日本. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第2戦(富士スピードウェイ)の予選において、Q2進出までわずか0.03秒の14位となりました。

開幕戦の岡山国際サーキットとはうって変わって初夏のような日差しが降り注ぐ中、8時50分にスタートしたフリー走行ではアレックス・インペラトーリが最初にステアリングを握り、クルマとコースの状態を確認していく。911GT3Rで初めて富士を走る山下健太もコース、タイヤの相性を確認しながらラップを重ねる。途中、ドライバーチェンジのシミュレーションを挟みつつ両ドライバーはスタビライザー、ダンパーなど細かなセッティングを試していくが、最適解は見つからないまま予選を迎えた。

14時15分にスタートしたGT300クラス予選Q1を担当するアレックスは、ひとしきりライバルたちがコースインしたのち、満を持してピットアウト。朝の状況からは苦戦が予想されたがフリー走行終了後に施したセットアップチェンジが功を奏し、2回目のアタックで1’38”379を記録した。終了5分前のタイミングでコース脇に車両が停止し予選赤旗中断となるが、この時点でQ2進出可能な13番手だったPorsche Team KTRはこれ以上アタックは行わないことを決める。ピットから他チームの動向を見守るが予選再開後に1台がアレックスのタイムをわずか0.03秒上回ったため、残念ながらQ2進出は果たせなかった。

アレックス・インペラトーリのコメント:
「予選では朝と比較してバランスが大きく向上し、ほぼオーバーステアをなくすことができました。0.03秒差でQ2進出を逃しましたが、スーパーGTはそれだけコンペティティブなレースだということです。2回のみアタックで予選を終えてタイヤをセーブできたので、決勝は期待できると思います。」

山下健太のコメント:
「アレックスの予選タイムを見る限り、セッティングが正しい方向に進んでいるのは間違いありません。流れは良くなってきているので、この調子で明日は頑張ります。」

2015年のスーパーGT GT300クラス第2戦(富士スピードウェイ)の決勝は、5月3 日(日)の14時20分にスタートします。