4月に入りスーパーGTやスーパーフォーミュラ、スーパー耐久シリーズなどの日本のビッグレースが続々開幕。あわせて週末になると一般の人も参加できるモータースポーツイベントやドライビングレッスンなども行われる季節になってきた。サーキットを走りたいという車好きにとっても待ちに待ったシーズンの到来! そんな中、マツダはマツダ車に乗っている人に一層の「走る歓び」を体感してもらおうと、ドライビングレッスンや参加型モータースポーツイベントへの協賛を強化していくことを発表した。

マツダは現在、車を構成する各技術を磨き上げる「SKYACTIV(スカイアクティブ)テクノロジー」を各車に積極導入している。SKYACTIV=低燃費というイメージを持っている人も多いと思うが、ボディやシャシー、ミッションなどを緻密に練り上げてゆくため、走りの質感が大幅に向上している。

2011年6月にSKYACTIVエンジンをデミオに搭載後、2012年2月にはエンジン、シャシー、ボディ、ミッションすべてにSKYACTIV技術を搭載したCX-5がデビューした。

さらにアテンザとアクセラにはロードスターのような軽快なシフトワークを楽しめるSKYACTIV-MT搭載車もラインナップされている。いまや日本で販売される新車のMT比率はわずか1.5%(2011年 自販連調べ)。しかし、アテンザではディーゼルモデルを選ぶ人の約1割、アクセラでも約1割がMTを選んでいる。スカイアクティブならではの走りの良さをMTで楽しもうと考えている人が多いのだろう。

そんな人たちのためにスポーツドライビングの体験機会を提供できたらというマツダの心配りが今回の協賛強化。もちろんMTモデル以外でも参加可能だ。 サーキット走行未経験者にも楽しんでもらえるドライビングレッスンは富士スピードウェイ(静岡県)と岡山国際サーキット(岡山県)で開催。モータースポーツイベントは、「マツダファン・サーキットトライアル」「マツダファン・エンデュランス(マツ耐)」「ロードスター・パーティーレースⅡ」が全国のサーキットを転戦する形で行われる。

もちろん街中でもマツダらしい軽快な走りを味わうことは可能だが、せっかくならサーキットで思う存分走らせてみたい!と感じている人も多いはず。これを機にサーキットデビューを目論んでみるのはいかが?

ナンバー付き車両によるワンメイクレースの草分け的な存在であるロードスター・パーティーレースⅡ。現在は40台ほどがエントリー

ナンバー付き車両によるワンメイクレースの草分け的な存在であるロードスター・パーティーレース。現在は40台ほどがエントリーしている

ショートストローク化と軽量・コンパクト化で心地よい変速を実現したSKYACTIV-MT。スポーツ走行を楽しみたい人からの支持が高い

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