Report / 古賀 貴司

男性が乗ると嫌味っぽい車でも、女性ならバッチリ

女性がカッコよく見えるポイントの一つに、“想定外”の車を選択をしているときがあげられます。ギャップにそそられるのは男女ともに共通することなのです。そこで、意表をついたスポーティ感だったり、ボリューム感だったり、ラグジュアリィ感だったり、ということを念頭に選んでみました。と同時にコストパフォーマンスも考慮しています。どこぞの輸入品バッグが100万円以上する昨今、車なんて安いものではないでしょうか。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。愛妻や愛娘にもオススメできます。

第5位はM・ベンツSL(旧型)。かつて1000万円オーバーの超高級オープンカーも、今では200万円弱で程度の良いものが狙えます。しかも現行モデルだった頃に比べて“ギラギラ”した雰囲気が薄れ、ちょっぴりノスタルジック。ステアリングを握れば“違いのわかる女性”を演出できます。実際、運転してみると10年以上も前の車とは思えない、しっとりとした上質感が味わえるはず。男性としては、髪の毛を風になびかせながら運転してもらいたいものです。

第4位はトヨタセルシオ(絶版)。女性が高級車を運転している姿に、男性は様々な思いをめぐらすものです。それが奥様風だろうと、お嬢様風だろうと。アナタがどんなタイプの女性であろうと、セルシオのステアリングを握っていたなら注目の的になること間違いなし。かつての高級車は、今でも高級感たっぷりです。おまけにトヨタだけに維持費はかなりリーズナブル。ちょっとした国産コンパクトカーを新車で買うくらいなら、思い切ってセルシオを狙ってみては?

第3位はポルシェ911(旧型)。“ポルシェに乗る女性”というフレーズだけで、グラッときそうなほどインパクトが強いです。ポルシェといえば男性の多くが憧れる、スポーツカーです。そんな憧れに乗る女性は、おのずと憧れの対象になります。女性のイメージは、おのずと車とダブって「俊敏」がキーワードになってきます。何事もメリハリが利いていそうです。裏を返せばポルシェ乗りを口説くには、そんな女性に負けないリードする力が重要になってくるでしょう。

第2位はアウディS6(旧型)。見た目こそ控えめなミドルクラスサルーンですが、本当に「羊の皮を被った狼」という表現がぴったりな一台です。0→100km/h加速は5秒強。そんじょそこらのスポーツカーよりも速いんです。見た目とは違うギャップを隠し持っている女性に乗ってほしいです。例えば複数車線の道路の信号で並んで、ロケットダッシュを決めてくれたら…、担当者は惚れます。

第1位はアルファロメオアルファ166(現行)。オススメの理由は安さと見た目。この値段で、これほどエレガントで、これほど唯我独尊なスタイルをした車はないかもしれません。着こなし上手のモデルさんのような女性に乗ってもらいたい一台。それでいて車同様、ちょっと“天然”な部分も残されていると安心できます。この166の初期モデル、おそらく世界で唯一、2000年問題でカーナビがバグりましたから。小回りが利かないことに閉口するでしょうが、運転を上達させそう。

フォトコレクション

写真:第5位:M・ベンツSL(旧型)|なんでもベスト10

第5位:M・ベンツSL(旧型)

写真:第4位:トヨタセルシオ(絶版)|なんでもベスト10

第4位:トヨタセルシオ(絶版)

写真:第3位:ポルシェ911(旧型)|なんでもベスト10

第3位:ポルシェ911(旧型)

写真:第2位:アウディS6(旧型)|なんでもベスト10

第2位:アウディS6(旧型)

写真:第1位:アルファロメオアルファ166(現行)|なんでもベスト10

第1位:アルファロメオアルファ166(現行)