メルセデス・ベンツ日本は6月8日、メルセデス・ベンツのサービス技術を競う世界大会「グローバル・テックマスターズ2014」に向けた国内最終選考会「テックマスターズ ジャパン2014」を開催。世界大会に送り込む日本チームのメンバー6人を決定した。

「グローバル・テックマスターズ」はドイツのダイムラーAGが主催している大会で、メンテナンスにおける個々の技術能力だけでなく、顧客対応力やチームワークなどを競う。

テックマスターズ ジャパン2014は、世界大会と同様の「サービス・アドバイザー」部門と「故障診断士」「システム・テクニシャン」「メンテナンス・テクニシャン」の各部門に加え、メルセデス・ベンツ純正部品のエキスパートを対象とした「パーツ・コンサルタント」部門が今回から新設された。

出場者は、約1200名がエントリーした4月の一次審査を突破した60名の精鋭。各部門の出場者からなる5人1組のチームで(※成績は個人評価)、故障箇所と顧客のニーズをヒアリングするところから、診断と修理、そして顧客への説明および提案を行なうまでの実技試験に臨み、知識と技術、顧客対応力を競った。

日本代表チームは各部門の優勝者である下記の6人で構成され、今後はチームワーク醸成を目的とした特別トレーニングを経て、11月にドイツで開かれる世界大会に出場する。車の顧客サービスといったジャンルでの世界大会、日本人の「おもてなし」がどこまで通用するのか、結果に注目したい。

【日本チームメンバー(敬称略)】
サービス・アドバイザー部門:及川仁(メルセデス・ベンツ仙台青葉)
故障診断士部門:梅本哲之(メルセデス・ベンツ千葉園生)
システム・テクニシャン部門:縄田大樹(メルセデス・ベンツ千葉園生)
システム・テクニシャン部門:寺田康広(メルセデス・ベンツ京都南)
メンテナンス・テクニシャン部門:田崎将史(メルセデス・ベンツ熊谷)
パーツ・コンサルタント部門:大森教雄(メルセデス・ベンツ中野 豊島サービスセンター)

メルセデス・ベンツのサービス技術を競う世界大会「グローバル・テックマスターズ2014」への出場が決まった6人の日本代表

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メルセデスの整備についてはある意味本場であるドイツの強豪を相手に、日本代表のサービス技術がどこまで通用するのか要注目

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