スバル XVハイブリッド【新型車】|ニューモデル速報

都市型SUVとして人気のスバル XVにフラッグシップモデルとなるXV ハイブリッドが設定された。独自のシンメトリカルAWDシステムにモーターを組み合わせたスバル初のハイブリッドモデルとなる

スバル初のハイブリッドシステムを採用したSUV

独自の低重心、優れた重量配分はそのままにハイブリッド化

スバル初のハイブリッドシステムは、スバルらしい「Fun to Driveを実感できるハイブリッド」を目指して開発された。モーターをエンジンのアシストとして効果的に用いることで、楽しい走りとJC08モード20.0km/Lの低燃費を両立した。

低い重心高、優れた重量配分が特徴であるスバル独自の「シンメトリカルAWDレイアウト」を生かしつつモーターやバッテリーを配置することで、高い運動性能が実現されている。

エンジンは、摩擦抵抗を徹底的に低減したハイブリッド専用ユニットを採用している。リニアトロニックCVTをベースにしたトランスミッションは、ハイブリッド用の駆動モーターと一体化された専用品。これによりエンジン走行時やハイブリッド走行時はもちろん、低速域でのEV走行時でも4WD走行が可能だ。

また、バッテリーなどの重量部品をラゲージの下に集中配置することで、車両の前後左右の重量配分や重心高はノーマルのXV 2L車と変わらないレベルとなっている。

ハイブリッド専用の内外装も与えられる

エクステリアは、ノーマルモデルのスポーティさにハイブリッドの先進性を加えたデザインとなった。ヘッドランプは、ポジションランプにクリアブルーのインナーレンズとホワイトバルブを採用している。さらに、空力性能に優れた新デザインのアルミホイールが与えられ、ボディカラーもハイブリッド専用色の「プラズマグリーンパール」が加わっている。

インテリアは、シルバーとブラックのツートンカラーとなり質感が向上。トップグレードにふさわしいデザインとなった。また、ハイブリッドらしい先進性や立体感を感じさせる専用ブルーメーターも与えられている。

シャーシは細部まで作りこまれ、前後サスペンションにフリクションコントロールダンパーを採用し、遮音材と吸音材を追加することで、乗り心地や静粛性が強化されている。また、大型のフロアアンダーカバーを採用し、空力性能も向上している。

装備の違いによる3モデルを用意

グレードは装備の違いによる3種類が用意された。パワートレインは、前述のハイブリッド専用2Lエンジン+CVTの1種類。最上級モデルはスバル独自の運転支援システム「EyeSight(ver.2)」を標準装備。「全車速追従機能付きクルーズコントロール」作動時に、EV走行を最大限活用して燃費を向上させるハイブリッド専用のシステムだ。

価格は、エントリーモデルの「ハイブリッド 2.0i」が249万9000円、最上級モデルの「ハイブリッド 2.0i-L EyeSight」が278万2500円となる。

シルバーとブラックで構成されるインテリア。専用のブルーライトメーターなどでハイブリッドらしさも演出されている

シルバーとブラックで構成されるインテリア。専用のブルーライトメーターなどでハイブリッドらしさも演出されている

XVシリーズのフラッグシップらしい質感の室内。専用に作りこまれたシャーシと遮音材と吸音材の追加で静粛性も向上している

XVシリーズのフラッグシップらしい質感の室内。専用に作りこまれたシャーシと遮音材と吸音材の追加で静粛性も向上している

バッテリーなどの重量がかさむハイブリッドシステムをラゲージ周辺に集中配置することで重量バランスも最適化

バッテリーなどの重量がかさむハイブリッドシステムをラゲージ周辺に集中配置することで重量バランスも最適化

スバル XVハイブリッドを動画でチェック!

グレード ハイブリッド2.0i ハイブリッド2.0i-L ハイブリッド2.0i-L EyeSight
駆動方式 4WD
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 4450×1780×1550
ホイールベース(mm) 2640
車両重量(kg) 1500 1510
乗車定員(人) 5
エンジン種類 水平対向4DOHC+モーター
総排気量(cc) 1995
最高出力[kW(ps)rpm] 110(150)/6000+10(13.6)
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 196(20.0)/4200+65(6.6)
JC08モード燃費(km/L) 20.0
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/52
車両本体価格(万円) 249.9 267.75 278.25
■発表日:平成25年6月24日 ■取り扱い:スバル特約店