ニジマスを炭火でじっくり焼きマス!自然の中でレジャー&グルメを楽しめる足利の「名草釣堀」
カテゴリー: ドライブ
タグ:
2015/08/26
朝飯を抜いた腹ペコ状態でニジマスの釣り堀へ到着!
小学生の頃、筆者の周りで大人気のレジャーといえば、釣りだった。学校の近くに川が流れていたこともあり、放課後には釣り道具を担いでフナやコイを釣りに行ったものである。また、休みともなるとちょっと遠出して、渓流にニジマスなんかを釣りに行くこともあった。そのとき食べたニジマスの塩焼きの美味かったこと。そういえば、もう何年もニジマスなんか食べていない。ホックホクの塩気のきいた身をガブっと……じゅるりっ……なんだか無性に食べたくなってきた。
というわけで、編集部で暇そうにしていたたけだ氏を誘い、ニジマス釣りで有名な栃木県足利市の「名草釣堀」へ向かうことに。筆者たちは東北自動車道から北関東自動車道に入ったが、関越自動車道を経由するルートもある。足利ICを降りて、10分ほど県道を進むと、次第に山道へと変わってくる。足利ICから約15分、東京からだと計1時間半ほどで、目的地の「名草釣堀」に到着した。
山の中の少し開けた場所にあるこの釣堀は、ルアー用の釣り堀とエサ釣り用の釣り堀が用意されていて、奥の建物では食事をすることもできる。釣ったニジマスは1匹250円で持って帰ることもできるが、400円払えばその場で焼いてもらって食べることもできるそうだ。
優雅にニジマス釣りでも楽しみたいところだったが、実は筆者もタケダ氏も120%ニジマスを味わうために、朝から何も食べておらず超空腹だった。すぐに「マス焼き定食」(税込700円)を注文。釣りをしながら少年時代の思い出に浸るほどの余裕はなかったのだ。
「名草釣堀」は約40年前に創業し、2年ほど前から、今のご主人である前田宏之さんが引き継いだのだとか。人気メニューはやはり「マス焼き」(税込400円)で、+300円でご飯と味噌汁と小鉢を付けて、「マス焼き定食」にすることもできる。営業は年中無休で、やはりGWやお盆休みなどは多くのファミリーで賑わうそうだ。ご主人のオススメの時間帯は昼のピークが過ぎた14時過ぎ。このくらいになると、空き始めるので、のんびりと釣りや食事を楽しむことができるそうだ。
軒先にはご主人らスタッフがマスをさばいて焼くスペースがあり、手際よく魚を処理しては次々と炭火で焼いていく。火を強めに、遠火で焼くのがニジマスをうまく焼くコツなのだとか。休日ともなれば1日に200匹以上も焼きあげるとのこと。う~ん、こりゃ大変だ。しかし、このマス焼き目当てに訪れる常連さんも少なくない。エリア別だと、栃木県からは館林のお客さんが多く、他にも埼玉や都内からの訪れるお客さんもいるとか。
焼きあがるまでは15分ほど。お腹を鳴らしていると、魚が焼き上がり、定食が運ばれてきた。うひょ~、美味そう!
絶妙な火加減でこんがりと焼かれたマスがなんとも食欲をそそる。この艶かしいまでの“くねっ”としたラインがたまりません。箸でもモソッとほぐして、白く輝く身をひと口。ホクホクとした歯ざわりと、ちょうどいい塩加減に感動。ちょっと、これ、本当に美味い! 焼きマスをおかずに、ご飯がもりもり進む。ご主人いわく、醤油をちょっとだけ垂らしても美味いとのこと。さっそく実践。香ばしい焼きマスと醤油の香りがベストマッチ。これもいいね!
あっという間に定食を平らげた筆者たち。これ、自分で釣ったニジマスだったら、もっと感動するかもしれない。釣り竿を借りることもできるので、ファミリーでお越しの際は、お父さんにぜひニジマスを釣りまくってもらいたい。ご主人によると、釣り糸を垂らせば誰でも釣れちゃうらしいので、お子さんにカッコイイところを見せるチャンスかもしれない。
【名草釣堀】
住所:栃木県足利市名草上町2384
営業時間:
[平日]午前10時30分~午後5時
[土・日・祝]午前9時~午後5時
[ナイター(ルアーフィッシング)]午後5時~午後9時
定休日:なし
※2015年8月31日時点の情報です。上記は変更される可能性があります。ご了承ください
※その他、詳細は公式HPをご覧ください。