【クルマ神アプリ】ドライバーズナビ [iOS] [Android]
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2012/11/28
三井住友海上火災保険の「スマ保『運転力』診断」や、損保ジャパンと日本興亜損保による「Safety Sight」といった自動車保険会社がリリースするアプリは、無料なのに機能が充実している。今回とりあげるソニー損保の「ドライバーズナビ」もそのひとつだ。2011年7月にリリースされたが、1年後の2012年7月にはドライブレコーダー機能が追加されている。
iOS版とAndroid版があり、ともに無料。今回はiPhoneで試してみた。アプリを立ち上げて、まずは自分の名前と車検時期やタイヤローテーション時期などを入力すると【図1】へ。上の「安全運転診断」をタップし、自分の名前を選ぶと【図2】へと移る。あとは運転開始をタップするだけ。
ドライブレコーダー機能を使う場合、ダッシュボード上にクレードルなどでスマホを固定しなければならないのは「スマ保『運転力』診断」と同様だ。また危険な運転の場面や、万が一の事故時の前後10秒間程度を録画し、あとで振り返って見ることができるというのも同じ。そこで今回はクレードルに設置せず、あえて「安全運転診断」のみ試してみた。
「安全運転診断」だけならセンターコンソール内や小物入れなど、なるべくスマートフォンが運転中に動かないところに置くだけでよい。運転結果が【図3】。100点満点で36点。危ないと判断された部分は1ヵ所(【図4】の黄色い「!」のところ)だけ。危険と判断された箇所は「スマ保『運転力』診断」のレビュー時より少ないが、点数は今回のほうがはるかに低い。
診断する場合は30分以上の走行が必要で、それ以下だと診断されない。そのほかに、給油量などを入力して燃費をチェックする機能や、保険満了日や車検期間を入力しておくとアラートを上げてくれるなどの機能も備わっている。気軽に自分の運転の実力を知ることができ、燃費などもチェックできてオススメだ。
Text/籠島康弘