スズキのフラッグシップCセグメントカー
世界戦略も視野に入れた高品質を実現

スズキ キザシ|ニューモデル速報
↑ボディカラーは写真のプレミアムシルバーメタリックを含む全3色

コンセプト
世界の市場に向け、新しいクルマ作りに挑戦する
スズキが見せる新たなキザシ

感性に応える爽快な走りを追求したCセグメントプレミアムセダンがスズキ キザシだ。欧州・北米で走行テストを重ね、スポーティーなハンドリングと快適な乗り心地の両立を目指し、開発が進められたこのモデルが満を持してデビューを果たした。車名のキザシとは、スズキが「世界の市場に向け、新しいクルマ作りに挑戦する」という想いを込めたもの。新しいフラッグシップモデルとして、北米市場にも投入が予定されている。

内外装
スポーティーで力強いエクステリア
精緻で上質なインテリア

エクステリアはスポーティで力強いデザインが目指された。ヘッドランプからリヤコンビランプまで張りのあるショルダーラインが取り入れられ、車格感のある力強さが実現されている。つまみ上げられたようなトランクリッドのデザインにより、抑揚を持たせ空力特性と造形美の両立が図られた。リヤバンパーの一部に組み込まれたマフラー後端にはステンレス製のカバーを採用。スタイリッシュなリヤデザインを印象付けている。
インテリアは、精巧で緻密なデザインのセンターコンソールやサテンメッキのインパネ加飾など、スポーティーでありながら工芸品を思わせるインテリアとしたという。フロントシートはダブルステッチを取り入れた本革製。サポート性を高めながらも圧迫感を感じさせない形状が採用された。さらに車体各部には、吸音・遮音対策を施され、静粛性を高めている。遮音とは相対する車体の軽量化との両立も図られた。その他にも不快な低周波の低減が目指されたデュアルマフラーが採用されるなど、各部に音振対策が施され、フラッグシップセダンに相応しい静粛性が確保されている。

バリエーション
2.4Lの直4にCVTを組み合わせた
1グレードのみで受注生産となる

エンジンは、可変吸気システム等が組み込まれ、最高出力138kW(188PS)、最大トルク230N・m(23.5kg・m)を発生する2.4Lの直4DOHCが採用された。組み合わされるミッションは、CVTとなる。駆動方式はFFと4WDが用意される。4WDシステムと電動パワーステアリングを協調制御する、車両運動協調制御システムが採用された。
安全装備も充実しており、スズキ初となる9エアバッグが標準装備される他、高強度のキャビン構造で乗員を守る軽量衝撃吸収ボディー[TECT]の採用。タイヤの横滑りやスリップを抑える車両走行安定補助システム、ESPも標準とされた。 1グレードの受注生産車となる。価格は、FFが278万7750円、4WDが299万7750円
POINT
1 ピックアップされたトランクは
空力と造形美の両立を実現
スズキ キザシ リアスタイル|ニューモデル速報
2 パドルシフトを標準装備
i-AWDは前後輪に駆動を適切配分
マスズキ キザシ インパネ|ニューモデル速報
3 運転席は10ウェイパワーシート
左右独立デュアルオートエアコンも採用
スズキ キザシ シート|ニューモデル速報
4 エスクードと同じ2.4Lだが
出力とトルクともにアップ
スズキ キザシ エンジン|ニューモデル速報

SPECIFICATIONS

グレード キザシ
駆動方式 FF
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 4650×1820×1480
ホイールベース(mm) 2700
車両重量(kg) 1490
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 2393
最高出力[kW(ps)rpm] 138(188)/6500
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 230(23.5)/4000
10・15モード燃費(km/L) 12.6
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/63
車両本体価格(万円) 278.775
■発表日:平成21年10月21日 ■取り扱い:スズキ店、アリーナ店(受注生産)