思わず遠くまで出かけたくなる車たち

大分涼しくなってきましたが暑くなく、寒くなく何をするにもいい季節です。もちろん、食べ物の美味しい季節でもありますから、ちょっと出かけてキレイな紅葉を見てご当地グルメに舌鼓を打てば、きっと楽しいひと時が過ごせます。そんなドライブのお供を探してみました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。

第10位は日産キューブ(現行)。コンパクトカーなのにそこそこの広さをもち、不満なくそつなく走る優等生です。平均点ちょっとの性能に、ユニークな左右非対称デザイン、そしてブルドッグのような不細工な可愛さを上手く組み合わせています。「キューブ・マイ・ルーム」というキャッチフレーズがありましたが、ペットのような相棒感覚に"進化"を遂げていると感じます。これからは「キューブ・マイ・ペット」です。ペットと出かける気分でドライブが楽しめます。

第9位はマツダロードスター(現行)。オープンカーでドライブって、ベタ。でも、オープンカーで紅葉のなかを走れば、本当に気分爽快なんです。非日常を味わえるだけでなく、秋の香りが風とともに漂います。人馬一体がマツダの売り文句ですが、本当に車との一体感を楽しめるのもロードスターの魅力。荷重移動してコーナリングする快感、ひいては手足のように反応するライトウェイトスポーツの凄さを感じさせてくれます。と同時に、ドライバーの技量も問われます。

第8位はシボレーコルベット(旧型)。ワイド・アンド・ローというスポーツカーデザインの方程式に忠実なスタイルは、迫力満点。それでいて、滑らかなラインが美しいんです。凹凸の激しい路面では、ボディがワナワナ感じられることもありますが、めくじらを立てる必要もありません。広大なボンネットを前方に見ながら、5.7LのV8エンジンのトルクを味わえば虜になります。思いのほかロングドライブが得意で、遠出して美味しいご飯を食べに行きたくなります。

第7位は日産エルグランド(現行)。大勢で移動できて、高い居住性があって、荷物もたっぷり積めるのがミニバンの魅力です。なかでもエルグランドをオススメするのは、そのコストパフォーマンスの高さからです。3.5L V6エンジンは程良くパワフル。最近は100万円ちょっとで、そこそこの物件が狙えます。エンジンだけでも、50万円分の価値を見出せそうな気がします。ダブルデートにも、家族でのドライブにも使えます。ご当地土産をたくさん積みたいものです。

第6位はフォードエクスプローラー(現行)。アメ車だと思って敬遠していませんか? 静粛性は高く、現代のSUVっぽく低重心でセダン感覚の快適性があります。アメリカではコンパクトSUVらしいですが、日本では十分にビッグサイズ。威風堂々としていて、ちょっと人とは違うSUVを満喫できます。使い勝手もいいですし、100万円ちょとで狙えるのはバーゲンプライス。焚火をしながら秋のバーベキューを楽しめば、思いのほか盛り上がることでしょう。

フォトコレクション

写真:第10位:日産キューブ(現行)|なんでもベスト10

第10位:日産キューブ(現行)

写真:第9位:マツダロードスター(現行)|なんでもベスト10

第9位:マツダロードスター(現行)

写真:第8位:シボレーコルベット(旧型)|なんでもベスト10

第8位:シボレーコルベット(旧型)

写真:第7位:日産エルグランド(現行)|なんでもベスト10

第7位:日産エルグランド(現行)

写真:第6位:フォードエクスプローラー(現行)|なんでもベスト10

第6位:フォードエクスプローラー(現行)

Report / 古賀 貴司