ワクワクが止まらない車の未来! CEATEC JAPAN 2013
2013/10/18
10月1日~5日に行われたアジア最大級の映像・情報・通信の展示会、CEATEC JAPAN。近年、自動車メーカーも参加しており、車に関する注目の新技術が紹介されるようになった。上の写真はテレビや新聞で話題となった日産が発表した自動運転車のデモ走行。車内カメラの映像を見ると、ドライバーがハンドルから手を離しているのにハンドルが右に切れているのがわかる
CEATEC JAPAN 2013で見つけた未来の車たち
マツダの「ヘッドアップ・コックピット」。ステアリングの奥にある透明なボードに右左折の指示などを表示できる。他にもスマートフォンのコンテンツをBluetooth経由でモニターに表示したり、インターネットラジオが聴ける「マツダ・コネクト」を展示。どちらも新型アクセラに搭載予定だ
ARナビが話題のパイオニアは、さらにその技術を進化させ、写真のように車のフロントウインドウの手前に結像させる技術を開発中。ナビにルート案内させると、目的地までの距離や速度、見通しの悪いカーブなどでの対向車情報などをARスカウターがなくても表示できるようになる
ステアリングの奥にあるスピードメーターは空中に結像した映像。もちろん手を伸ばしても映像をすり抜けてしまう。同じ技術を使った空中に浮かんでいる料理のレシピ映像では、ページをめくる動作に合わせて映像のページもめくれる。こうした技術が車の未来を変えていきそう
三菱電機が出品していた真ん中が半球体、周囲はすり鉢状の車載ディスプレー。こちらも未来のインテリアを変える技術。つまり凹凸や曲面などあらゆる形状に映像を表示できるというもの。それだけインテリアデザインの自由度が高まる。2017年の市販化を目指しているという
インテルは、iOSやAndroid OSに次ぐ第3のモバイルOSとして注目されている「Tizen」の可能性を紹介。ドライバーの運転データから、熟練度を診断して自動車保険の等級に反映させるというもの。近い将来、運転の上手い下手で保険料が異なってくるのかも!?
こちらも「Tizen」の可能性のひとつ。Facebookなどのデータから解析した情報を元に、好みのお店情報などがナビ上に表示されるというもの。他にもスマートフォンで再生している映像や速度メーターなどをモニターに同時に映し出すなど、Tizenの可能性を感じさせるデモがあった
ホンダは多数のスマホアプリを展示。例えばドライブシーンに合わせて萌え声でラジオのようにトークや音楽を聴かせてくれる「ROAD DJ」や、愛犬のアバターがドライブ先のレストラン情報などを収集してくれる「Honda Dog」など、合計7つのアプリを展示
NTTドコモはカーナビアプリ「Drive Net」の進化版を展示。助手席や後席の人が手持ちのスマートフォンでお店を検索し、その地図情報をタップするだけでナビ代わりに使用しているタブレットに情報が転送されて、目的地に設定できるというもの
ワクワクが止まらない車の未来! CEATEC JAPAN 2013/旬ネタ