東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

スバル技術の粋を結集させたGTコンセプト

スバル ハイブリッドツアラー コンセプト フロントスタイル|日刊カーセンサー
スバル ハイブリッドツアラー コンセプト リアスタイル|日刊カーセンサー

スバルが大切にしている「グランドツーリング」という思想を新しい領域で具現化させたコンセプトモデル。水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを核に長年培ってきたスバル独創の確かな走りのDNAが凝縮された。

エクステリアではガルウィングドアの採用がポイント。あらゆる環境下でも目的地まで走り抜ける自由と信頼の翼を意味しているという。グラスエリアも大きく取られ、明るく開放的なキャビンが実現された。

インテリアは人を中心としたスバルの技術思想が突き詰められた。ゆったりとした4つの特等席がこの車の開発の原点だという。人中心思想のデバイスとしては、走行状況に応じてダッシュボード・コンソールユニットが可動、ドライバーにとって最適な運転環境を整える機能が装備された。

また、特殊シールド加工が施されたウィンドウは運転手の目の疲れを軽減。さらに、通気性に優れた新開発レザーシートと空調機能が乗員を優しく包み込む。

パワートレインには、フロントに発電・駆動用モーター、リヤに駆動用モーターを配置する2モーター式ハイブリッドシステムを採用。電源供給はリチウムイオンバッテリーが行う。通常走行時はエンジン主体。加速時にリヤモーターが、登坂時にはフロントモーターも可動してエンジンをアシストする。

このシステムに組み合わされるエンジンは、2.0L水平対向直噴ターボ。燃費向上、排出ガスのクリーン化はもちろん、実用トルクやレスポンスの向上も図られた。トランスミッションには新世代CVT、リニアトロニックが採用される。また、アイドリングストップ機能も装備され、環境にも配慮が施された。さらに、スバル自慢の最新デバイスEyeSightの進化型EyeSight+が運転者を支援する。

■SPECFICATIONS
・全長×全幅×全高:4630×1890×1420mm ・エンジン種類:水平対向4+ターボ ・総排気量:- ・最高出力:-
・最大トルク:- ・トランスミッション:リニアトロニック(CVT) ・駆動方式:4WD+2モーター ・車両重量:-