孤高のJeep【カーセンサーEDGE 9月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
2021/07/27
他のSUVとは異なる味、孤高のオフローダー「Jeep」
大人も子供も、そのブランド名を聞けば「背中にタイヤを背負ったクロカンSUV」を思い描く、それがJeepです。
1940年代、アメリカ陸軍が使用した軍用モデルを起源とし、常に「悪路走破性」「高い耐久性」が求められてきました。
その後、徐々に実用性を高めたモデルが開発され、1960年代にワゴニア、1970年代にチェロキー、1980年代になると初代からの伝統を受け継ぐCJシリーズの名前がラングラーになりました。現在は、コンパクトなレネゲードなどもラインナップされています。
そして、Jeep創設時の理念「どこへでも行ける、なんでもできる」は、味の「濃い」「薄い」はありますが、今もすべてのモデルにしっかりと受け継がれています。
現在、SUVはその人気から車種が豊富です。ただ、良くも悪くもすべてが快適で、個性が際立つモデルは意外に少なかったりします。しかし、Jeepは見た目、乗った印象ともに他とはまったく違う味が楽しめます。
その分かりやすい例が、5ドアモデルを追加し、近代化が図られたことで一気に人気モデルに上りつめたラングラーです。昔ながらの四角くゴツゴツしたフォルム、本格オフローダーとしての4WD性能やサスペンション構造、悪路での周囲確認がしやすいような基本設計など、JeepのDNAを最も濃く継承しています。初めて乗る人は硬めの乗り心地やシンプルで大味なインテリアに戸惑うかもしれません。しかし、その乗り味はJeepの大きな武器ですし、車内デザインも極寒の地で手袋をはめていても操作が可能なように、ダイヤルなどを大きめにしているという理由のある機能美なのです。
快適性ならグランドチェロキーやチェロキー、日常の扱いやすさならレネゲード、本格派ならラングラー。好みや用途に合わせてその味の濃さが選べるように、カーセンサーEDGE 9月号ではJeepブランドを総力特集します。ぜひ、自分のライフスタイルに合ったサイズ、味、年代のJeepを探してみてください。