ルノーの新デザインコンセプトを取り入れたトゥインゴゴルディーニ

ルノー トゥインゴ ゴルディーニRS|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、写真のブラングラシエとブルーマルトメタリックの2色
日本市場におけるルノーのやんちゃな末弟といえる、トゥインゴ ゴルディーニ ルノースポールがマイナーチェンジを果たした。ゴルディーニとは1950年代から70年代にかけて、ルノーをベースに名エンジニアであるアメデ・ゴルディーニがつくり出した、洗練されたデザインと高性能が特徴の一連のモデルのこと。トゥインゴ ゴルディーニ ルノースポールは、現代版ゴルディーニモデルとして2010年に登場した。

大胆に変更されたフロントマスクは、ルノーの新しいデザイン戦略に基づくデザインコンセプトを取り入れた、初の市販モデルとなる。フロントとリアのワイドフェンダーとサイドシルが見せるアグレッシブな造形は、コーナリング性能を向上させるために前後トレッドを広げた結果生まれたものだという。

室内も走りのイメージが演出される。サイドのサポート性が高められたスポーツシートは、ルノー車の特徴である高い快適性も併せもっているため、日常での使い勝手や快適性が損なわれることはない。ステアリングホイールも、正確な操作のために、握りやすく力加減がしやすい形状と太さに設定される。

エンジンは、最高出力134ps/最大トルク160N・mを発生する1.6Lの直4NAユニット。高回転域までストレスなく吹け上がる鋭いレスポンスを実現しながら、扱いやすい特性をもつ。低回転から中程度の回転域は、扱いやすいエンジン特性が与えられた。

シャシーは、高い走行性能と快適性との両立を追求したルノースポーツチューニングによる「シャシースポール」を採用。快適性を高めるため、ダンパーは立てて取り付けられ、可変レートコイルスプリングと組み合わされる。ブレーキは、ルノースポールがもつノウハウが活かされた自慢のもので、ブレーキディスクは、直径280mmのベンチレーテッドディスクをフロントに、 リアは直径240mmのソリッドディスクを採用。ブレーキキャリパーは、フロントが上級車種のラグナと同じもので、リアにはメガーヌと同じものが装備される。

左ハンドル、5段MT仕様のモノグレード展開で、価格は245万円と従来型から据え置かれた。

グレード トゥインゴ ゴルディーニ ルノースポール
駆動方式 FF
トランスミッション 5MT
全長×全幅×全高(mm) 3700×1690×1460
ホイールベース(mm) 2365
車両重量(kg) 1090
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1598
最高出力[kW(ps)rpm] 98(134)/6750
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 160(16.3)/4400
JC08モード燃費(km/L) -
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/40
車両本体価格(万円) 245.0
■発表日:平成24年7月11日 ■取り扱い:ルノー正規販売店