワイドな全幅と、旧型に比べて60mm低くなった全高という「ワイド&ロー」のスタイルが特徴。これがミニバンらしい足回りのアタリの柔らかさをもちつつも、ロールは絶妙に抑えられて高速走行での安定性も高いという、車好きのお父さんには嬉しい、スポーツカーテイストの走行性能を実現しています。
一方でお母さんやお子さんに嬉しい装備が、オプション設定されていた785mm開く両側電動スライドドアとスーパーリラックスシート。特に後者は角度調整機構付きのオットマンや座面角度調整機能、スイング機構付き大型ヘッドレスト、角度調整機構付きアームレストが装備されているスグレモノです。
背もたれをリクライニングし、ヘッドレストをスイングしてフィットさせ、オットマンを軽く持ち上げると、あっという間に夢の世界へと一直線。オプションのリアモニターが付いていれば、ちょうど視線の先に画面が目に入る設計になっています。まるで新幹線のグリーン車か、飛行機のビジネスシートのように快適なシートです。
10月11日時点でカーセンサーnetに掲載されている中古車は22台。マイナーチェンジを経たとはいえ、人気装備を満載した現行モデルということで、相場は115万~199.8万円と若干高め。ただし150万円台で走行距離2万kmを切る中古車も存在し、お買い得なものは探せば見つかりそう。特に赤いボディカラーが狙い目です。
オデッセイやエスティマに比べてキャラが薄いように見えるMPVですが、キビキビ運転したいお父さんにも、ゆっくりしたいお母さんにも優しい、快適さを併せ持つミニバンです。ライバルに比べて相場は安めですし、購入後の満足度はきっと高いはず。興味をもった方は下の検索窓に「MPV Uスタイル」と入力して、検索してみてください。
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