海外では日本車の人気が上昇中!?
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2013/02/01
日本車が世界的に好調だ。自動車大手メーカー8社の2012年世界生産台数の合計が約2468万台(前年比18.6%増)に達した。マツダと三菱を除く、6社が最高生産台数を更新している。
中でも勢いがあったのはトヨタ。世界生産台数は873万6529台(同26.1%増)で、リーマンショック前の2007年の853万4690台を超え過去最高。世界販売台数も871万7000台(同22.8%増)を記録した。
さらに、ダイハツ、日野などを含めたトヨタグループとしては世界生産台数が990万9440台 (同26.1%増)と1000万台の大台の目前まで迫った。世界販売台数は974万7762台(同22.6%増)で、2011年1位のゼネラル・モーターズと2位のフォルクスワーゲンを抜き、2年ぶりに世界1位に返り咲き。こちらも2007年の約936万台を上回り、過去最高の販売台数となった。
2011年と比べ、伸びしろが大きかったのはホンダ。世界生産台数は411万857台で、前年の290万9016台と比べ41.3%増加している。2008年に記録した最高生産台数の395万7381台(2008年)を約15万台以上も上回った。
2013年は、第2次安倍内閣が打ち立てる円安政策の影響を受け、より生産と販売が加速されることが予想される。このまま円安が進めば、各日本メーカーへの強い追い風となる。日本車の好調はまだまだ続きそうだ。
※各データはトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、スズキ、三菱、ダイハツの自動車メーカー8社による「2012年の生産・販売・輸出実績」各メーカー調べの実績値)を参照