トヨタ i-REAL

未来の乗り物は、もう目の前にある

PM、i-unit、i-swingと続いてきたトヨタのパーソナルモビリティ。そのスタディ最新版として登場したのがこのi-REALで、その名にあるように今回はより現実味を強調しているようだ。
フロント2輪、リア1輪の作りは、歩行者エリアではホイールベースを短くすることで専有スペースを小さくでき、周囲の歩行者や障害物に対応できる。また車両エリアでは、ホイールベースを長くすることで低重心化し、走行安定性を高める。
周辺監視センサーを備えているので周囲に人などを検知すると乗員に音や振動で伝えることも可能。車両後部に備えられたディスプレイは、右左折などの自車の動きを表示することで、周囲の交通と違和感なく溶け込むことが目的だ。
いずれも「まもなくやってくる未来」に現実味を与える機能である。
トヨタ i-REAL サイドスタイル
↑走行モード時には、後ろの車輪が後方に移動し、重心を低くすることでスムーズな走行が可能になる