インプレッサの最高峰 Sシリーズの最新モデル「S206」が発売

[ 市販車 ]
東京モーターショー2011 スバルインプレッサ S206|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 スバル インプレッサ S206 リア|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 スバル インプレッサ S206 インパネ|日刊カーセンサー

スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(以下STI)は、インプレッサWRX STIの4ドア車に独自の仕様と装備を施したコンプリートカーS206を発売。S206はこれまでにSTIが企画したS204、R205などと同様に、インプレッサWRX STIをベースに走行性能をさらに向上させ、内外装にも専用パーツを奢った特別仕様車だ。

STIコンプリートカーの中で最高峰モデルとなる「S」シリーズの主な改良点は、ベースモデルからのボディとエンジンのチューニングが中心となる。足回りにはモデル専用のビルシュタイン製ダンパーやSTI製のコイルスプリングを採用。加えて、フレキシブルタワーバーやドロースティフナーを装着することで直進安定性を高めつつ、正確かつ素早く曲がれる高いコーナリング性能を実現した。

エンジン回りではピストンやコンロッド、クランクシャフトなどの重量バランスを最適化し回転フィーリングを高めた専用エンジンに、同じく専用のボールベアリングターボやECU、スポーツマフラーなどを装備。レスポンスの向上と低中速域でのトルクのアップを実現している。

外装にはフロントアンダースポイラー、フロントフェンダーアウトレットグリル、トランクスポイラーを採用し、空力性能を向上させている。また、内装には高級本革巻きステアリングやRECARO製バケットシートなど装着し、高級感を演出。フラッグシップとしてのたたずまいと質感の実現を果たしている。

販売台数は2012年5月7日受注分までの限定300台で、価格は540万7500円。なお、ニュルブルクリンク24時間レースでのクラス優勝を記念し、カーボンルーフや専用ドライカーボン製リアスポイラーなどを追加装備した「NBR CHALLENGE PACKAGE」も100台限定で設定されたが、すでに販売予定台数に達し受注は終了している。

東京モーターショー2011 スバル インプレッサ S206 ホイール|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 スバル インプレッサ S206 エンブレム|日刊カーセンサー