第189回 日産 プリメーラワゴン(絶版) 【おいしい中古車】
カテゴリー: クルマ
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2011/09/09
■オシャレなデザインと実用性を兼ね備えたステーションワゴン
一時期、スバルレガシィツーリングワゴンを中心としたステーションワゴンブームがありましたが、それももう昔の話。今では一部の輸入ワゴンなどを除き、セダン同様とても狙いやすいカテゴリーといえます。今回はそんなステーションワゴンの中でも50万円以下で手に入る、日産プリメーラワゴンをご紹介します。5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへと変貌を遂げた3代目が登場したのは、まさに21世紀が始まった2001年1月のこと。コンセプトは「一歩先行く大人のインテリジェントワゴン」。新しいものを好み、アクティブな生活を楽しむ大人をターゲットにしています。
個性的なエクステリアは、先進的なデザインを採用。丸みを帯びた印象を与えつつも、ヘッドライトはシャープな作りとなっており、精悍さも表現している(左右)
プリメーラの伝統であるハンドリングの良さや快適な乗り心地、合理的なパッケージングなどはそのままに、斬新なスタイリングを採用したほか、操作性なども徹底的に追求。競合車やその次期型車をも凌駕する「次世代の本流」となることを目指して開発されました。
操作性の追求は「ヒューマン・マシン・インターフェイス」という言葉に集約され、スイッチ、ディスプレイ、メーター類をインパネの中央に配置。操作性に優れるだけでなく、走行情報や交通情報など、運転に必要なあらゆる情報を、乗員全員がキャッチできるようなレイアウトとなっています。
ラゲージのバックドアは、積載量という点では不利になる傾斜したデザインを採用していますが、それでも440Lという容量を確保。また、中折れ式のフロアボードや大型ラゲージアンダーボックス、バックドア連動トノカバーなどの採用で、使い勝手においても高いレベルを実現しています。
エンジンは2Lと2.5Lの直4の2種類で、ミッションは「ハイパーCVT」と6速MTモード付きの「ハイパーCVT-M6」のほか、3ペダルの6MTもラインナップされています。組み合わせは、2Lモデルが6MTとハイパーCVT、ハイパーCVT-M6は2.5Lモデルに搭載されています。
スイッチ類はインパネ中央にまとめてレイアウト(左) 3ナンバーサイズとなったことで車内はより広くなった(中) エンジンはゆとりのある2.5Lも用意(右)
■修復歴なしの少走行車が50万円以下!
さて、そんなプリメーラワゴンですが、初期モデルは登場から10年たっていることもあり、かなり安く売られています。なかには一桁万円という中古車も存在するなど、狙い目の存在といえます。長く乗ることを考え、走行距離の少ないものを選んでも難なく50万円以下で手に入ります。例えば修復歴なし、走行距離1.5万kmの2002年式W20Gが45万円です。しかもよく見ればワンオーナーでナビ付き、さらにバックモニターにETCまで付いています。
こういった程度だけでなく、装備も充実しているプリメーラワゴンが50万円以下で買えるんです。安くてオシャレなステーションワゴンをお探しなら、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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