4月17日(木)~19日(土)に、近畿地区最大級の福祉機器総合展示会「バリアフリー2014」が開催される。20回目となる今回、自動車メーカーではトヨタ、日産、ホンダ、ダイハツがそれぞれの福祉車両を出展する。使い勝手や乗り降りのしやすさを実車で確認できるイベントだけに、福祉車両を検討している人は注目だ。

トヨタは、先日登場した新型ヴォクシー/ノアの車いす仕様車をはじめ、ラクティスやハイエースの車いす仕様車を展示。そのほかにもプリウスαやヴォクシー/ノア、ポルテの助手席リフトアップシート車やアクアの助手席回転シート車など計9台を用意している。

日産は、車椅子ごと乗せられるセレナ チェアキャブ スロープタイプやリフタータイプ、NV200バネット チェアキャブ スロープタイプのほか、ノートやデイズルークスの助手席スライドアップシート車も展示する予定。また、福祉施設でのニーズに応える車両なども計6台を用意している。ちなみにデイズルークスの助手席スライドアップシート車は今夏に発売予定。販売前に実車をチェックできる絶好の機会となる。

ホンダは、N-BOX+の車いす仕様車と介助リフトを装着した車を展示。ほかに、オデッセイ、フリードハイブリッド、フィットハイブリッド、ステップワゴンの助手席またはサイドリフトアップシート車、フィットハイブリッドとN-WGNの助手席回転シート車など計10台を用意している。N-BOX+の介助リフトとフリードハイブリッドに装着された乗降アシスター装着車は、他社にはない便利装備だけに、ぜひ一度体感してみることをオススメしたい。

ダイハツは、タント スローパーやタント ウェルカムシート、ムーヴ フロントシートリフト、アトレー スローパーをラインナップ。ムーヴ フロントシートリフトは従来より低価格で装備できる点が評価され、2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞した車だ。また、タント スローパーとタント ウェルカムシートはそれぞれ2台ずつ展示される予定で、計6台が用意される。

「バリアフリー2014」の会場はインテックス大阪。複数のメーカーの福祉車両を一度に確認できる貴重なイベントだけに、お近くの方は、ぜひ訪れてみては?

■第20回 バリアフリー2014

会期:2014年4月17日(木)~19日(土)
開催時間:10:00~17:00
会場:インテックス大阪
住所:大阪市住之江区南港北1-5-102
入場料:無料

トヨタヴォクシー/ノアの車いす仕様車。スロープが3列目シートの下に収納できるのが特徴。収納方法なども実車で確かめておきたい

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この夏に発売予定の日産デイズルークスの助手席スライドアップシート車。広い室内を活かした回転&昇降シートをいち早く体験できる

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ホンダN-BOX+に用意された介助リフト。力の弱い人でも1人で車椅子の人を介助できる便利グッズ。実際に使って確かめよう

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テレビCMで話題のダイハツ タント ウェルカムシート。ムーヴ同様に低価格での装備を実現した福祉車両だ

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