日産 インティマ

新世代モダンリビングはアーティスティック?

日産が提唱するモダンリビングコンセプトをさらに発展させたものだというインティマ。ということはティアナの次期モデルを見据えたものかと勘ぐってしまうが、現段階では不明。
ともあれ、その室内に目を向けると現行ティアナより数段進化したモダンな造形に圧倒される。「アートに積極的に取り組むことで」リラックス感を演出したというインテリア。センターコンソールは波形に曲線を描き、インパネやドアトリム、天井にいたるまで間接照明が設定された。
また、ドアが観音開きとなるショーモデルでは、助手席が80度回転してパッセンジャーをエスコートするという機能が映える。
スタイリングに目を移すと、こちらもかなり凝っている。ルーフからリアへと流れるラインはクーペ的な美しさを感じさせ、かといって優美さだけの車かというとそうではなく、とくにフロントの面構えは男性的な豪快さを持ち合わせるという不思議なエクステリアデザインだ。
日産 インティマ リアスタイル
↑まるでクーペかと思わせるほど流麗なリアスタイルは、目に入った瞬間に“ハッ”とさせられほど美しい

日産 インティマ インパネ
↑センターコンソールの形状やドアグリップに透明な部材を取り入れることで、今までにない表情を作り出した

日産 インティマ 観音開き
↑観音開きのドアを大きく開いた室内からも、アートな質感を十分に感じることができる