子育てのパートナーベスト10≪後編≫ 【なんでもベスト10】
カテゴリー: クルマ
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2009/05/18
高級車だって使い倒しちゃえばいいんです!
さすがに2ドアクーペはオススメできませんでしたが・・・、子育て中だからって車選びに遠慮は要りません。あえてミニバンではなくても使い勝手が良く、個性の演出にも役立つ車をピックアップしてみました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。それにしても中古車って楽しいものです。限られた予算でも、あんな車やこんな車が狙えるんですから。個人的には、あえてかつての高級車を子育てに使うってオシャレに感じます。
第5位はクライスラー300C(現行)。ちょいワルでクラシカルな雰囲気をもった300Cは、日本に輸入されているアメ車としては久々のヒットだったように思います。プラットホームはM・ベンツの旧型Eクラスと共通だったことから、走りの良さもウケた要因かもしれません。お母さんがこんなちょいワルのセダンを乗りこなしていたら、ファンキーだと思います。ヤンチャっぽいんだけど根はマジメ、という車の性質に似合う人にオススメ。もうちょっと安くなって欲しいです。
第4位はジャガーXJ(現行)。200万円台前半から狙えるのは、日本だけじゃないでしょうか。現行型で、この相場は奇跡的です。エレガントでスポーティとはありきたりな表現ですが、歴代XJのなかで最もライバルたちに劣らない性能の持ち主だと思います。フルサイズセダンなので使い勝手に文句はないでしょうし、誰もが羨ましがるようなファミリィ像が思い浮かびます。差別化が図れるばかりか、良いモノを若いうち(両親も子供も)から知ることができるでしょう。
第3位はプジョー1007(現行)。子持ちの友人に聞くところによるとスライドドアは開口部が広いし、子供がドアを勢いよく開けて隣の車を傷つけることもない、というのが魅力だそうです。国産コンパクトミニバンがこぞってスライドドアを採用しているのは、こんなユーザーの声を反映しているようです。しかし、担当者としては王道よりも、ちょっとハズした車をオススメしたいんです。というわけで、1007。プジョーが国産車並みの使い勝手を考えて作った車です。とにかく個性的。
第2位はホンダエディックス(現行)。前席に3人座れる、というだけでオススメです。フィアットムルティプラをオススメしようと思ったのですが、さすがにMTのみは辛いでしょう。というわけでエディックス。子供を真ん中に乗せ、運転席と助手席に両親って光景、ほんわかします。コンパクトボディだから取り回しはすこぶる良好ですし、軽量ボディゆえに走りは軽快です。販売台数が多いので希望に合うパッケージ(オプション装備やボディカラー)が選びやすいでしょう。
第1位はトヨタセルシオ(絶版)。100万台前半で狙えるフルサイズセダンでは、最高の実力車だと思います。究極まで突き詰められた静粛性、快適性は今でも現役レベルです。そりゃコンパクトカーに比べれば燃費も悪いし、維持費は多少余分に掛かります。しかし、得られるカーライフはゆとりあるものです。子供も小さいうちに高級車に慣れ親しんでおけば、大きくなってからの審美眼が養われます。100万円台で狙える国産最高級セダン、いい選択肢だと思います。