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今週の注目銘柄:ホンダ フリードスパイク

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■フリードスパイクのラゲージは使い方∞(無限大)
ホンダ フリードスパイク|日刊カーセンサー
2008年5月に登場したコンパクトサイズミニバンのフリード。旧世代に当たるモビリオにもスパイクが設定されていたが、2010年7月、フリードベースのハイトワゴン、フリードスパイクが登場した。

サードシートを廃してラゲージとした結果、リアシートをワンアクションで折りたたむと、最大荷室長が2015mmという大人が余裕で寝転べるフラットなスペースが出現。さらに新採用の反転フロアボードで荷室の高さを変えれば自転車も搭載できるほど、スパイクの荷室は使い方∞のマジカルスペースだ。

エンジンは1.5L直4の1種類でFF車はCVT、4WD車(Giエアロは設定なし)は5ATが組み合わされる。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■低価格車が増加し値落ち傾向
ホンダ フリードスパイク相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 3カ月前の時点での平均相場は181万円付近。
4月の中旬から値落ちが大きくなり、現在は170万円と10万円ほど下がっている
台数 ゴールデンウィーク前後には70台近くまで増えていたが、その後は減少。
現在はピーク時の半数まで台数が減ってしまっている
距離 台数の増加に比例して中古車の走行距離も延びていた。
多走行の中古車が少なくなった影響で3600kmまで減っている
2010年7月に登場したフリードスパイク。登場から間もなく1年を迎えるが、マイナーチェンジや一部改良、特別仕様車などの設定は行われていない。

グレードは装備が簡略化されたCから、HDDナビをはじめ、横滑り防止装置VSA、リア両側パワースライドドアも標準装備したGiエアロまで5グレードが用意されている。しかし中古車で流通しているのは50%を占めるGジャストセレクションとGエアロ、Gの3グレードのみ。相場は135万〜223万円と150万円以下の中古車も増えている。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■人気装備充実の1.5Gジャストセレクション
ホンダ フリードスパイク|日刊カーセンサー ホンダ フリードスパイク 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 20台 139万〜186万円
新車時価格160万円スタートのフリードスパイク。流通している中古車はGジャストセレクション、Gエアロ、Gの3グレードなのでここから絞ることになる。Gは台数が少ない上、装備的なバリューが小さく、Gエアロは現在値上がり中で買い時ではない。結論としては現在値落ち中で流通台数も豊富なGジャストセレクションが狙い目となる。

人気装備のディスチャージヘッドライトをはじめリアのプライバシーガラス、ラゲージのカーゴスポットライトやビルトインテーブルなどフリードスパイクの使われ方に沿った装備が標準となっている。さらにオプションのナビが装着率70%と高いのも見逃せない。左リアのパワースライドドアやリア両側イージークローザー、Hondaスマートキーシステム、イモビライザーが標準装備となるLパッケージ付きならお得度がグーンとアップする。
Text/萩原文博