日産 デュアリス【マイナーチェンジ】
カテゴリー: 日産の新型車
タグ:
2010/08/06
フロントフェイスを変更、あわせて車両情報ディスプレイを新設定
↑ボディカラーは写真のラディアントレッドを含む全6色。写真右は新デザインのメーターパネル、中央には車両情報システムが備わる
日本はもちろん、欧州でも「キャシュカイ」という車名で大ヒットしているデュアリスに内外装を含むマイナーチェンジが施された。エクステリアでは、センターにV字のメッキパーツを配置し、ワイド感を強調させたフロントグリルによって、精悍な印象が与えられた。またアウトサイドドアハンドルにもクロームメッキが施されている。ボディカラーは全色変更され、新しいラインナップとなっている。
インテリアでは、メッキでふちどられ、大型化されたメーターが印象的。さらにメーターパネルの中央には、燃費や航続可能距離などを表示するドライブコンピュータ機能やエンジンオイルやタイヤの交換時期などを表示するメンテナンス機能、各種の警告を表示するウォーニングインフォメーション機能などを搭載する3.6インチ車両情報ディスプレイが採用された。また、センタークラスターに携帯電話や音楽プレイヤーなどを収納できる小物入れが追加されるなど、ユーティリティ性能も向上している。
エコドライブの支援機能が充実したこともトピックだ。ドライバーのアクセル操作を補正し、滑らかで燃費の良い発進をサポートするスムーズ発進アシスト機能や、エンジンとエクストロニックCVTを協調制御し、エコドライブのサポートを行うECOモード機能、緩やかな加速時にエンジン回転数の変動と不要な変速を抑制し、実用燃費の向上に貢献するスマートレブコントロール機能などが採用された。
また、地デジ内蔵・HDD方式のカーウイングスナビゲーションシステム装着車には、カーブの大きさや料金所までの距離などナビゲーションからの道路情報を用いて、エンジンブレーキを最適にコントロールし燃料カットの頻度を高めることで、実用燃費を向上させるナビ協調変速機能が装備される。
これらエコドライブサポート機能の追加と同時に、パワートレインも見直しが図られた。FF車のエンジンやエクストロニックCVTの制御を変更してFF車の燃費性能を向上。全グレードがエコカー減税適合となった。2WD車は50%減税、4WD車は75%減税となる。
また、グレード体系も見直され、エントリーグレード20Sの4WD仕様は廃止された。価格はFFの20Sが従来型から1万3650円アップの209万7900円に。4WDの20Gも若干価格が上昇し、251万4750円となる。また、オーテックによるドレスアップモデル、クロスライダーもデュアリスにあわせて変更されている。
グレード | 20S | 20G | 20G FOUR |
駆動方式 | FF | 4WD | |
トランスミッション | CVT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4315×1780×1615 | ||
ホイールベース(mm) | 2630 | ||
車両重量(kg) | 1400 | 1440 | 1520 |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 直4DOHC | ||
総排気量(cc) | 1997 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 101(137)/5200 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 200(20.4)/4400 | ||
10・15モード燃費(km/L) | 15.0 | 13.2 | |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/65 | ||
車両本体価格(万円) | 209.79 | 230.79 | 251.475 |
日産 デュアリス【マイナーチェンジ】/新型車速報・新車情報