「ジェネリック」といっても薬ではなくプジョーの交換部品です!
カテゴリー: ガジェット・パーツ
タグ:
2013/05/07
プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社は6月末日まで、全国のプジョーディーラーネットワークにて、プジョーPREMIUM PACKAGE 5+「ジェネリックパーツ」導入キャンペーンを実施中。
プジョーが言うところの「ジェネリックパーツ」とは、「メーカーが安全性を含めた検証テストを実施し、純正部品と同等の品質であることを確認したパーツ」のこと。これは俗に言う「OEMパーツ」で、箱にメーカーロゴが入っている純正部品を作っているサプライヤーが、品質や仕様はほぼそのままに、メーカーロゴなしで製造販売している部品のことだ。つまりはプジョーが言うとおり「純正部品と同等の品質」で、しかし価格は安価となるのが特徴。
今回のキャンペーンは、初度登録日から 5 年以上経過したフェイスリフト前の206と307を対象に、「ジェネリックパーツ」のワイパーブレードとフロントブレーキディスク、ブレーキパッドのパッケージを希望小売価格の20%OFFで提供するというもの。価格はいずれも工賃別で206 が一律 1万8,375円、307が 一律 2万2,050円となる。
安価なOEMパーツを使った整備というのは以前から町の専門工場では普通に行われていたことだが、今回の件で面白いのは、正規インポーター自らがそれを積極的に推進してきた点だ。一般論としてインポーターの主たる仕事は新車や高年式認定中古車の拡販だが、比較的低年式の中古車も、実は慎重にケアすべき分野である。というのも、比較的古い年式となった自社の車がいわゆる「荒れた中古車」として市場にあふれてしまうと自社のブランドイメージが損なわれ、結果として新車や認定中古車も売りにくくなる……という図式があるからだ。
メルセデスもこのあたりは上手で、認定中古車の基準からはとうに外れた年式のモデルを対象としたメンテナンスキャンペーンを定期的に繰り返している。現在メルセデスが行っているその種のキャンペーンは「Refresh Campaign 2013」で、懐かしの190EやW124型Eクラスなどを対象に、エンジンマウント交換などを割引価格にて実施中。