9月に誕生する“第3のエコカー”に新技術を搭載!

ダイハツ e:Sテクノロジー i-EGRシステム|日刊カーセンサー
ダイハツ工業は、9月発売予定の新型軽自動車に採用する低燃費技術「e:S(イーエス)テクノロジー」を公開しました。

この「e:S(イーエス)テクノロジー」を搭載することで、JC08モード燃費でガソリン車唯一となる30km/Lを達成。ハイブリッドに迫る燃費性能を実現しながらも、最廉価モデルは80万円を切る価格を実現する予定です。

開発にあたり、エンジン/トランスミッション/ボディ構造など既存技術に対し、あらゆる面から躍進的な改良を行うことで、エネルギー効率を最大化し、約40%の燃費向上を実現しました。

e:Sテクノロジーの具体的な技術としては、燃焼効率の向上とエネルギーロスの低減を極めた新エンジンや、動力伝達効率をさらに向上させたCVTが採用されています。これに合わせて、骨格部材の見直しや高張力鋼板の効果的な配置などにより、60kgもの軽量化を実現しています。

また、アイドリングストップ機構である「eco-IDLE」に、時速7km/hからエンジンを停止させる「停車前アイドリングストップ機能」を新採用。減速エネルギー回生機能付の「エコ発電制御」と合わせて、驚きの低燃費を達成しています。

e:Sテクノロジーを採用した軽自動車が、ハイブリッドカーや電気自動車に続く、“第3のエコカー”として、今後の大きな注目を集めることは間違いありません。「誰もが乗れる」エコカーから目が離せない!

  • ダイハツ e:Sテクノロジー エコ発電制御|日刊カーセンサー
  • ダイハツ e:Sテクノロジー 停車前アイドリングストップ機能|日刊カーセンサー

エコ発電制御は、減速時の車両の運動エネルギーをオルタネーターが電気エネルギーに変換して、バッテリーに回生する機能を進化させたもの(左)
停車前アイドリングストップ機能は、減速時に車速が7km/h以下になるとエンジンを停止し、アイドリングストップ時間を増加させ、燃費を向上させる(右)

Text/カーセンサー編集部