【フォトレポート】スバル XV ハイブリッド【新型車】
カテゴリー: スバルの新型車
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2013/04/19
2013年4月18日(木)、スバルが自社初となるハイブリッドシステム搭載車を発表した。インプレッサシリーズのトップグレードであるXVにラインナップされる。今年初夏にも発売される予定だ
スバル初のハイブリッドシステム搭載車
イメージカラーはグリーン。「環境との調和」を表現している。ハイブリッドエンブレムが付けられたほか、テールランプも専用設計されている
ブルーを配色したヘッドライトもハイブリッド専用。トップグレードと判るデザインで差別化を図る
5本のスポークホイールはSUVの力強さを演出するだけでなく、空力にも配慮して設計されている
徹底的なフリクション低減に取り組んだ2.0L水平対向4気筒DOHCエンジン。カバーを新設計し、静粛性を高めた
バッテリーとインバータを小型化し、中央付近に配置した。後席を倒せばフラットで使い勝手の良い荷室となる
ハイブリッド専用レターマークを指すスバルの吉永泰之社長。「燃費はもちろん走りの楽しさと安全、そして実用性を高いレベルで実現した」と自信をのぞかせた
高い環境性能に加え「Fun to drive」を実感できるハイブリッド車を目指した
インプレッサXVハイブリッドはスバル独自のハイブリッドシステムを搭載したモデル。水平対向4気筒2Lエンジンをハイブリッド用に見直し、CVTとモーターを一体にした専用トランスミッションと組み合わせることで30%も燃費を改善した。
特徴的なのは、新開発されたトランスミッションによる、スバルが得意とするAWDを用いたハイブリッドであること。ハイブリッドバッテリーやインバーターなどの重量物のレイアウトにもこだわり、低重心がもたらす走りの楽しさだけでなく、広くてフラットな荷室スペースの確保など高いユーティリティも実現している。
低速ではエンジンを切り離したEV走行が可能。中速ではモーターアシスト走行ができ、燃費性能の向上と軽快な走りを実現している。スバルの吉永泰之社長は「ターボチャージャーの代わりにモーターを搭載するようなハイブリッドで、“環境性能”と“走る楽しさ”の両立を目指した」と強調した。