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月に車両を走らせる!?アウディの無人月面探査プロジェクト参画が話題
月に車両を走らせる!?アウディの無人月面探査プロジェクト参画が話題
2015/07/06
▲アウディ・コンセプト・デザインスタジオが外装を手掛け、アウディのノウハウが随所で活用された月面探査機
総額3000万ドルの賞金をめぐり、世界の科学者が挑戦中
2007年に始まった「Google Lunar X Prize(グーグル・ルーナー・エックス・プライズ)」というコンテスト。「Lunar」は月を表す英語の形容詞で、要はGoogleの創業者が立ち上げたXプライズ財団が主催しGoogleがスポンサーを務める、民間による無人月面探査のコンテストです。
「月面に着陸」「着陸後500mの自律走行」「映像を地球へ送信」というのが優勝条件。その他、「アポロ計画で月面に残された機器を撮影して地球へ送信する」「月面で夜を過ごす(月面の夜は14日周期でやってきて、温度は-170度にもなるそう)」「月面で氷や水を見つける」といったミッションも設けられています。そして用意された賞金は、なんと総額で3000万ドル(約32億円)です。
世界各国から参加者が集まり、当初は34チームがコンテストに参加していました。しかし、原稿執筆時点(2015年7月3日時点)で残っているのは22チームだそう。日本チームは当初、日欧混合チームとして参加していましたが、現在は日本単独チームとして活動中です。
そんな中、ドイツチーム「パートタイム・サイエンティスツ」(アルバイト科学者たち、という意味のネーミング)にアウディが協力する、という話題が飛び込んできました。
アウディが車両開発において培ってきたクワトロ技術(4WD)や軽量化技術、電子制御などのノウハウが活用できるはず、と協力を申し出たんです。民間による無人月面探査自体、面白いコンテストですし、月面探査機を本当に走らせることができればアウディにとってはプロモーション活動の一環としてもメリットが見いだせる、と算段したのでしょう。
アウディは上記のノウハウ以外、月面環境を想定した環境下での試験や信頼性の確保に協力。また、今回披露された月面探査機のデザインはドイツ、ミュンヘンにある、アウディ・コンセプト・デザイン・スタジオが手掛け「Audi lunar quattro」と命名されたそうです。「クワトロが走る場所は地球だけにとどまらない」なーんてキャッチコピーの広告も想像に難しくありません(笑)。
▲月面に着陸した後は太陽電池を“日光浴”させて充電し、月面探査に出かけHD画像を地球へ送信するのがミッション
パートタイム・サイエンティスツはITコンサルタント、ロバート・ボーメ氏が率いるチーム。現在35名のエンジニア(ドイツ、オーストリア、アメリカ出身)で構成されています。特に、アメリカ・フロリダから参加するジャック・クレンショーはNASA出身で、宇宙技術の最先端を知る人物なので注目度が高いです。
また、企業や団体のサポーターはアウディ以外にNVIDIA社、ベルリン工科大学、オーストリア・スペース・フォーラム(OeWF)、そしてドイツ航空宇宙センター(DLR)などが名を連ねています。残された時間はあと約1年半。引き続き、その動向を追いかけてみます。
ちなみに日本チーム、サポーターの顔ぶれが3社(IHI、JIG-SAW、三越)しかない模様……。日本の自動車メーカーの参加にも期待したいところです。読者の皆さん、いかがでしょう?
【関連リンク】
- パートタイム・サイエンティスツの紹介
(Audi Mission to the Moon – Part-Time Scientists|Youtube)
- 月面探査機について
(https://www.youtube.com/watch?v=kH1k-rKALnc&feature=youtu.be|Youtube)
- アウディによる月面探査機デザイン模様
(Audi Mission to the Moon – Designing the Rover|Youtube)
text/古賀貴司(自動車王国)
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「月面に着陸」「着陸後500mの自律走行」「映像を地球へ送信」というのが優勝条件。その他、「アポロ計画で月面に残された機器を撮影して地球へ送信する」「月面で夜を過ごす(月面の夜は14日周期でやってきて、温度は-170度にもなるそう)」「月面で氷や水を見つける」といったミッションも設けられています。そして用意された賞金は、なんと総額で3000万ドル(約32億円)です。
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世界各国から参加者が集まり、当初は34チームがコンテストに参加していました。しかし、原稿執筆時点(2015年7月3日時点)で残っているのは22チームだそう。日本チームは当初、日欧混合チームとして参加していましたが、現在は日本単独チームとして活動中です。
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そんな中、ドイツチーム「パートタイム・サイエンティスツ」(アルバイト科学者たち、という意味のネーミング)にアウディが協力する、という話題が飛び込んできました。
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アウディが車両開発において培ってきたクワトロ技術(4WD)や軽量化技術、電子制御などのノウハウが活用できるはず、と協力を申し出たんです。民間による無人月面探査自体、面白いコンテストですし、月面探査機を本当に走らせることができればアウディにとってはプロモーション活動の一環としてもメリットが見いだせる、と算段したのでしょう。
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アウディは上記のノウハウ以外、月面環境を想定した環境下での試験や信頼性の確保に協力。また、今回披露された月面探査機のデザインはドイツ、ミュンヘンにある、アウディ・コンセプト・デザイン・スタジオが手掛け「Audi lunar quattro」と命名されたそうです。「クワトロが走る場所は地球だけにとどまらない」なーんてキャッチコピーの広告も想像に難しくありません(笑)。
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また、企業や団体のサポーターはアウディ以外にNVIDIA社、ベルリン工科大学、オーストリア・スペース・フォーラム(OeWF)、そしてドイツ航空宇宙センター(DLR)などが名を連ねています。残された時間はあと約1年半。引き続き、その動向を追いかけてみます。
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ちなみに日本チーム、サポーターの顔ぶれが3社(IHI、JIG-SAW、三越)しかない模様……。日本の自動車メーカーの参加にも期待したいところです。読者の皆さん、いかがでしょう?
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<li><a href="https://youtu.be/_huU_-cm5eA" rel="nofollow" target="_blank">パートタイム・サイエンティスツの紹介</a><br />
(Audi Mission to the Moon – Part-Time Scientists|Youtube)</li>
<li><a href="https://youtu.be/kH1k-rKALnc" rel="nofollow" target="_blank">月面探査機について</a><br />
(https://www.youtube.com/watch?v=kH1k-rKALnc&feature=youtu.be|Youtube)</li>
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「月面に着陸」「着陸後500mの自律走行」「映像を地球へ送信」というのが優勝条件。その他、「アポロ計画で月面に残された機器を撮影して地球へ送信する」「月面で夜を過ごす(月面の夜は14日周期でやってきて、温度は-170度にもなるそう)」「月面で氷や水を見つける」といったミッションも設けられています。そして用意された賞金は、なんと総額で3000万ドル(約32億円)です。
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世界各国から参加者が集まり、当初は34チームがコンテストに参加していました。しかし、原稿執筆時点(2015年7月3日時点)で残っているのは22チームだそう。日本チームは当初、日欧混合チームとして参加していましたが、現在は日本単独チームとして活動中です。
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そんな中、ドイツチーム「パートタイム・サイエンティスツ」(アルバイト科学者たち、という意味のネーミング)にアウディが協力する、という話題が飛び込んできました。
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アウディが車両開発において培ってきたクワトロ技術(4WD)や軽量化技術、電子制御などのノウハウが活用できるはず、と協力を申し出たんです。民間による無人月面探査自体、面白いコンテストですし、月面探査機を本当に走らせることができればアウディにとってはプロモーション活動の一環としてもメリットが見いだせる、と算段したのでしょう。
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アウディは上記のノウハウ以外、月面環境を想定した環境下での試験や信頼性の確保に協力。また、今回披露された月面探査機のデザインはドイツ、ミュンヘンにある、アウディ・コンセプト・デザイン・スタジオが手掛け「Audi lunar quattro」と命名されたそうです。「クワトロが走る場所は地球だけにとどまらない」なーんてキャッチコピーの広告も想像に難しくありません(笑)。
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<p>パートタイム・サイエンティスツはITコンサルタント、ロバート・ボーメ氏が率いるチーム。現在35名のエンジニア(ドイツ、オーストリア、アメリカ出身)で構成されています。特に、アメリカ・フロリダから参加するジャック・クレンショーはNASA出身で、宇宙技術の最先端を知る人物なので注目度が高いです。
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また、企業や団体のサポーターはアウディ以外にNVIDIA社、ベルリン工科大学、オーストリア・スペース・フォーラム(OeWF)、そしてドイツ航空宇宙センター(DLR)などが名を連ねています。残された時間はあと約1年半。引き続き、その動向を追いかけてみます。
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ちなみに日本チーム、サポーターの顔ぶれが3社(IHI、JIG-SAW、三越)しかない模様……。日本の自動車メーカーの参加にも期待したいところです。読者の皆さん、いかがでしょう?
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<li><a href="https://youtu.be/_huU_-cm5eA" rel="nofollow" target="_blank">パートタイム・サイエンティスツの紹介</a><br />
(Audi Mission to the Moon – Part-Time Scientists|Youtube)</li>
<li><a href="https://youtu.be/kH1k-rKALnc" rel="nofollow" target="_blank">月面探査機について</a><br />
(https://www.youtube.com/watch?v=kH1k-rKALnc&feature=youtu.be|Youtube)</li>
<li><a href="https://youtu.be/0KkePJBSCuU" rel="nofollow" target="_blank">アウディによる月面探査機デザイン模様</a><br />
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<h3>ロードスターのソフトトップは座りながら素早く開閉できる</h3>
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<br />
<br />
「青コ~ナ~、原点回帰1トン切り、オープン2シーターの夜明け、新型ロードスターND(エヌディ~)」
<br />
<br />
「赤コーナー、1パウンド。日傘雨傘兼用、マツダ謹製スカイアクティブ・アンブレラ~」
<br />
<br />
<b>実況</b>:実況を担当します、編集部、たけだです。前代未聞、ロードスターのソフトトップが速いか、傘が速いか、開閉タイム2本勝負の始まりです。本日は解説に、元NA(初代ロードスター)乗りのブンタさんにお越しいただいております。さて、ブンタさん、本日の勝負、どちらが有利でしょうか。
<br />
<b>解説</b>:圧倒的に傘が有利ですね。とはいえ、それほど勝敗にはこだわらないほうがよいと思います。
<br />
<b>実況</b>:と、いいますと?
<br />
<b>解説</b>:そもそもソフトトップと傘のどちらが速いかなんてナンセンスですからね。
<br />
<b>実況</b>:それを言ってしまうと元も子もないような気がしますが……
<br />
<b>解説</b>:これほどウエイト差がある勝負ですから。階級無視もはなはだしいですよ。NDは着座姿勢のまま開閉するのはハンデですし、NAでこれをやろうと思ったら、カラダの筋をおかしくしてしまって運転に支障さえ出ましたからね。
<br />
<br />
</p>
<h3>カーン!第1ラウンド「雨が止んだ際の動作(幌のオープンvs傘のクローズ)」対決</h3>
<p><b>実況</b>:さぁ、第1ラウンドが始まりました! おっと~! ロードスターは頭上センターのロックを解除すると同時に、左右のウインドウが下がったように見えました! これはいきなりの反則技ということになりませんか?
<br />
<b>解説</b>:ソフトトップとウインドウが干渉しないように、NAの時代は自分で開け閉めしなくちゃならなかったんですが、これはワザありですね。レギュレーション上もまったく問題ありません。
<br />
<b>実況</b>:おっと、アンブレラは意外に手こずっています。どうしたんでしょうか。
<br />
<b>解説</b>:ストラップがマジックテープで留まっているんですが、ここ一番という場面で手こずる……。ありがちです。
<br />
<b>実況</b>:おっと~! ロードスターはすでにソフトトップが頭上を越えた~~~!
<br />
<b>解説</b>:ここからが速いですよ。
<br />
<b>実況</b>:パチッとソフトトップを押して、おっと何のロックもしていないように見えるがこれでいいのか~。完了なのか~? 同時に傘も開いた~!
<br />
<b>解説</b>:センター部分をパチッと押すだけでロックされるようになっているんです。
<br />
<b>実況</b>:5.75秒! 第1ラウンドはまさかのロードスター勝利!とんでもない番狂わせ。これはどういうことなんでしょうか?
<br />
<b>解説</b>:新型ロードスターは全体的にコンパクトになりましたよね。実はフロントウインドウの上端も後退させているんです。そのためルーフトップの面積が小さくなって、全体の重量が軽くなっていることが主要因ですね。
<br />
<br />
</p>
<div class="taC mB10">
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲【動画】新型ロードスターvs傘の開閉バトル『雨が止んだら~編』</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>※スマートフォンで見ている方で、第1ラウンドを動画で見たい場合は<a href="https://www.youtube.com/watch?v=mU8cvQL9xPo&feature=youtu.be" target="_blank">コチラ</a>
</p>
<h3>カーン!第2ラウンド「雨が降ってきた際の動作(幌のクローズvs傘のオープン)」対決!</h3>
<p><b>実況</b>:第2ラウンドは、急に雨が降ってきたというシチュエーションでの対決です。おっと、ロードスターは閉めるのに5.81秒かかりました! わずかに傘の方が速かったように思えましたが、これは審議入り……しませんね。<br />
<b>解説</b>:はい、傘がわずかに速かったですね。この対決は傘の勝利です。<br />
<b>実況</b>:ロードスターの敗因はなんだったのでしょう?<br />
<b>解説</b>:そもそも傘と対決したことでしょうか。ソフトトップが傘と開閉時間を競うような時代が来るとは誰も想像していなかったわけですから。とはいえ、これは名勝負でした。
<br />
<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_30367/roadster_softtop_2.jpg" width="600" alt="▲次は雨天時の動作(幌のクローズと傘のオープン)を比べてみました。ソフトトップを閉じるのは開けるのより、ほんの少しだけ手間取りました。しかし、それでも驚異的な速さなのは間違いありません" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲次は雨天時の動作(幌のクローズと傘のオープン)を比べてみました。ソフトトップを閉じるのは開けるのより、ほんの少しだけ手間取りました。しかし、それでも驚異的な速さなのは間違いありません</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<div class="taC mB10">
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</div>
<p>※スマートフォンで見ている方で、第2ラウンドを動画で見たい場合は<a href="https://www.youtube.com/watch?v=v1RGxoCdNo0&feature=youtu.be" target="_blank">コチラ</a>
</p>
<p><b>実況</b>:第1ラウンドはロードスターの勝利。第2ラウンドは傘の勝利となりました。<br />
<b>解説</b>:1勝1敗でドローですね。ロードスター、ロドースター、ドロースターっていうくらいですから。<br />
<b>実況</b>:……お後がよろしいようで。実況はたけだ、解説はブンタさんでお送りいたしました!<br />
<br />
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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[description] => アメリカの自動車サイト「Cars.com」が面白い調査結果を発表しました。お題は「アメ車指数」です。ここ数年、続けられている調査でアメリカで生産・販売されている車のアメ車指数を測ってランキングにする、というものです。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲北米ではベストセラーカーとして名を馳せるミディアムセダンのカムリですが、実は……</span>
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<h3>もう国別の属性は時代遅れかも</h3>
<p>グローバル化が進んだ今でも「日本車」「アメ車」「ドイツ車」という単語は使われ続けています。でも、もはや○○車と呼んだところで、その国で作られているとは限りません。某有名ソフトドリンクのように、いわゆる地産池消こそが会社経営において理(利にも)に適っているからです。
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それでも一般的には自動車メーカーが誕生した場所に「属性」を見出し「○○車」と呼びたがるものです。グローバル化がいくら進んだところで、実は人間は属性を見出したがるのかもしれませんね。
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そんな中、<!-- short sentence start -->アメリカの自動車サイト「Cars.com」が面白い調査結果を発表しました。お題は「アメ車指数」です。ここ数年、続けられている調査でアメリカで生産・販売されている車のアメ車指数を測ってランキングにする、というものです。<!-- short sentence end -->
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アメ車指数と聞いてシボレー コルベット、フォード マスタング、キャデラック エスカレードといった、様々なアメリカ車の名前が思い浮かんだことでしょう。しかしコレ、乗り味がアメリカン、ワイルドさがアメリカンなどといった感覚的なものではないんです。
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なんと、アメリカで生産・販売される車のアメリカ製パーツの使用率でランキングが作成されているんです。しかも、このランキングの選考にあたっての前提条件として自動車構成部品の75%以上がアメリカ製であること、となっています。
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5年前の同調査では、この前提条件をクリアする車は29台あったそうですが、今回はなんと……たったの9台。自動車生産台数は増えていますから、この結果はそれだけ輸入パーツが増えたことを意味しています。まさにグローバル化です。
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さて、当のランキングは下記のとおりでした。
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1位:トヨタ カムリ<br />
2位:トヨタ シエナ<br />
3位:シボレー トラバース<br />
4位:ホンダ オデッセイ<br />
5位:GMC アカディア<br />
6位:ビュイック エンクラーバ<br />
7位:シボレー コルベット<br />
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念のために販売台数ではなく生産台数で調べてみても、2位と3位が入れ替わっただけで、あとは同じ結果となりました。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ほぼ毎年のようにアメ車指数トップを維持しているトヨタ カムリ。貿易摩擦軽減のための涙ぐましいトヨタの努力の結果では? なお、写真はアメリカで放映されたカムリのCMの1シーンです</span><!-- nodisplay end -->
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<p>このランキングを見ると、かつてアメリカ議会でトヨタリコール問題関連の公聴会がひらかれた際、エレノア・ホームズ・ノートン議員から飛び出した質問が思い出されます。
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ノートン議員が「本当はアメリカ車を買いたかったんだけど、市販されているハイブリッド車はカムリハイブリッドしかなかった。今後、リコールされることはないと言い切れるか?」と質問。
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これに対して当時の北米トヨタの稲葉社長は「まず言わせてください。カムリハイブリッドはアメリカ車です。パーツはアメリカで調達され、生産もアメリカでされています」と応戦。
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しかし、ノートン議員はやや“キレ”気味に「だから何よ? トヨタのバッジつけてんだから日本車でしょ! それともアメリカで作ってるから、(リコール問題について)アメリカ人が悪いってこと?」って議論がどんどんズレていきました。
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<p>実際には、どんなアメ車よりも“アメリカン”だったんですけどね、当時から……。もはや国名で属性を分類するのではなく、自動車メーカー名を用いるべきなんでしょうね。
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="https://www.cars.com/articles/the-2015-american-made-index-1420680649381/" rel="nofollow" target="_blank">Car.comのランキング</a></li>
<li><a href="https://youtu.be/4xL8MVIpgjM" rel="nofollow" target="_blank">アメリカで販売されているトヨタ カムリのCM</a></li>
<li><a href="https://youtu.be/fRDXWQORxH4?t=14m44s" rel="nofollow" target="_blank">アメリカ議会でのトヨタリコール公聴会の模様</a></li>
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<div class="author">text/古賀貴司(自動車王国)</div>
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