高効率の室内スペース確保し、高い安全性を実現した軽自動車

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OVERVIEWモデル概要

広い生活空間をもったまろやかなフィーリングファミリーカー
当初はワゴンRらと広さ競争を繰り広げていたが、このモデルからは初代ライフが掲げた「広い生活空間をもったまろやかなフィーリングファミリーカー」というコンセプトを現代風にアレンジ。空間効率の追求だけではなく、ほど良さ感を重視した「ハートフル・テクノロジー」をコンセプトとする方向に路線変更を図った。

GRADE VARIATIONSグレードバリエーション

グレード名 トランスミッション ひと言解説
D 4AT 2006年9月まで設定。デビュー当初は最上級グレードで、ハーフシェイドフロントウインドウなどを装備していた
F 4AT デビュー時からモデル末期まで存在した中堅グレード。マイナーチェンジ以前では、最も物件数が多かった
C 4AT デビュー時からモデル末期まで設定。たびたび特別仕様車のベースとなった廉価グレードで、流通量は最も多い
ディーバ 4AT もともとは特別仕様車で、2005年10月にカタログモデルに昇格。エアロパーツを装備し、存在感をアピールする
ディーバターボ 4AT NAのディーバ同様、最初は特別仕様車でデビュー。NAより装備が充実しており、フルオートエアコンなどをもつ

BUYER’S GUIDE購入アドバイス

購入時のチェックポイント
できれば試乗して、コンディションを確認したいもの
軽自動車は日常的に足として使われることが多く、なかには荒っぽく運転されていた物件も存在する。エンジンやトランスミッション、足回りのチェックもしたいので、できる限り試乗させてもらおう。リコールはいくつか報告されているが、特に対象車の台数が多いのは燃料ポンプの不具合。これは、2005年1月~2007年8月に製作された車両の一部に見られる現象なので、下見の際には改善対策が行われているかを整備手帳などで確認してみよう。
狙い目グレード
上級グレードや特別仕様車など
装備に注目して探すべし
改良時の変更点は、装備の追加が中心。年を追うごとにフルオートエアコンやスマートキーなど、利便性の高い装備が採用されている。ライフの相場は年式が新しいからといって大幅にアップするわけではないので、できるだけ新しい年式で選びたい。オススメなのは、2006年に行われたマイナーチェンジ以降のハッピーエディションと、2007年11月に登場したハッピースペシャル。 流通量も比較的多いので探しやすいはずだ。

RIVAL MODELSライバルUカー徹底研究

ライフのライバル3モデルをピックアップ
現行のMRワゴンやeKワゴン、絶版のムーヴラテと各メーカー人気の軽トールワゴンが揃い踏みだ
1.スズキ MRワゴン(現行型)
SUZUKI MR WAGON
2.三菱 eKワゴン(現行型)
MITSUBISHI eK WAGON
3.ムーヴ ラテ(絶版)
DAIHATSU MOVE LATE
スズキ MRワゴン フロントスタイル |人気中古車完全カタログ 三菱 eKワゴン フロントスタイル |人気中古車完全カタログ ムーヴ ラテ フロントスタイル |人気中古車完全カタログ
スズキ MRワゴン インパネ |人気中古車完全カタログ 三菱 eKワゴン インパネ |人気中古車完全カタログ ムーヴ ラテ インパネ |人気中古車完全カタログ
子育てと日常生活を両立する
ママがメインターゲットのモデル
キーレススタートシステムを新たに採用したほか、子供のミルクや化粧品などの小物を置くのに使えるインパネ収納式のスライドボードを設けるなど、ママに便利な機能が数多く採用されている。助手席の背もたれを倒せるので、長尺物が積載しやすく、後席の子供とのコミュニケーションも取りやすくなる。エンジンは直3DOHCで、デビュー当時はターボも存在。トランスミッションは4ATのみとなる。
キープコンセプトながらユニークなアイデアで使い勝手がさらに向上
リア左側には電動スライドドアを設定したほか、インパネや助手席シートバックには、ポケットやフックなどのユーティリティアイテムを自由に付け替えられるマルチポジションユーティリティを採用するなど、より使い勝手が向上している。エンジンは直3SOHCで、派生モデルのeKスポーツにはターボも用意。トランスミッションは4AT、3AT、5MTの3種類で、三菱の軽自動車としては初のインパネシフトを採用している。駆動方式は、全車にFFと4WDを用意。
円やカーブを随所に使った
ゆる~いスタイルが特徴的
愛嬌のあるフロントマスクは、いかにも女性ターゲットといった印象だ。内外装には緩やかなカーブや円モチーフを多用しており、温もりを感じさせるデザインとなっている。2005年6月には、エアロパーツやMOMO製本革巻きステアリングなどを装備したグレード、クールが追加され、より選択肢が広がった。エンジンは直3DOHCで、NAとターボの2種類を用意。トランスミッションは4ATだが、ターボモデルは電子制御式となる。駆動方式は全車にFFと4WDが設定された。
狙い目グレード
ウィットリミテッド
上質装備で買い得感の高い
特別仕様車が狙い目!

エアロパーツを装着したウィット系は、流通量が多くて探しやすい。なかでもオススメはウィットリミテッド。2008年5月に登場した特別仕様車で、本革巻きステアリングやフルオートエアコンといった充実装備が魅力だ。価格帯は90万~120万円と、ライフの予算から大きく外れてはいない。
狙い目グレード
MS
電動スライドドアが標準装備の
このグレードに照準を定めよう

相場はライフとほぼ同じ。流通量が最も豊富なのはMだが、どうせなら電動スライドドアを標準装備しているMSもしくはGSを狙ってみよう。どちらかというとMSのほうが物件数は多く、見つけやすいはず。特に2006年式、2008年式は流通量が多いので、ここに絞って探すのが良さそうだ
狙い目グレード
X
流通量と装備の充実度を考えると
2006年式以前はX、以降はクールVS

2006年6月まで存在したXは、中堅グレードながらフルオートエアコンなどを装備していてオススメ。2006年式以降なら、同様の装備をもち流通量が比較的多いクールVSが◎だ。相場の上限がライフより若干高いのは、2008年式以降に走行距離10㎞前後の未使用車が多いためだ。
文:安藤 眞、ユニットクワトロ