▲3年連続ミニバン販売台数1位を獲得した日産 セレナ! シンプルなデザインも魅力の一つ! ▲3年連続ミニバン販売台数1位を獲得した日産 セレナ! シンプルなデザインも魅力の一つ!

あの人気のセレナ(現行型)の平均価格が3ヵ月で20万円下がっている!!

2011年~2013年まで3年連続でミニバンの販売台数1位となった現行型日産 セレナ(8人乗り、排気量2000㏄)の平均価格が3ヵ月でなんと20万円(約200万円→約180万円)近く下がってきています。

現行型セレナの中古車市場流通量が3ヵ月で300台近く増えてきており、価格が下がってきたのは主にその影響だと考えられます。価格が下がり、選べる在庫の数が増えている現状は、圧倒的に買いの状況ではないでしょうか!?

これからも下がり続けるかで言うと、そうではないように感じています。流通量も2月から右肩上がりだったものが5月に入り少し下がってきていますので、もともと人気車であるだけに、また上がる可能性がないとも言えない状況です。

▲掲載台数の増加とともに、平均価格が大幅に下落しています。※カーセンサー調べ ▲掲載台数の増加とともに、平均価格が大幅に下落しています。※カーセンサー調べ

絶対にハイブリッド車がいいという方以外は、ガソリン車がオススメ!!

5月中旬のカーセンサーnetで調べてみると、ガソリン車であれば、総額100万円前後で買えるものも出てきています。掲載台数も多く揃っていますので、好みの色や装備など満足いくものが選べそうです。人気のハイウェイスターも、最低価格が総額116万円~、100万円に少し色を付ければ手の届く価格から選べるようになっています。

一方、ハイブリッド車は、まだ値段が高いのが現状となっています。総額150万円を超えるものが多く、ガソリン車と比べてしまうとどうしても高く見えてしまいます。しかし、ミニバンの同クラスでハイブリッド車がそもそも貴重なので、同じく人気のトヨタ ヴォクシー ハイブリッドモデルが総額200万円以上ということを考えると、ハイブリッドミニバン狙いの方にとっては、これまたお値打ちであることには変わりないように感じます。とはいっても、ハイブリッド車とガソリン車の燃費の差は最大でも4.4km/L(JC08モード)。年間1~2万km走行するような一般家庭の場合、車両の50万円の差を燃料費で埋めるには、10年以上かかってしまいますので、どうしてもハイブリッドがいいという方以外はガソリン車がオススメです。

▲ハイブリッド車やハイウェイスターなど使い勝手の良さはそのままに選べる選択肢も豊富 ▲ハイブリッド車やハイウェイスターなど使い勝手の良さはそのままに選べる選択肢も豊富

セレナが3年連続No.1だったその魅力は!?

セレナが人気だった理由をカーセンサーに寄せられるクチコミから探ってみました。寄せられたクチコミでなんといっても多かったのは、後部座席のシートアレンジの自由さでした。ミニバンユーザーはファミリーが多いですが、ファミリーの車の使い方は日々様々に変化します。普段使いと、レジャーや旅行の遠出など用途は様々、子供の送り迎えでたくさん人を乗せたり、バーベキューの荷物を乗せたり、シートアレンジが思いのままにできることのメリットは思った以上に大きそうです。

他にも、燃費性能や運転のしやすさなど、ファミリーの特にママが気になるポイントを押さえた1台に仕上っていることが、3年連続No.1を達成した要因のようです。

 

▲後部座席用のモニターにてDVDやTVが閲覧可能になっていて、運転中、お子さまが飽きないようになっていることもママにとってはうれしい ▲後部座席用のモニターにてDVDやTVが閲覧可能になっていて、運転中、お子さまが飽きないようになっていることもママにとってはうれしい
▲後部座席をフラットにすれば、簡易ベッドに早変わり。遠出の際、パーキングなどでちょっと一休みなんてことも楽々! ▲後部座席をフラットにすれば、簡易ベッドに早変わり。遠出の際、パーキングなどでちょっと一休みなんてことも楽々!
text/編集部
photo/尾形和美・篠原晃一