ミニ ミニ|ついに後期型クーパーも射程圏内に!【予算100万円ならコレが買い】
カテゴリー: 特選車
タグ: ミニ / ハッチバック / クルマを選び始めた人向け / ミニ / 総額100万円で狙おう / 中野剛
2020/05/01
世界中で人気を博すプレミアムスモールカーの代表格
1959年にイギリスで誕生したミニ(クラシックミニ)の遺伝子に、BMWならではの最先端技術を融合させた新生ミニ。
先代の可愛らしい印象を巧みに踏襲しつつ、ボディサイズや安全性、快適性など、現代の基準をクリアするモデルに仕上げられた初代は、2001年にヨーロッパで発売開始されるや大人気を博した。
少し遅れ、2002年3月に発売がスタートした日本でも大ヒットを記録。
以降、2014年4月に登場したシリーズ3代目となる現行型まで、輸入プレミアムスモールカーの代表モデルとして確固たる地位をキープし続けている。
ここでは、予算100万円で狙えるターゲットとして、2007年2月~2014年3月に生産されたシリーズ2代目に注目したい。
この2代目は、ルックスこそ大ヒットした初代と変わらないように見えるが、屋根部分以外はすべて新設計のボディパネルを使用するなど、内外装ともに各部のクオリティが大幅にアップされているのが特徴。
予算100万円の本命は主力グレードのクーパー
ボディは乗車定員4人の3ドアハッチバックのみ。
搭載されるエンジンは、1.4Lと1.6LのNAと1.6Lのターボがあり、1.6Lターボは175馬力と211馬力の2タイプあった。
また2010年5月にはエンジンが変更され、排気量を1.6Lに統一。NAとターボそれぞれ、出力の異なる2タイプが設定された。
現在850台強ある中古車流通量のうち、主力グレードにあたる1.6LNAエンジン搭載のクーパーが47%近くを占め最多。
これに1.6Lターボエンジンを搭載する上級グレードのクーパーSが29%で続く。
エントリーグレードのONEは全体の16%で、やや少なめな印象だ。
最安値帯はすでに総額40万~50万円の水準まで到達している。
流通量全体のおよそ40%が予算100万円圏内のため、低予算派には嬉しい状況と言えるだろう。
この価格帯でも、やはりクーパーが過半数を占めているため、ターボエンジンにこだわりがなければ、できるだけ低予算で状態の良いクーパーを狙いたいところ。
2010年10月以降の後期型の低走行車はハイバリュー
仮に走行距離の条件を5万km以下に設定した場合、選択肢では120馬力の1.6LNAエンジンを搭載した2010年9月までの前期型クーパーが筆頭。
そんな好条件物件を予算70万円以下で手に入れられれば、なかなかの買い物上手と言える。
同じ条件で上級グレードであるクーパーSも射程圏内に入るが、選択肢はやや少なめだ。
どうしてもターボエンジンのパワフルな乗り味を求めるなら、走行距離の条件を7万km以下まで緩め、そこから納得できる物件を絞り込んでいく作戦の方が攻めやすそうだ。
さらなるバリューを求めるなら、2010年10月以降の後期型に注目。
この後期型は、同年4月のエンジン変更を受け、1.6LNAエンジンの出力が122馬力にアップしている他、内外装にスポーティかつモダンなエッセンスが付加されているのが特徴。
選択肢はかなり狭まるが、タイミングが良ければ走行距離5万km以下の物件がヒットする。
ただし、台数の少なさをカバーするために、ONEも合わせてチェックしておこう。
▼検索条件
ミニ ミニ(2代目)×総額100万円以下×全国【関連リンク】
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