三菱自動車は、8月29日に、2013年度のCSR※1の取り組み実績をまとめた「三菱自動車 CSRレポート2014」を発行しました。

三菱自動車は1999年より「環境報告書」を発行し、2005年~2013年は当社の社会活動についてもまとめた「社会・環境報告書」を毎年発行してきました。このたび第16号となる報告書は、名称を「CSRレポート2014」と改め、単年度の活動報告にとどめずCSR活動の継続性および未来に向けた取り組みを含めて掲載しています。

レポートは、読み易さを重視したダイジェスト版(冊子)と、専門的なデータも網羅したWeb版(PDF)※2の2種類を用意しています。

特集ページでは、製品を通じた社会とのつながりや、品質改革推進活動「カスタマーファースト・プログラム」(CFP)の振り返りと今後の取り組みについて、具体的な活動事例を紹介しています。

また、「環境ビジョン2020」の実現に向けた中間目標「環境行動計画2015」について、活動状況を紹介するとともに、新たに2014年度の目標も公開しています。


・特集1:製品を通じた社会とのつながり
 三菱自動車は、持続可能な社会の実現に向けて人と地球の共生を目指し、「走る歓び」と「地球環境への配慮」を両立させたクルマづくりに取り組んでいます。その主な取り組みの一つとして、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)など電動化技術のリーディングカンパニーを目指し、2020年に電動車両生産比率を20%まで引き上げることを目標としています。
 特集1では、EVの活用と社会の関わりについて、「充電インフラ普及支援」「農業における活用」「スマートコミュニティ」「スマートグリッド」など、国内および海外の事例を紹介するとともに、オランダにおけるPHEVの展開事例を紹介します。

・特集2:品質改革推進活動「カスタマーファースト・プログラム」(CFP)の振り返りと今後の取り組み
 三菱自動車では、2013年4月から品質、風土、業務品質に関する社内改革活動をスタートし全社一丸となり取り組んでいます。
 特集2では、CFPの推進体制と主な改革施策、改革チームリーダーによる振り返り、社外有識者からなる「改革諮問委員会」の委員による活動評価を報告します。またトピックスとして、2014年7月に新設した「ダイバーシティ推進部」の紹介とダイバーシティ推進方針について報告します。


※1 Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任
※2 「三菱自動車 CSRレポート2014」は、同社ホームページからPDFファイルの閲覧・ダウンロードが可能です。(英文の概要版は、9月下旬にホームページ上で公開予定)
   http://www.mitsubishi-motors.com/jp/social/report/index.html