調査報告書 2011年10月
File No.100

ホンダ フリードハイブリッド/フリードスパイクハイブリッド

※2011年10月6日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

ホンダ フリード ハイブリッド|ニューモデル速報
ホンダ フリードスパイク ハイブリッド|ニューモデル速報 ホンダ フリード 床面高比較|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

サイコーに“ちょうどいい”ハイブリッドミニバン

フィットシャトルで5ナンバーワゴン唯一のハイブリッドという称号を得たホンダ。次に送り出すのは5ナンバーミニバンのホンダフリードハイブリッド(写真左)とそのハッチバック版であるフリードスパイクハイブリッド(写真右上)だ。

現行型フリードもデビューから3年を超え、マイナーチェンジの時期を迎えている。この変更に合わせてハイブリッド版は投入される。また、あわせてフリードスパイクのハイブリッド版も投入されることは、File No.098でもお伝えしたとおり。

今回はフリードスパイクハイブリッドの実力のほどを検証していきたい。いちばん気になるポイントは、バッテリーを組み込んだ制御ユニットシステム、IPUの搭載方法だ。ラゲージスペースにこのユニットは置かれることになるが、結果として荷室回りのフロアは65mmほど高くなる模様(写真右下)。

それでも3列目シートのヒップポイントと足元スペースは、ガソリン車と変わらないよう工夫が凝らされ、居住性は同レベルに保たれるようだ。フリードスパイクのウリであった反転式ボードも専用パーツが与えられることで、ガソリン車と同じ高さを維持。ただしスロープモード時には、床面が35mm上昇することになる模様。実用性には問題のないレベルだ。

フリードハイブリッド用のIMAシステムは、減速時にバルブが休止する1.5L i-VTECエンジン(最高出力88ps/最大トルク13.5kg-m)と電気モーター(同14ps/同8.0kg-m)との組み合わせ。燃費性能は、10・15モード燃費で24km/L、JC08モードでは21.6km/Lをマークする。気になる価格は、ハイブリッドの最廉価モデルは210万円になるようだ。

以上