VW スペースアップ!

VWが提案するニュースモールが4ドアに進化

フランクフルトモーターショーでVWが提唱する「ニュースモールファミリー」の第一弾、「up!」が公開されてから6週間、その第2弾「space up!」が早くも登場。初お披露目となったspace up!は、up!に比べサイズが拡大。全長は230mm長くなり、それに伴いホイールベースも拡大されている。
さらにup!が2ドアなのに対し、space up!は4ドア。リアドアには1対2の分割開閉式の観音開きが採用されている。サイズを超えた居住空間を有する点も大きな魅力で、この背景にはエンジンをリヤに搭載するといったレイアウトの工夫が大きく寄与している。
インテリアのハイライトはシート。ベンチシートを採用したリアシートには、2座の一体型チャイルドシートを内臓。使用時は座面をひっくり返すだけといった画期的な手法が採られている。また乗員の体格に合わせて自然に形状が変化するエアロフォーム材が4座すべてに内臓されており、快適性も大きく向上している。
VW スペースアップ! リアスタイル
↑全長3680mm×全幅1630mm×全高1540mm。リアは観音開きで、長尺ものは最大2.8mまで収納可能という

VW スペースアップ!インパネ
↑運転席以外はすべて取り外し可能。2つのモニターで車速、燃料系からナビ、電話、インターネット画面などを表示

VW スペースアップ! 観音開きドア
↑ラゲージルームは、シートを倒すことで最大1005Lのスペースが広がり、フロントカーゴスペースを使用すれば2.8mの長尺物も収納が可能となる