ル・マンを組み込んでのFIA世界耐久選手権にハイブリッドでシリーズ参戦

トヨタ レーシングハイブリッド|日刊カーセンサー
トヨタ自動車株式会社が、2012年からFIA(国際自動車連盟)世界耐久選手権に参戦することを発表しました。FIA世界耐久選手権は2012年から再スタートする選手権で、ル・マン24時間耐久レースの主催者であるACO(フランス西部自動車クラブ)が、24時間レース以外にル・マンシリーズとして欧/米/アジアで開催していた耐久レースを、FIA合意のもと一つのシリーズ戦にしたものです。

これにより、ル・マン24時間耐久レースは世界耐久選手権の一戦として組み込まれ、そのほかに欧/米/アジアでレースの開催が予定されています。


トヨタはこのシリーズに、レーシングハイブリッドを搭載した写真のプロトタイプ(試作)車での参戦を計画しています。2012年は、ル・マン24時間レースと数戦に参戦予定で、チーム名やドライバーといった具体的な体制に関しては、今後発表されます。

ル・マン24時間耐久レースは、毎年6月にフランスで行われているレースで、1991年にマツダが日本車として初の総合優勝に輝き、トヨタ自動車は1999年に総合2位を獲得しています。現在はアウディやプジョーがディーゼルエンジンのマシンでしのぎを削っていますが、この戦いにトヨタがハイブリッドでどう挑むか楽しみです。

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Text/カーセンサー編集部