Report / 古賀 貴司

車中心に、もしくはライフスタイル中心に選ぼう

セカンドカーは、使い方によって選び方が変わると思います。車そのものを楽しむ選び方もあるでしょうし、趣味や遊びを念頭に選ぶこともできるでしょう。様々なケースを想定したうえで、10台をピックアップしてみました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。2台所有は思っているほど難しいことではありません!

第5位はマツダボンゴフレンディ(絶版)。「オートフリートップ」という名のテントを備えたモデルがオススメです。いわゆる“純正"モデルながら、キャンピングカー並みの居住性をもっているんです。休日や週末用に大勢乗れて、キャンプまでできる車として使い勝手が抜群に優れています。キャンピングカーのレンタカーって、意外と予約しにくいものです。だからこそセカンドカーとしてもっていれば、自由度が増します。しかも販売年数が長かったので、物件は豊富。

第4位はプジョー306カブリオレ(旧型)。カーライフにおいて、一度はオープンカーを味わっておくべきだと思います。オープンエアで疾走する喜びは、味わった人にしかわからない非日常体験です。毎日の足として活躍できる306カブリオレですが、あえて週末や休日にだけ楽しむセカンドカーにしたほうが“特別"感があります。そろそろ中古車物件の数も少なくなり、相場が安定しつつあります。ボーナスで狙える物件を見つけたら、とりあえず見てみてはいかがでしょう?

第3位はジープラングラー(旧々型)。元祖オフロードマシンであるラングラーは、とにかくワイルド。ソフトトップモデルだから、オフロードだけでなくオープンエアまで楽しめるんです。オンロードでの走りは、現在のクロカンとは比較にならないほど原始的。それでも非日常を味わえるという意味において、セカンドカーとしてグッドチョイスでしょう。普段は控えめな人が、週末や休日はワイルドに変身。ライフスタイルまで変えてくれそうな、セカンドカーです。

第2位はトヨタセンチュリー(旧型)。週末や休日を優雅に過ごせる、セカンドカーです。本当は現行モデルをオススメしたいのですが、ボーナスの平均支給額を上回ってしまいます。そこで旧型をオススメしてみました。V8エンジンの基本設計は古く、期待するほどパワフルではありません。軽くて大きいロック・トゥ・ロック、しっかり踏み込まないと利かないブレーキ(乗る人にショックを感じさせない)、どこまでもフラットライドを保とうとする足回り、いずれも独特な味わいです。

第1位はトヨタハイエースバン(旧型)。使い方は、あなたの想像力次第です。バイクを積むもよし、カートを積むもよし、BBQセットを積むもよし。あらゆる趣味に対応できるフレキシビリティを備えています。商用車として様々な業種の人が使っているくらいですから、当たり前ですよね。それでいて海外での需要が高いため、下取り価格がゼロになる心配がありません。シートポジションやステアリング位置が乗用車っぽくないので、運転すると驚くほどワクワクします。

フォトコレクション

写真:第5位:マツダボンゴフレンディ(絶版)|なんでもベスト10

第5位:マツダボンゴフレンディ(絶版)

写真:第4位:プジョー306カブリオレ(旧型)|なんでもベスト10

第4位:プジョー306カブリオレ(旧型)

写真:第3位:ジープラングラー(旧々型)|なんでもベスト10

第3位:ジープラングラー(旧々型)

写真:第2位:トヨタセンチュリー(旧々型)|なんでもベスト10

第2位:トヨタセンチュリー(旧型)

写真:第1位:トヨタハイエースバン(旧型)|なんでもベスト10

第1位:トヨタハイエースバン(旧型)