【クルマ神アプリ】DriveMate SafetyCam [iOS]
カテゴリー: ガジェット・パーツ
タグ:
2012/10/17
安全運転をサポートしてくれるアプリはいくつかあるが、この「DriveMate SafetyCam」もそのひとつ。iOS版のみで、iPhoneなどのカメラを使って前方にいる車との急接近を警告してくれたり、信号待ちの際に前の車が動き出したら教えてくれたりする。開発したのは車のアクセサリーなどを製造販売するカーメイトだ。
今回は編集部のT君に車を運転してもらい、iPhoneを使って試してみた。ちなみにこのT君、車専門サイトの編集部員とは思えないほど運転が下手。今回のレビューにはうってつけの人材である。
まずは車のダッシュボードにホルダーを使ってiPhoneを固定し、アプリを立ち上げる(【図1】)。左下にある「設定」をタップしてiPhoneの水平&垂直を調整したら【図1】に戻り、真ん中の「Safety Cam」をタップ。いよいよドライブへと出かけることに。走行中の画面は【図2】のような感じ。T君の運転が下手なのか、はたまた交通量が多いせいなのか、約24分間のドライブ中、ピッピピッピとよく鳴った。
助手席に座っていた私が検証してみると、鳴るといってもドライブ中に危険を感じたことはなかった。危険だから警告音が発せられるのではないようだ。また信号待ちの際に前の車が発進すると「前の車が発進しました」とアナウンスしてくれるが、このアナウンスがあるおかげで、T君がうっかり青信号に気づかなかった、なんてことはなかった。
これらの電子音やアナウンスがあれば、ドライバーは否応なしに安全運転を心がけることになる。実際T君も「いろいろアナウンスや警告音(?)が流れるので、いつもより集中して運転できました」と言う。ちなみに【図3】は今回のT君の運転評価だ。下の右から2つ目のアイコンをタップすると【図4】のような詳細な評価が現れる。さらに【図5】のように走行ルートを後で見ることができたり、同じアプリを使っている人々の中で自分の運転がどのくらいのレベルかランキングで確認することもできる。
ちなみにカーメイトでは、このアプリの高機能版にあたる「DriveMate LockOn」(iOS版のみ。無料)もリリースしているが、こちらは同社の専用コネクタ「DX500」が必要。車から直接データを取りながら前方の車との距離を測るといった機能があるため、精度がグンと高くなるはず(同コネクタを使った別のアプリも使えるようになる)。まずはこの「DriveMate SafetyCam」を試してみて、もうちょっと本格的に…と思ったら、専用コネクタ「DX500」と「DriveMate LockOn」を揃えてみてはいかがだろうか。
Text/籠島康弘