新型スープラも登場! 1月開催最後のデトロイトモーターショー
2019/01/29
![▲例年どおり、デトロイトのコボセンターにて行われたデトロイトモーターショー。今回のプレスデーでは、2020年開催ショーについてのプレスカンファレンスも行われた ▲例年どおり、デトロイトのコボセンターにて行われたデトロイトモーターショー。今回のプレスデーでは、2020年開催ショーについてのプレスカンファレンスも行われた](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_00_Tobira.jpg)
極寒のお正月デトロイト開催も今年が最後
1月12日(プレスデー)から27日にわたって行われた、北米国際自動車ショー(通称デトロイトモーターショー)2019。
すでに一部の報道にもあるように、いままでの毎年1月開催から、2020年からは6月開催に変更となる。
6月はデトロイトのベストシーズンとされている。
さらには6月初旬にインディーカーレースのデトロイトグランプリが開催され、その直後の6月8日の週からデトロイトモーターショーを開催、その後は大花火大会が行われ、6月のデトロイトをイベントづくしにしようという目算のようだ。
ただ、6月という開催時期は気になるところだ。
イヤーモデル制を採用するアメリカでは、9月がエンドイヤーとなる。
ある業界関係者は、6月という時期が中途半端すぎるので、デトロイトで初披露となるモデルはいまより数が少なくなるので、いままでのようなスタイルでショーを開催するのは難しいでしょうとのことだった。
6月への開催変更は、GM(ゼネラルモーターズ)の強い要望があったとも聞いている。
ここのところはGM、フォード、FCAなど、地元アメリカンブランドのショーへの消極的姿勢も目立っていただけに、仕切り直しによりどこまで存在感を見せてくれるのか。
2020年のデトロイトモーターショーが気になるところだ。
そんな背景もあり、いささか寂しい出品となったが、2019年のショーは、なんといってもトヨタ スープラの復活がトピックだ。
他にも注目のモデルを紹介していく。
![▲ついにトヨタのフラッグシップスポーツ、スープラが完全復活を果たした。BMWとの共同開発により、17年ぶりのご帰還となる。設定されるエンジンは、2L直4と3L直6でいずれもツインスクロールターボとなる](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_01_TO_Supra.jpg)
![▲レクサスは、LCのコンバーチブルのコンセプトモデルを展示。オープンカーのニーズが高い、LAモーターショーではなく、真冬のデトロイトで発表というのが、逆に注目を浴びていた。クーペと比べても不自然さはなかった](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_02_LE_LC_Convertible.jpg)
![▲デトロイトモーターショー直前にネバダ州ラスベガスで開催された世界最大の家電ショー『CES』で初披露されたレクサスの実験車両がここデトロイトにも登場。ベースはLS500hで、2つの自動運転システムの開発で活躍する](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_03_LE_TRI_P4.jpg)
![▲レクサスの2ドアクーペ、RC Fの改良と同時に追加発表され、限定生産となるモデルがこのトラックエディション。カーボンファイバー製のフロントスプリッターは、軽量化とともにダウンフォースも高める効果も](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_04_LE_RC_Ftrack.jpg)
![▲ニッサンインテリジェントモビリティを体現したEVのスタディモデルとして発表された、IMsコンセプト。2+1+2というユニークなシートレイアウトが採用される。搭載される高性能モーターは、360kw/800N・mを発生](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_05_NI_IMs.jpg)
![▲インフィニティが提案する電気自動車のSUVスタディが、QXインスピレーションコンセプトだ。広々としたラウンジのようなインテリアが魅力。電気自動車の関心が低い当地だからこそお披露目したのだろうか](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_06_IN_QX_Inspiration.jpg)
![▲スバルは、STIコンプリートカーの最高峰モデルとなるSシリーズの米国市場向けバージョンを発表。WRX STIをベースにエンジンや足回りを専用開発したSTI S209は、2019年内に米国内で限定販売予定](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_07_SB_STI209.jpg)
![▲キャデラックは人気のSUV、XT5の兄貴格にあたるXT6をショー開催直前にワールドプレミアさせた。アメリカでは売れ筋の3列シートをもつ、多人数乗車可能なフルサイズクロスオーバーSUVとなる](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_08_CA_XT6.jpg)
![▲フォード GTクーペの技術が採用された、2020年モデルのシェルビーGT500。5.2L V8は、700ps以上の出力を発生。特筆すべきは、トランスミッションにデュアルクラッチが採用されたこと。フォード魂は健在](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_09_FO_Mustang.jpg)
![▲ショー直前の1月9日にデビューした次期型フォード エクスプローラー。最大のトピックは、駆動方式がFFから新規のFRプラットフォームに改められたところだ。ガソリン車に加え、ハイブリッドもラインナップ](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_10_FO_Explorer.jpg)
![▲エクスプローラーがベースのポリスインターセプターもフルモデルチェンジが実施される。3.3L V6ベースのハイブリッド、3Lターボ、3.3L V6など、複数のユニットを採用。駆動方式はAWDのみとなる](http://wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63793/NAIAS_2019_11_FO_PoliceIntercepter.jpg)
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