2月も半ば。春遠からじといったところだが、まだまだ安心はできない。先日も大雪が降り、慌てた人も多いと思う。念のため、雪対策としてドライブテクニックやグッズを紹介する5つのサイトの役立つ情報をまとめてみた。

1.雪道ドライブ講座
雪道の特徴や注意点の基礎知識を掲載。「雪を落とすときはテールランプやウインカーも忘れずに」、「屋根の雪を落とさないと、ブレーキ時にフロントガラスに落ちてきて視界を遮る危険性も」など、雪に慣れていない人が見逃しがちなことを教えてくれる。また、普段ならやりがちな路肩駐車でも雪道では脱輪の危険性があることや、長時間駐車する際は凍結を防ぐためパーキングブレーキをかけないといったアドバイスも。

2.雪道ドライブテクニック ~慌てず、あせらず、ゆっくりと~
雪道の種類や万が一のときに持っておくと役立つグッズ、チェーンの付け方など、雪道ドライブ全般の情報を紹介。雪道で特に危険なのは、鏡のようにツルツルに凍った「ミラーバーン」、溶けた雪が再び凍る「アイスバーン」、一見すると濡れたアスファルトだが実は凍っている「ブラックアイスバーン」の3つ。中でも、ミラーバーンは交通量の多い道路によく見られ、発進時のタイヤの空転、停車時のスリップなどの原因となる。

3.大山町観光サイト これで完璧!! むきぱんだのスノードライブ教室
雪道でスタックしたときの脱出法を掲載。タイヤが空転して動けない場合は、板きれやぼろ布をタイヤにかませて発進。この際、アクセルを踏みすぎないことが肝心。新雪に埋もれて動けない場合は、タイヤの前後の雪を取り除き、人がいれば車を後押ししてもらおう。前進とバックを小刻みに繰り返し、雪を踏み固めながら進んで脱出する。万が一のために、車にはぼろ布か毛布を積んでおきたい。

4.冬のドライブ トラブル対策
雪道ドライブの注意などを掲載。運転方法とともに、交差点や坂道、カーブ、橋といった状況別の注意点などにも触れている。雪道での基本は発進、加速、ブレーキ、旋回、すべてにおいて“急”のつく動作をしないこと。特に、街中では“橋”に気をつけたい。横風や吹き上げる風が強く、凍結しやすいからだ。また、上り坂を登り始めたらできるだけ止まらないように、といったアドバイスも。

5.雪道ドライブ、きほんの「き」
雪道ドライブの準備からドライブ計画、走り方や車に乗るとき、降りるときの注意などを掲載。準備編では、解氷スプレー、長靴、懐中電灯、スコップ、砂など、あると便利なグッズを紹介。その中にJAF会員証も含まれているのはご愛敬。このサイトでは、グッズの使用方法や雪道のハンドル操作、スタックからの脱出などが動画で見られるのも特徴だ。

まとめ
雪が積もりそうなら駐車時にワイパーを立てるとかパーキングブレーキをかけないとか、ちょっとした工夫でトラブルを回避できる。しかし、雪が降らない地域の人の多くはそういう知識がない。知っていると知らないとでは大違いだ。とりあえず、雪対策のサイトで情報を仕入れておこう。

※サイト情報は2013年2月7日時点