スポーティかつ上質な軽自動車として高い評価と人気を獲得しているセルボに、一部改良が施された。

今回の改良の最大のポイントは、NAエンジン搭載車の燃費改善。2WD車は10・15モード燃費が21.5km/Lから22.0km/Lに向上し、平成22年度燃費基準＋15％を達成。自動車取得税や自動車重量税の減免措置が受けられる環境対応車普及促進税制に適合している。また、SRグレードは2WD、4WDを問わず、直噴ターボとCVTの組み合わせで、軽ターボ車では唯一、環境対応車普及促進税制に適合している点も特徴だ。
そのほかの改良点は、外装ではGおよびGリミテッドのフロントバンパー＆グリルの意匠を変更。TXにはSRと共通のフロントエアロバンパーとグリルが装着され、SRの14インチアルミホイールのデザインも変更された。
一方、内装ではシート表皮やステアリングのデザインが変更。さらにGリミテッドとTXは本革巻ステアリングにオーディオスイッチが追加され、SRを除く全モデルにUSB接続ユニット対応CDプレーヤーが装着されるとともにオーディオガーニッシュにシルバー塗装が施され、高級感が演出されている。

ちなみにラインナップの整理も行われ、G、Gリミテッド、TX、SRの4グレードに集約。価格はG（2WD）の99万5400円からSR（4WD）の154万5600円までとなる。