第154回トヨタイスト 150X スペシャルエディション【見つけたら即買い!?】

カテゴリー: クルマ

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2011/02/16

■スマートエントリーシステムなどを搭載した特別仕様車

2007年7月に登場した現行型から、SUVのテイストを併せもつクロスオーバースタイルのコンパクトカーに生まれ変わったトヨタイスト。全幅が旧型より30mm広がったことで3ナンバーサイズとなったほか、エンジンも1.3L＆1.5Lから、1.5L＆1.8L（2010年8月のマイナーチェンジまで）となるなど、全体的にワンランクアップされています。

全グレードに6エアバッグ（運転席、助手席、両側サイド、両側カーテンシールド）を標準装備。追突時に乗員のむち打ち症を軽減するアクティブヘッドレストも、運転席・助手席に装備されるなど安全面も充実しています。今回はこの現行型イストの特別仕様車「150X スペシャルエディション」をご紹介します。

登場したのは2008年1月。150X・150G・180Gと3種類あったグレードのうち、エントリーグレードの150Xをベースとしています。ベース車同様、4WDモデルもラインナップ。新車時の車両本体価格は172.2万～193.2万円と、ベースモデルの6.3万円高という設定でした。

外観で変更された装備はオートレベリング機能付きディスチャージヘッドランプを採用。さらにキーをポケットに入れたまま、ドアの施錠と開錠、エンジン動作が可能な「スマートエントリー＆スタートシステム」を装備。併せてイグニッションがプッシュ型となり、エンジンイモビライザーシステムも追加されています。

「使いやすさにこだわりぬいた大人系」がコンセプトということで、ボディカラーも厳選。ホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーマイカメタリック、グレーメタリック、ブラックマイカ、ディープアメジストマイカメタリックの5色が設定されています。

2月15日時点で、カーセンサーnetに掲載されている中古車台数は20台。相場は102.9万～159万円ですが、残念ながら4WDモデルは1台もありませんでした。高年式モデルばかりなためか修復歴のある中古車は1台もなく、走行距離も20台中19台が3万km以下、さらに13台は2万km以下と、全般的に低走行となっています。

北米ではサイオンxD、欧州ではアーバンクルーザーとして販売されている現行型イストは、世界的に人気のあるモデル。登場後すぐに登録された車両が、ちょうど最初の車検を迎える時期となるこのスペシャルエディションは、まさに今が狙い時です。興味をもった方は下の検索窓に「イスト 150X スペシャルエディション」と入力してみてください。

Text／渡瀬基樹