高い環境性能を誇る軽ハッチバック

  • スバル プレオ プラス|ニューモデル速報
  • スバル プレオ プラス エンジン|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、写真のスカイブルーを含む全10色。写真右は、JC08モード30km/Lを実現したエンジン
軽自動車に求められる優れた機能性と経済性を備えたエコカーとしてスバルが送り出したのがプレオ プラスだ。低燃費で、扱いやすく、優れた安全性も確保したセダンタイプの軽自動車で、ダイハツ ミライースのOEM車にあたる。

高い環境性能を実現するべく、完全に車両が停止する前(約7km/h以下)にエンジンを自動停止する「停車前アイドリングストップ」や、減速時の走行車両の運動エネルギーをオルタネーターが電気エネルギーに変換してバッテリーに回生する「エコ発電充電制御」、高効率エンジンとCVT の採用、さらに、ボディ骨格の設計合理化など様々な軽量化の取り組みなどが行われ、その結果、JC08モード30km/Lというガソリン車トップレベルの低燃費を実現している。

室内は、前後席間距離930mmと大人でも十分ゆとりのある足元スペースが設けられた。その結果、大人4人がくつろいで座れる快適な居住性を実現。さらに、前後のドア開口部がほぼ直角まで開くドアを採用したことで、スムーズな乗り降りやチャイルドシートの積み降ろしなども容易にした。ユーティリティ性能も配慮され、カップホルダー付センターコンソールトレイやカーゴルームアンダーボックスなど便利な装備や収納も豊富に用意されている。

ボディは高張力鋼板を効果的に使用することで、軽量かつ高強度・高剛性になった。フロントサイドメンバー(車両前方のボディを構成する主要なフレーム)を高効率エネルギー吸収構造とするなど最適化・合理化を追求した骨格により、衝撃吸収性能を向上しつつ軽量で強固なキャビンを実現した。歩行者保護性能にも配慮し、フードやフェンダーなど各所に衝撃吸収構造が採用され、高い安全性能も与えられている。

価格はエントリーグレードである前輪駆動の「E」の79万5000円から、最上級グレードである4WDの「GA」の121万7500円までとなっている。
グレード E G GA
駆動方式 FF 4WD
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1500
ホイールベース(mm) 2455
車両重量(kg) 730 790
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直3DOHC
総排気量(cc) 658
最高出力[kW(ps)rpm] 38(52)/6800
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 60(6.1)/5200
JC08モード燃費(km/L) 30.0 27.0
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/30 レギュラー/34
車両本体価格(万円) 79.5 111.75 121.75
■発表日:平成24年12月10日 ■取り扱い:スバル特約店