▲家族にぴったりなダイハツ タント(2代目)。手前はカスタム ▲家族にぴったりなダイハツ タント(2代目)。手前はカスタム

軽でも室内は広いんです

「軽自動車はせまい」。そんなイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。いえいえ、それは一昔前の話。今は軽自動車といえども、室内はかなり広々としている車がたくさん出てきています。家族4人でのお出かけもゆったり過ごすことができます。

今回はそんな広々軽自動車の中でも「お得」という観点から、家族での街乗りに最適なダイハツ タント(2代目)をご紹介します。なかなか価格が下がりにくい軽自動車ですが、今なら70万円以下で良い状態の車が買えちゃうんです。

たくさんの収納スペースで、車内の使い勝手はピカイチ

2代目タントは2007年12月に登場。特徴は何といっても、家族でのお出かけをよく考えて作られているところ。ママや子供たちが使いやすいような工夫が随所にされています。

まずは、冒頭でも触れた室内の広さ。タントは室内長2160mm×室内幅1350mm×室内高1355mmで、同時期の代表的なコンパクトカー、2代目ヴィッツ(室内長1855mm×室内幅1390mm×室内高1270mm)と比べるとその広さが分かるかと思います。助手席側はピラーレス(ミラクルオープンドア)を採用しているので、開口幅は最大で1480mm。大きな荷物を積んだり、子供の乗り降りが楽にできます。

もう一つ、家族で使うための工夫がされているのが、車内の使い勝手の良さ。例えば、助手席は背もたれを前にたためば便利なテーブルに早変わりします。車内で休憩中にちょっと軽食をとる際に役立ちます。

そして、カーセンサーnetのユーザーの口コミで絶賛されているのが収納スペースの多さです。運転席まわりだけでも、ハンドルの奥にティッシュボックスなどを収納できるアッパーボックス、ハンドル下部分にはポケットティッシュやカードが入るホルダーの付いたアンダートレイ、助手席側にもCDが7枚収納できるアッパーボックスが付いています。さらに、後部座席には子供のおもちゃや飲み物が収納できるキッズポケットが付いています。

この他にも多くの収納スペースがあり、ごちゃごちゃしがちな車内もすっきりとさせることができます。子供がいるとどうしても荷物が多くなりますし、こうした使える豊富な収納はママたちにとっては嬉しいですよね。

▲助手席側はセンターピラーレスなので、荷物の積み降ろしも楽々できます ▲助手席側はセンターピラーレスなので、荷物の積み降ろしも楽々できます
▲助手席をたためば簡単なテーブルに。長いドライブでは休憩などで役立ちそうですね ▲助手席をたためば簡単なテーブルに。長いドライブでは休憩などで役立ちそうですね
▲ハンドルの奥にはティッシュボックスなどを収納できるアッパーボックスが。他にも至る所に収納スペースがあり、物が散らからずにすみます ▲ハンドルの奥にはティッシュボックスなどを収納できるアッパーボックスが。他にも至る所に収納スペースがあり、物が散らからずにすみます

現行型の相場下落が2代目に影響

そんな家族でのお出かけにオススメなタントですが、3代目である現行型の登場から2年以上が経過したこともあり、流通量が2500台を突破。相場も下がり始め、比較的お手頃価格で狙えるようになりました。

フロント部分の顔がかっこいいカスタム系は高値安定でしたが、最安値帯では総額60万円を切るものも出てきました。ただし、総額70万円以下の低価格物件は走行距離が多いため、低予算&状態重視なら標準車をメインに探すのも一つの手でしょう。

家族にぴったりの2代目タント、ぜひお得にゲットしてくださいね。

▲1月末時点でのグラフ。ゆるやかに平均価格(折れ線グラフ)が下がっています ▲1月末時点でのグラフ。ゆるやかに平均価格(折れ線グラフ)が下がっています
text/ゆきだるま(編集部)
photo/篠原晃一、ダイハツ工業、編集部