スズキ ワゴンR【追加モデル】|ニューモデル速報

スズキの売れ筋人気モデルであるワゴンRが一部変更。軽ワゴンでNo.1の低燃費となった

燃費性能を向上し、先進の安全技術を採用

エンジンの効率化により軽ワゴンNo.1の低燃費を実現

今回の一部改良により、エンジンが高効率化した。タイミングチェーンを細くし、エンジンフリクションを低減。さらに、従来型と同等の放熱性能を持つ薄型ラジエターを採用している。また、CVTも制御の最適化やフリクションの低減などの改良を受けている。

空力性能も見直された。エンジンアンダーカバーを追加し空気抵抗が低減されている。これらにより、NAの2WD車(CVT仕様)では軽ワゴントップとなるJC08モード30.0km/Lを達成。ターボの2WD車(同)も軽ワゴンターボ車ではトップとなる同27.0km/Lとなっている。

先進の安全技術が盛り込まれた

先進の安全技術が盛り込まれたこともトピックだ。高速走行中に急ブレーキをかけた際、ハザードランプを点滅させ後続車両に知らせる「エマージェンシーストップシグナル」や、横滑り防止装置のESPが全車に標準装備。また、衝突被害軽減ブレーキシステムの「レーダーブレーキサポート」もオプション設定された。

さらに、ペダルの踏み間違いや、シフトの入れ違いによる衝突事故の被害を軽減する「誤発進抑制機能」がエントリーモデルにオプション設定され、上級グレードには標準装備された。

特別仕様車の20周年記念モデルも登場!

今回の変更にあわせ、初代モデルの登場(1993年9月)から20年目を迎えたことを記念した特別仕様車「20周年記念車」が設定された。ブラックメッキヘッドランプや、ブラックメッキフロントグリル、赤いステッチが施された本革巻ステアリングホイールなどの専用の内外装が与えられている。

価格は、NAエンジン+2WD+5MTのエントリーモデル「FX」の109万9350円から、スポーティなカスタムモデル、スティングレーのターボエンジン+4WDの最上級グレード「T」の161万3850円まで。注目の「20週年記念車」は134万4000円からとなる。

パワートレインの改良などにより軽ワゴンNo.1の低燃費を実現。写真のNAエンジン搭載モデルはもちろん、ターボ車もCVT仕様はすべてエコカー減税の対象となる

パワートレインの改良などにより軽ワゴンNo.1の低燃費を実現。NAエンジン搭載モデルはもちろん、ターボ車もCVT仕様はすべてエコカー減税の対象となる

衝突被害軽減ブレーキシステムの「レーダーブレーキサポート」が全車にオプション設定された。横滑り防止装置であるESPが全車に標準装備されている

衝突被害軽減ブレーキシステムの「レーダーブレーキサポート」が全車にオプション設定された。横滑り防止装置であるESPが全車に標準装備されている

1993年9月の初代登場から20年を記念した特別仕様車が登場。写真はフェンダーに貼り付けられる専用エンブレム

1993年9月の初代登場から20年を記念した特別仕様車が登場。写真はフェンダーに貼り付けられる専用エンブレム

グレード ワゴンR FX ワゴンR FXリミテッド ワゴンR スティングレー X ワゴンR スティングレー T
駆動方式 FF 4WD
トランスミッション 5MT CVT
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1640 3395×1475×1660
ホイールベース(mm) 2425
車両重量(kg) 750 790 850 870
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直3DOHC 直3DOHC+ターボ
総排気量(cc) 658
最高出力[kW(ps)rpm] 38(52)/6000 47(64)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 63(6.4)/4000 95(9.7)/3000
JC08モード燃費(km/L) 25.8 30.0 28.4 25.2
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/27
車両本体価格(万円) 109.935 124.95 146.16 161.385
■発表日:平成25年7月16日 ■取り扱い:スズキ店、アリーナ店