【2022年版】スライドドア付きミニバン中古車オススメ10選|予算100万円&150万円以下で狙える! 子育てにもピッタリ
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / 日産 / ホンダ / 三菱 / フォルクスワーゲン / ミニバン / 家族向け / 安い / ステップワゴン / シャラン / シエンタ / デリカD:5 / ヴェルファイア / フリード / プレマシー / エルグランド / ノア / エスティマ / フリードハイブリッド / 田端邦彦
2022/11/25
▲コンパクトクラスからミドルクラス、ラージクラスまで選り取りみどりの3列シートミニバンスライドドア付き3列シートミニバンを安く手に入れたい!
人も荷物もたくさん載せられる、3列シートを備えたミニバン。言わずと知れた大人気カテゴリーです。
ひと口にミニバンと言っても、最近は経済的なコンパクトクラス、実用的なミドルクラス、豪華さを競うラージクラス、SUVタイプまでバリエーションが多彩になりました。
今回はそんなミニバンのなかでもスライドドア付きで、さらに予算100万円と150万円で買えるオススメの10モデルを選定しました。いずれも今が中古車として旬の、魅力的なモデルばかりです。
車内空間の広さやシートアレンジ、荷室の使い勝手はもちろん、走りや燃費性能、安全性能にも、ぜひご注目ください。
100万円以下① トヨタ エスティマ(3代目) ~スタイリッシュな3列シートミニバン~
▲最終モデルとなった3代目エスティマ。販売終了となった今、中古でしか手に入らない【デザイン】
2代目までのコンサバティブなデザインから一変し、精悍でアグレッシブな表情となった3代目トヨタ エスティマ。ハイブリッドモデルは、「エスティマハイブリッド」という別モデルとして販売されていましたが、意匠はほぼ同じ。
テールランプやドアミラー内蔵ウインカーはLED式となり、先進的な印象となりました。
3代目登場からすでに16年たっていますが、いまだに古くささは少しも感じません。現行車種はボクシーなデザインのミニバンが多いので、ワンモーションフォルムの流麗なスタイルが逆に新鮮。
【居住性】
7人乗り仕様と8人乗り仕様があり、それぞれキャラクターの異なる機能が与えられています。7人乗り仕様は3列目シートをダイブダウン(床下収納)し、2列目シートを後方にスライドさせればリムジンのような快適空間が完成。
8人乗り仕様は2列目シートの座面を跳ね上げて前方にスライドさせれば、広大な積載スペースが得られます。エスティマならではの贅沢な空間を享受したいなら、ぜひ7人乗り仕様を。
▲実用性はもちろん、上質感ある内装もエスティマの長所【走り・燃費性能】
モデル前・中期(2006年1月~2016年5月)には3.5L V6ガソリンエンジンも設定されましたが、100万円以下の予算なら2.4L 直4ガソリンエンジン搭載車がメインターゲットとなります。
最高出力170ps(125kW)、7速シーケンシャルシフト機能付きSuper CVT-i搭載で、直4でも実用十分な動力性能です。ただし車両重量が重いので、燃費は11km/L前後と今いち。
【安全性】
2008年12月以降の2.4L直4ガソリンエンジン搭載車ではS-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)がメーカーオプションに、2014年9月以降のモデルでは全車標準装備となっています。
後期モデル(2016年6月以降)では衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」が標準装備になりましたが、100万円以下の予算で狙うのは厳しいところです。
【中古車選びのポイント】
スポーツタイプの「アエラス」をベースに、上級グレード「G」と共通のシート表皮や木目調内装、両側パワースライドドアなどを装備した特別仕様車「アエラス Gエディション」あたりが中古車市場での流通量が多く、狙いどころ。
ただし、発売時期が2010~2012年と古いので、できるだけ走行距離の少ない物件を選ぶのがオススメ。
▼検索条件
トヨタ エスティマ(3代目) & エスティマハイブリッド(2代目) × 総額100万円以下ちなみに、エスティマ(3代目)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):30万~410万円
・中古車流通量:1200台
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【スペック・諸元】2.4アエラス Gエディション
■全長x全幅x全高:4795×1820×1730(mm)
■エンジン種類:直列4気筒DOHC
■総排気量:2362cc
■燃費:10・15モード 12.4km/L
▼検索条件
トヨタ エスティマ(3代目) & エスティマハイブリッド(2代目)100万円以下② ホンダ フリード/フリードハイブリッド(初代) ~コンパクトだけど車内は広い~
▲初代ホンダ フリードはすっきりとしたデザインが魅力。ハイブリッド仕様も追加された【デザイン】
三角と四角をドッキングさせたような、独特のスタイリング。シンプルなデザインで女性男性問わずに人気となりました。
ワンボックス型ミニバンはちょっと苦手、という方にオススメです。
【居住性】
コンパクトな車体ですが、2008年5月~2011年9月までの前期モデルでは2-2-3の7人乗り仕様、2-3-3の8人乗り仕様が設定されていました。
2011年10月~2016年8月までの後期モデルでは3列目シートを2名定員として、2-2-2の6人乗り、もしくは2-3-2の7人乗りに変更。居住空間の広さは前期も後期も同じです。
▲頭上に余裕のある空間を生かして着座位置が高くなっているから、どの席に座っても視界が良好【走り・燃費性能】
重心の低さを感じる乗り味は、ホンダのミニバンらしいところ。ガソリン車は1.5L直4エンジンとトルコン付きCVT(4WD車は5速AT)を組み合わせたベーシックな走りです。
2011年10月に追加されたハイブリッドモデルでは21.6km/Lという、5ナンバーサイズのミニバンとしては驚異的な燃費を実現しています。このモデルは、「フリードハイブリッド」という別モデルとして販売されていました。
【安全性】
同時代に生産されたミニバンと同じく、衝突安全ボディやデュアルエアバッグ、EBD付きABSなどの安全装備は備わっていますが、先進予防安全装備の設定はまだありませんでした。
2011年10月以降の後期モデルでは、全車にVSA・ヒルスタートアシストシステム、3点式ELRシートベルト(全席)が標準装備されています。
【中古車選びのポイント】
マイナーチェンジで安全装備が充実した2011年10月以降の後期モデルに的を絞りましょう。ガソリン車はもちろん、ハイブリッド車も射程圏内となります。
ただし、走行距離が極端に多かったり、年式が古かったりする物件は駆動用バッテリーが劣化し、燃費が落ちている可能性もあるので注意したいところです。
▼検索条件
ホンダ フリード(初代) & フリードハイブリッド(初代) × 総額100万円以下ちなみに、フリード(初代)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):20万~250万円
・中古車流通量:1700台
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【スペック・諸元】ハイブリッド(2011年モデル)
■全長x全幅x全高:3395×1475×1610(mm)
■エンジン種類:直列4気筒SOHC+モーター
■総排気量:1496cc
■燃費:JC08モード 21.6km/L
▼検索条件
ホンダ フリード(初代) & フリードハイブリッド(初代)100万円以下③ ホンダ ステップワゴン(4代目)~大家族でも安心の車内空間~
▲スパーダはエアロパーツを装着し、高級感を前面に出したモデル【デザイン】
4代目ホンダ ステップワゴンは角をすっぱり落としたフォルムが魅力。シャープな顔つきだった3代目からイメチェンし、力強さを強調した外観となっています。
スタンダードな外観の標準仕様に加え、前後バンパー、サイドにエアロパーツを装着したスポーティなルックスの「スパーダ」も用意されていました。
【居住性】
かろうじて5ナンバーサイズをキープしていますが、全長、全高は従来型から大幅に拡大。車内空間もスケールアップし、当時クラス最大のキャビンスペースを誇っていました。
ステップワゴンの真価は荷室の使い勝手にも表れています。3列目シートは床下にダイブダウンし、積載の邪魔にならない構造。2列目シートはワンモーションで跳ね上げられる仕組みになっています。
▲真四角な車内空間だから5ナンバーサイズでも居住性にも余裕あり【走り・燃費性能】
ミニバンらしからぬ重心の低さ、安定した走りが評価されてきたステップワゴン。その伝統は4代目でも健在です。
2012年4月のマイナーチェンジでアイドリングストップ&新開発のCVTが採用され、燃費が大幅に向上(13.4km/L→15.0km/L・G FFでの比較)。走りにもダイレクト感がもたらされました。
【安全性】
衝突安全ボディやデュアルエアバッグ、EBD付きABS、ブレーキアシストなどを装備。さらに「Li」「スパーダZi」などの上級グレードには、衝突時の被害を軽減する「追突軽減ブレーキ」もいち早く標準装備されています。
2012年4月のマイナーチェンジで2列目3列目シートの中央席が、3点式シートベルトに変更されました(それ以前のモデルでは2点式)。
【中古車選びのポイント】
ベーシック装備の「G(スパーダでは『S』)と、上級装備の「L(スパーダでは『Z』)」を基本として、様々なパッケージ装備をアドオンしていくシンプルなグレード展開だった、4代目ステップワゴン。
「Li(スパーダでは『Zi』)」は新車当時、販売価格が300万円を超える飛び抜けた最上級グレードであり、現在の中古車市場でもあまり見かけることはありません。燃費が改善された2012年4月以降の「G」もしくはスパーダの「S」をターゲットに、両側電動スライドドアなど、好みの装備が付いている物件を探すのがベターな方法でしょう。
▼検索条件
ホンダ ステップワゴン(4代目) × 総額100万円以下ちなみに、ステップワゴン(4代目)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):30万~260万円
・中古車流通量:1630台
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【スペック・諸元】G FF(2012年モデル)
■全長x全幅x全高:4690×1695×1815(mm)
■エンジン種類:直列4気筒SOHC
■総排気量:1997cc
■燃費:JC08モード 15km/L
▼検索条件
ホンダ ステップワゴン(4代目)100万円以下④ 日産 セレナ(4代目) ~使い勝手の良さが光る王道ミニバン~
▲4代目はスマートハイブリッドになって燃費が向上。スライドドアもより便利に【デザイン】
広いグラスエリア、スクエアで車両感覚をつかみやすいボディといった長所を3代目から引き継ぎつつ、ぐっと洗練されたデザインとなった4代目セレナ。
三角窓の採用で運転席からの視界は良好、都市部の広くない道でも取り回しは良好でしょう。通常外観の他に、エアロパーツが装着された「ハイウェイスター」も設定されていました。
【居住性】
当時の5ナンバークラスミニバンで最大級の車内長および、最大荷室長を実現。前後シート間を移動し、アームレストにも、座面にもなる便利な仕掛け「マルチセンターシート」はスリム化され、さらに使い勝手が良くなりました。
さらにスライドドアは先代よりも開口部が大きくなり、「ワンタッチオートスライドドア」も装備されました。セレナの持ち味である室内空間の広さ、シートアレンジの多彩さに磨きがかかっています。
▲2列目中央のマルチセンターシートを1列目までスライドさせればサードシートとの前後ウォークスルーが実現。写真は「ライダー」のもの【走り・燃費性能】
クランクプーリーベルトで直接始動させるECOモーター式のアイドリングストップシステムを採用(「20S」を除く)。スピーディかつ静かな再始動が実現されました。
また、2Lガソリンエンジンは直噴化され、低速トルクがアップ。アクセルの踏み込み量が少なくて済むため、低燃費運転につながります。2012年8月にはスマートシンプルハイブリッド「S-HYBRID」を採用するグレードが追加されました。
【安全性】
2013年12月のマイナーチェンジで歩行者検知機能付きのエマージェンシーブレーキとLDW(車線逸脱警報)を標準装備(「20S」を除く)。同じタイミングで踏み間違い衝突防止アシスト・ふらつき警報・MOD(移動物検知)機能付きアラウンドビューモニターをひとまとめにした「アドバンスドセーフティ パッケージ」も追加されました。
【中古車選びのポイント】
中古車平均価格は93.3万円(2022年11月12日現在)とやや高め。総額100万円の予算で後期型(2013年12月以降)を狙うと、どうしても走行距離多めの物件となってしまいます。
それなら前期型で程度の良い物件を探すのがオススメ。イチ押しは低燃費で装備が充実した「20X S-HYBRID」です。
▼検索条件
日産 セレナ(4代目) × 総額100万円以下ちなみに、セレナ(4代目)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):30万~270万円
・中古車流通量:2690台
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【スペック・諸元】20X S-HYBRID
■全長x全幅x全高:4685×1695×1865(mm)
■エンジン種類:直列4気筒DOHCガソリン+モーター
■総排気量:1997cc
■燃費:JC08モード 15.2km/L
▼検索条件
日産 セレナ(4代目)100万円以下⑤ 三菱 デリカD:5(現行型) ~悪路にも出かけられる至高のミニバン~
▲ミニバンでありながら本格的な悪路走破性能をもつデリカD:5【デザイン】
2019年2月の大規模マイナーチェンジでディーゼル車のデザインが大胆に変更され、話題になったデリカD:5ですが、今回オススメするのはデザイン変更前のモデル。
直線基調でヘッドライトが大きく、腰高な印象のフォルムをもつMC前モデルこそ、SUVらしい、デリカらしいデザインと言えるのです!
【居住性】
三菱 アウトランダーとも共有する、FFベースの骨格、GSプラットフォームを採用したことで、低床化&居住空間の拡大に成功。スペースギア時代の圧迫感はもはやなく、電動スライドドアなどの装備についても競合のミニバンと比べて遜色ありません。
2007年1月のデビュー当初は全車8人乗り仕様でしたが、2008年5月のマイナーチェンジで一部グレードに7人乗り仕様が追加されました。
▲悪路走破性と広い車内空間をあわせもつのはデリカD:5の特徴【走り・燃費性能】
2WD車には2.0L直4ガソリンエンジンが、4WD車には2.4L直4ガソリンエンジンが搭載されていました。前者が最高出力150ps (110kW)なのに対して、後者は170ps (125kW)。
この出力差をどう捉えるか? ですが、個人的には2.4L 直4エンジンの4WD車がオススメ。デリカD:5の場合、通常走行ではパワーロスがほとんどない4WD機構を採用しているため、オンロードでもプラス20psのパワーがしっかり感じられます。
ただし、パワーよりも燃費を最重視するなら、2011年12月以降に採用された2L 直4 MIVECエンジン搭載車の一択。
【安全性】
衝突安全性能の高いボディ構造となっていますが、登場したのが2007年と古いため、衝突被害軽減ブレーキのような先進安全装備は搭載されていません。
2019年に実施された大規模マイナーチェンジで予防安全技術「e-Assist」が全車標準化されていますが、今回は対象外。
【中古車選びのポイント】
カーセンサーでの中古車平均価格は262.4万円と高い水準にありますが、これは後期型や年式の新しい個体が平均を引き上げているから。2012年以前のモデルであれば予算100万円で手に入ります。
両側電動スライドドアを装備する「G パワーパッケージ」あたりのグレードが狙い目。エンジン・駆動方式については前述のとおり、パワーや機動力を重視するか、燃費を重視するかによって選択が変わってきます。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(現行型) × 総額100万円以下ちなみに、デリカD:5(現行型)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):40万~630万円
・中古車流通量:1730台
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【スペック・諸元】G パワーパッケージ 4WD
■全長x全幅x全高:4730×1795×1870(mm)
■エンジン種類:直列4気筒DOHC
■総排気量:2359cc
▼検索条件
三菱デリカD:5(現行型)150万円以下① トヨタ アルファード(2代目) ~ラージクラスミニバンの雄がついに射程圏内~
▲国産ミニバン最大級の余裕あふれるキャビン、風格こそアルファードの魅力【デザイン】
2008年5月にフルモデルチェンジし、2014年12月まで生産された2代目アルファード。新MCプラットフォームが採用され、初代よりも45mm全高が低くなりました。
ハイブリッドモデルは「アルファードハイブリッド」という別モデルとして発売されていました。
大型ヘッドランプや横ラインのフロントグリルなどラグジュアリーセダンにも通じる、上品さや洗練を表現したデザインが特徴です。
【居住性】
車内空間が広いのはもちろんのこと、低床で乗り降りも便利。7人乗り仕様の2列目キャプテンシートにはオットマン付きで、エグゼクティブ気分です!
さらに、助手席にもオットマンが装備されるという贅沢ぶり。2-2-3の7人乗り仕様と、2-3-3の8人乗り仕様が用意されています。
▲本革シートを採用するグレードの車内は高級リムジンさながら【走り・燃費性能】
エンジンは3.5L V6ガソリンと2.4L直4の2本立て。V6エンジンのトランスミッションには6速ATが、直4にはCVTが採用されています。
走りでは断然V6エンジンが魅力的ですが、リッター9km台の燃費がネック。ただし、直4エンジンでも10.8km/Lとさほど有利なわけではありません。2011年9月のマイナーチェンジではハイブリッドが追加されています。
【安全性】
運転席・助手席&サイド&カーテンエアバッグ、運転席のニーエアバッグを全車標準装備。さらに、前席アクティブヘッドレストやクリアランスソナー、S-VSCも標準装備と、当時のモデルとしては充実した安全装備となっています。
また、レーンキーピングアシスト、ミリ波レーダーによる衝突被害軽減装置もオプションで用意されていました。さすが高級車!
【中古車選びのポイント】
新車当時、300万~500万円台の販売価格だった紛れもない高級ミニバンですが、現在カーセンサーでの中古車平均価格は149.1万円。総額150万円以内に絞っても、180台近くの物件から探せます。
オススメは装備が充実している「240S」で、できるだけ走行距離の少ない物件。3.5L V6モデルも狙えますが、2.4L 直4モデルの方が多く流通しており、選択肢が広がるでしょう。
▼検索条件
トヨタ アルファード(2代目) & アルファードハイブリッド(2代目) × 総額150万円以下ちなみに、アルファード(2代目)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):60万~320万円
・中古車流通量:940台
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【スペック・諸元】240S
■全長x全幅x全高:4865×1840×1900(mm)
■エンジン種類:直列4気筒DOHC
■総排気量:2362cc
■燃費:10・15モード 11.6km/L
▼検索条件
トヨタ アルファード(2代目) & アルファードハイブリッド(2代目)150万円以下② 日産 エルグランド(現行型)~スタイリッシュなだけでなく実用性も優秀~
▲3代目となる日産 エルグランド(現行型)は、先代よりもルーフ、フロアとも下げて低重心化が図られている【デザイン】
エレガントを絵に描いたようなフォルム。先代エルグランドや競合ミニバンに比べて、ワイド&ローなシルエットが特徴です。
2010年8月にデビューした3代目エルグランド。2014年1月のマイナーチェンジではフロントグリルの造形がバンパー部分にまで拡大され迫力がプラスされました。
【居住性】
7人乗りの2列目シートに中折れ機構付きのキャプテンシートを採用するなど、車内にはラグジュアリーな空間が広がっています。
ワンボックス型ミニバンとしては珍しく、3列目シートの格納方法はダイブダウン方式。ゴージャスなだけでなく、カーゴルームの使い勝手においても優れているのです。
▲アルファードと双璧をなす高級な車内空間は年式によらず共通【走り・燃費性能】
駆動方式はFFもしくはFFベースのフルタイム4WD。3.5L V6ガソリンエンジンと2.5L直4ガソリンエンジンがあり、いずれもトランスミッションには日産自慢のエクストロニックCVTが組み合わされています。3.5L V6ガソリンエンジンの最高出力は280ps(206kW)とパンチの効いたスペック。2.5L 直4ガソリンエンジンでも必要十分です。
【安全性】
運転席・助手席&サイド&カーテンエアバッグ、スタビリティコントロールやトラクションコントロールを全車標準装備。充実した安全装備と言えるでしょう。
2012年11月のマイナーチェンジ以降のモデルに採用された「踏み間違え衝突防止アシスト」は、超音波ソナーを利用した低速域での衝突回避・被害軽減機能が付いていますが、3.5L V6ガソリン車でのみ選べるオプションでした。先進的な予防安全装備が標準採用されたのは2018年1月以降のことです。
【中古車選びのポイント】
ターゲットとなるのは2010~2012年あたりのモデルとなりますが、外観や先進安全性能はともかく、走行性能や装備の豪華さについては年式が古くても不満ありません。
この予算で、2.5L 直4ガソリン車だけでなく、3.5L V6ガソリン車も選択肢に入ってきます。できるだけ走行距離の少ない物件を選びましょう。
▼検索条件
日産 エルグランド(現行型) × 総額150万円以下ちなみに、日産 エルグランド(現行型)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):40万~543万円
・中古車流通量:1010台
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【スペック・諸元】250ハイウェイスター FF(2011年モデル)
■全長x全幅x全高:4915×1850×1815(mm)
■エンジン種類:直列4気筒DOHC
■総排気量:2488cc
■燃費:JC08モード 10.8km/L
▼検索条件
日産 エルグランド(現行型)150万円以下③ ホンダ オデッセイ(5代目) ~熟成された絶版ミニバン~
▲絶版車となった現在も、独特のスタイリッシュさ、力強い走りに憧れる人は多いはず【デザイン】
1994年の初代登場以来、長きにわたって愛されてきたオデッセイですが、2013年に登場した5代目が最後のモデルとなってしまいました。つまり今やオデッセイは中古車でしか買えません!
4代目に比べて全高がやや高くなり、いわゆる“ミニバンらしい”フォルムとなったのが5代目。それでもオデッセイ特有の流れるような美しいスタイルは健在です。
2020年11月のマイナーチェンジではボンネットフードの厚みが増し、フロントグリルを大型化、外観の印象がガラッと変わりました。
【居住性】
歴代オデッセイで初めて、両側スライドドアを採用。サードシートへの乗り込みも、それまでのヒンジ式ドアに比べてずっと楽になっています。
2-3-3の8人乗り仕様に加えて、一部グレードのFF仕様には2-2-3の7人乗りも設定されました。7人乗り仕様の2列目シートにはシートバックを倒すと、連動してシートクッションが最適な角度に持ち上がる新機構やオットマン、シートバック中折れ機構などを採用。ラグジュアリーな居心地となっています。
▲キャプテンシートの凝った技巧はいかにもホンダ車らしいところ【走り・燃費性能】
通常グレードには2.4L 直4 DOHC i-VTECガソリンエンジン、「アブソルート」には直噴化し、最高出力を190ps(通常グレードは175ps)にまで高めた2.4L 直4 DOHC i-VTECガソリンエンジンを搭載。スムーズで力強い加速感が「アブソルート」の魅力となっています。
2016年2月には、2L 直4 DOHC i-VTECガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドを設定。システム最高出力215ps、JC08モード燃費26km/Lをマークする先進的なパワーユニットが搭載されました。
【安全性】
デビューから2014年12月までのモデルでは、「低速域衝突軽減ブレーキ」や「誤発進抑制機能」で構成される「シティブレーキアクティブシステム」などをセットにした「あんしんパッケージ」が標準。「衝突軽減ブレーキは一部グレードへのメーカーオプションでした。
より先進的な安全運転支援システム「Honda SENSING」が「EX」系、「アブソルート(一部仕様を除く)」に標準装備(他グレードではメーカーオプション)されたのは2015年12月以降のモデルから。
【中古車選びのポイント】
5代目オデッセイ全体の中古車平均価格は約204万円。「Honda SENSING」が装備された2015年12月以降のモデルを狙うのは厳しいところですが、2015年11月までのモデルなら総額150万円の予算で十分狙えます。
パワフルなエンジンと充実した装備の「アブソルート」も射程圏内ですが、走行距離少なめの物件を狙うなら「G」もしくは「G EX」がオススメ。「G EX」の2列目キャプテンシート仕様なら特にゴージャスな気分が味わえます。
▼検索条件
ホンダ オデッセイ(5代目) × 総額150万円以下ちなみに、オデッセイ(5代目)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):70万~570万円
・中古車流通量:710台
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【スペック・諸元】G EX 7人乗り
■全長x全幅x全高:4830×1800×1695(mm)
■エンジン種類:直列4気筒DOHC
■総排気量:2356cc
■燃費:JC08モード 13.4km/L
▼検索条件
ホンダ オデッセイ(5代目)150万円以下④ トヨタ シエンタ(2代目) ~今なら程度良好な物件が豊富~
▲使い勝手の良さはよりレベルアップしながら、精悍なルックスとなった2代目トヨタ シエンタ【デザイン】
キュートなデザインだった先代からイメージ一新、精悍で先進的な印象となった2代目シエンタ。
サイドビューは後席になるほど着座位置が高くなるシアターレイアウトをビジュアルで表現したトレッキングシューズ型のシルエットとなっています。
【居住性】
車内に入ると、5ナンバーサイズに収まっているとは思えない空間が広がっています。シアターレイアウトにより、2列目、3列目シートも視界は良好。
ボトルホルダーやドアポケットなどの収納が随所にある気配りも、国産ミニバンらしいところです。
▲外観から想像する以上に広い、シエンタの車内空間【走り・燃費性能】
重心が低く抑えられた安定感の高い走りは評価の高いところ。ミニバンであることをあまり意識せずに運転することができるでしょう。
アイドリングストップ標準装備の1.5L直4ガソリンエンジンに加え、ハイブリッド車もラインナップされており、燃費の良さは折り紙つき。
【安全性】
2015年のデビューだけあり、先進安全装備が充実。レーザーレーダー+単眼カメラ方式の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」が全車にメーカーオプション設定されています。
2018年9月のマイナーチェンジでは上記の装備に、歩行者検知機能が追加されました。
【中古車選びのポイント】
2代目シエンタも中古車平均価格が169.4万円となり、予算150万円で走行距離が少ない良質な物件が狙えるようになってきました。
上級装備の「G」、あるいはハイブリッドも射程圏内です。メーカーオプションの「Toyota Safety Sense C」装着車なら、お買い得感高し。
▼検索条件
トヨタ シエンタ(2代目) × 総額150万円以下ちなみに、シエンタ(2代目)全体の中古車相場は下記の通りとなっています。
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・中古車価格帯(総額):90万~310万円
・中古車流通量:2310台
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【スペック・諸元】ハイブリッドG(2015年モデル)
■全長x全幅x全高:42355×1695×1675(mm)
■エンジン種類:直列4気筒DOHC+モーター
■総排気量:1496cc
■燃費:JC08モード 27.2km/L
▼検索条件
トヨタ シエンタ(2代目)150万円以下⑤ フォルクスワーゲン シャラン(現行型) ~孤高の輸入ミニバン~
▲スポーティなシルエットで両側スライドドアを採用した希有な輸入ミニバンがフォルクスワーゲン シャラン【デザイン】
2011年2月にデビューした、フォルクスワーゲンの3列シートミニバンがシャラン。現行モデルです! ゴルフに似ているからコンパクトに見えるけど、実は全長4855mm×全幅1910mm×全高1750mmという堂々としたサイズ。
キリッとした顔つきとシャープなボディラインは、アンチミニバン派の人にもモテそうです。
【居住性】
2-3-2の7人乗り仕様。車内空間はドイツ車らしい落ち着いたムードで、シートの作りが素晴らしく、どの席に座っても快適です。
両側パワースライドを装備し、2列目シートは3席それぞれをスライド&リクライニングできるなど使い勝手の部分も良好。
▲がっしりしたシートの作り、走りのダイレクト感はドイツ車ならでは!【走り・燃費性能】
エンジンは1.4L 直4ガソリンと小さめの排気量ですが、ターボ&スーパーチャージャーが組み合わされて走りはパワフル。
ミニバンなのに、マニュアルならではのダイレクト感が堪能できるツインクラッチ6速DSGを採用するなど、国産ミニバンとは異次元の走りに対するこだわりを見せています。2012年10月のマイナーチェンジでは、駐車を自動サポートするシステム「パークアシスト」が標準化されました。
【安全性】
2代目デビュー当時からエアバッグシステムやESP(横滑り防止装置)を全車標準するなど、安全装備が充実しています。
ミリ波レーダーを使った衝突回避&被害軽減システム「フロントアシスト」が標準化されたのは、2015年9月以降のモデル。
【中古車選びのポイント】
意外に車体が大きいので、「パークアシスト」が装備されていると便利。「パークアシスト」が全車標準装備化された2012年10月以降のモデルなら、運転に自信のない人でも安心でしょう。
基本設計は頑丈ですが、輸入車ゆえに定期的なメンテナンスが欠かせず、維持コストも高めであることは理解しておきましょう。
▼検索条件
フォルクスワーゲン シャラン(現行型) × 総額150万円以下ちなみに、シャラン(現行型)全体の中古車相場は下記のとおりとなっています。
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・中古車価格帯(総額):60万~570万円
・中古車流通量:210台
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【スペック・諸元】TSIハイラインブルーモーションテクノロジー(2013年モデル)
■全長x全幅x全高:4855×1910×1765(mm)
■エンジン種類:直列4気筒DOHCターボ+スーパーチャージャー
■総排気量:1389cc
■燃費:JC08モード 13.5km/L
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フォルクスワーゲン シャラン(現行型)
自動車ライター
田端邦彦
自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。
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支払総額84万円
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