オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:トヨタ マークX

icon_popup.gifトヨタ マークXのカタログを見る  icon_popup.gifトヨタ マークXの中古車を探す
■走りもエコ性能もアップしたFRセダン
トヨタ マークX|日刊カーセンサー
アッパーミドルセダンの定番モデルであるマークIIの後継車として、初代マークXは2004年11月に登場。高級セダン伝統のFR(後輪)駆動にこだわりつつ、上質な乗り心地とスポーティな走りを両立。そのDNAを受け継いだ2代目は2009年10月に登場した。

シャーシの見直しなどを行い、初代の魅力をさらにブラッシュアップ。しかもブラッシュアップしたのは走行性能だけにとどまらず、2.5LのV6エンジンはレギュラー仕様となり、10・15モード燃費は13km/Lと燃費性能も向上している。

ミッションは駆動方式を問わず6ATが組み合わされ、装備とスタイリングの異なる3つの個性が用意される。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■低価格車が減少し相場は値上がり傾向に
トヨタ マークX相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 3カ月前の平均価格は277万円。10年12月に250万円まで下がったが、現在は262万円と反発している
台数 ピーク時には60台を超えていたが、現在はやや減少して50台。最新のセダンの中では流通台数は多め
距離 3カ月前の時点では物件の平均走行距離は4000km。
走行距離の延びた中古車が増え、現在は倍の8000kmになっている
2009年10月に登場した2代目マークX。2010年10月に2種類の特別仕様車が設定されただけで、一部改良などは行われていない。流通台数は約50台で、相場は189万~385万円と新車時価格と比較してかなり割安感が高くなっている。

流通量では、エコカー減税の対象車となる250Gリラックスセレクションの2WD車が44%と最多で、次いで最上級グレードの350プレミアム Lパッケージ、250G Sパッケージリラックスセレクションと続く。全体的には2.5L車が探しやすい状況だ。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■HDDナビ装着率90%の250Gリラックスセレクション
トヨタ マークX 250Gリラックスセレクション|日刊カーセンサー トヨタ マークX 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 21台 189万~289万円
新車時価格240万円スタートのマークX。新車でもエコカー減税の対象となる250Gリラックスセレクションが人気。中古車も流通台数が豊富なので狙いはこのグレードでOK。ちなみに250Gとリラックスエディションにおける装備の違いは、助手席が電動のパワーシートかどうかぐらいで装備差は小さめ。

横滑り防止装置のVSCに加えてエアバッグも運転席/助手席/サイド/ニー/カーテンシールドと複数装備され、高い安全性能を誇る。登場してまだ1年が経過したばかりだが、中古車の平均走行距離は1万kmを超えている。その影響もあって新車価格と比較すると値落ち率はかなり大きめ。しかもメーカーオプションの純正HDDナビの装着率は90%と、これだけでも30万円以上もお得。みんなが動き出す需要期前の今が購入のチャンスだ。
Text/萩原 文博