ビンテージモデルが欲しい!? 8月に行われた「オートモビルカウンシル2016」を振り返ってみた
カテゴリー: レース&イベント
タグ: トヨタ / マツダ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / プジョー / シトロエン / フィアット / ランチア / ハッチバック / クーペ / オープンカー / ロードスター / カブリオレ / コンバーチブル / 目立つ / かっこいい / シロッコ / 356 / 205 / 2000GT / ゴルフ / カルマンギア / カルマンギアカブリオレ / コスモスポーツ
2016/09/09
展示車両をその場で販売するユニークなショー
ビンテージモデルが欲しいとは言っても、やはりビンテージですから中古車市場にたくさん溢れているわけではありません。本気で購入するとなると、車を探すのも扱っている専門店を探すのも大変……。
そんな人のために、8月に初開催された「オートモビルカウンシル2016」という自動車ショーを振り返ってみます。本イベントは国内外の自動車メーカーやヘリテージカーを扱うショップが貴重な車を多数展示。しかも、展示車の多くに「プライスタグ」が付けられおり、気に入った車があればその場で商談して実物を購入できるという珍しい試みも行われました。実際、このショーでかなりの車が売れたという話です。
そこで今回はショーで見つけた、頑張れば手が届きそうなモデルを紹介します! この中には実際に売れたものも含まれていますが、相場の参考にもなるので会場で付けられていたプライスも掲載します!
ゴルフ2の名店として知られる「スピニングガレージ」
カーセンサー本誌、およびカーセンサーnetで連載している「Bosensor」でも取り上げた、ゴルフの専門店であるスピニングガレージ。今回のショーでは、ゴルフ2やシロッコなど4台を展示していました。その中から2台紹介しましょう! なお取材時にまだ車両にプライスボードが付いていなかったため、販売価格は不明です(ゴメンナサイ・・・・・・)。
フランス車で困っている人を助けたいがモットーの「原工房」
原工房の原社長はプジョーがローバージャパンによって輸入されていた時代からプジョーに関わっている人物。現在でもプジョーを中心にルノーやシトロエンも扱う、フランス車の老舗です。会場にはホットハッチの人気モデルと80年代後半に発売されたプジョーの上級モデルを展示していました。
珍しいフランス車も多く扱う「L.F.A.」
かつてフランスに存在したシムカやシトロエンのレアなモデルを展示していたL.F.A.は欧州仕様のフランス車やビンテージなフランス車を得意としています。
1950年代~70年代のビンテージカーを得意とする「ワールドヴィンテージカーズ」
広島に本社を置くワールドヴィンテージカーズはイタリアンビンテージを数多く扱ってきた、創業40年を越える老舗です。「オートモビルカウンシル2016」では1950年代から1970年代までの珍しいモデルを展示していました。
フォルクスワーゲン タイプ1の名店として知られる「フラット4」
1938年から2003年まで65年にわたり製造され、世界中で愛されたビートルことフォルクスワーゲン タイプ1。日本でも人気の高いこのモデルは多くの専門店が存在します。東京・目黒にあるフラット4はそんなタイプ1の超有名店。タイプ1以外にも多くのビンテージVWを扱っています。
京都にあるビンテージシトロエンショップ「アウトニーズ」
アウトニーズはシトロエン好きの中では超有名なショップです。ハイドロ・ニューマチック・サスペンションならではの船のような乗り心地はビンテージシトロエンならではの魅力。会場にはシトロエン SMと3台のシトロエン DSが展示されましたが、すべて売約済みになったそうです。
ショップとファンの距離が近いこのイベントが大きく育っていくことを願って
第1回だった今年の「オートモビルカウンシル2016」は、ショップの展示車両が約80台でした(メーカーの展示は約30台)。規模としては決して大きいものではないですが、その分ヘリテージカーファンがゆったり見学できる、ショップと来場者の距離が近い素敵なイベントだったと思います。展示車両をその場で買えるという新しい試みがいい形で広がり、出展するショップも増えてイベントがさらに盛り上がることを期待したいですね。
ちなみに会場では一般庶民にとっては夢のまた夢というモデルもすぐ近くで見ることができました。最後に夢のスーパーモデルを3台紹介しましょう!
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- アウトドアブームの過熱を引き金に、規格外に車内が広い車の注目度が上がる!?
- 【トヨタ タンクの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- SUVじゃなくていいじゃない! この夏、「キャンピングGT」に乗ろう!【カーセンサー8月号】
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(前編)
- 【試乗】新型 日産 ノート|市販モデルではプロトタイプのネガ部分が消え、スタビリティの高さが際立った
- 【フェルディナント・ヤマグチ×編集長 時事放談】自動車業界と半導体について(中編)
- 次期クラウンの開発事情
- VIP=セダンの時代は終わった!? ラージサイズミニバンの2列4人乗り仕様で、極上の贅沢を味わおう
- 植田圭輔さんが、真っ赤なポルシェで緑の中を駆け抜ける!