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やたらオシャレな旧型ミニ クラブマンも、実は総額80万円から!【高そうに見えて意外と安い?】
やたらオシャレな旧型ミニ クラブマンも、実は総額80万円から!【高そうに見えて意外と安い?】
2019/03/08
▲旧型ミニを若干ストレッチさせた「シューティングブレーク」である旧型ミニ クラブマン。妙にオシャレなこの車ですが、実は最近、総額フタケタ万円からでも探せる状況になっているのです!
これが今「総額100万円未満」で買えるいちばんオシャレな車?
過日、ひとりの若者が拙宅を訪ねてきた。若者といっても20代後半の青年である。「総額100万円未満」という予算にて、何かこうシャレてる車が買えないものだろうか、との相談であった。
わたしは答えた。
「なるほど。ではホンダのN-ONEなどいかがだろうか? 660G Lパッケージというやつの走行1万km台ぐらいの物件が、総額80万円ぐらいから狙える。うむ、ぜひそれにしたまえ」
だが彼は言った。
「軽自動車はイヤなのです。できれば輸入車を、と考えています」
わたしは、カネがないなら四の五の言わずに軽自動車とかに乗るのが若人としての本筋である――と諭したが、彼は首を縦に振らない。二言目には「でも輸入車の方が……」である。
いいかげんうんざりしたわたしは、仕方なくひとつの解を提示した。
「先代というか、初代のミニ クラブマンという輸入車がある。写真はコレだが……」
とスマホの画面を彼に見せ、続けた。
「これの中古車であれば、総額80万円ぐらいから探すことができる。しかも走行距離がさほど延びていない個体を、である。そして見てのとおりかなりのオシャレさんでもある」
「なんと! 総額80万円級の車には絶対に見えません! 僕の目にはおおむね200万円ぐらいに見えます!」
わたしも彼の見方に賛意を示したうえで、「だが意外と安いのだ」と続けた。
以下は、この後わたしが彼に伝えた「総額100万円未満の旧型ミニ クラブマンを買う際に気をつけるべきいくつかのこと」の、ダイジェスト版である。
絶妙な全長と荷室の「スプリットドア」がカッコ良さの源
▲全部のドアを開けるとこのような感じに。「クラブドア」が右側(車道側)にあるというのは、日本では正直ちょっと微妙だが、まぁとにかくウルトラスーパーオシャレではある。そして、3ドアハッチバックのミニよりやや胴長なクラブマンではあるが、走りのキビキビ感は3ドアハッチバックのそれにほぼ匹敵。クーパーもクーパーSも、とにかく運転が楽しめる車だ
当然ながら、まずは「旧型ミニ クラブマンとは何ぞや?」ということを知らなければならない。
型式名R55こと旧型ミニ クラブマンは、日本では2008年3月2日(ミニの日)にデビューしたミニの派生モデル。要するにミニのストレッチ版で、ベースとなったのは第2世代のミニ(R56)だ。
寸法的にはハッチバックモデルより全長を240mm、ホイールベースを80mm延長しており、延長分は後席足下スペース80mmの拡大と、荷室スペースの拡大に使われた。
ボディの左サイドは通常の1枚ドアだが、右サイドには観音開きする「クラブドア」という、小さめなドアが備わっている。後席へのアクセス性を高めるための措置だが、ヨーロッパと違って左側通行である日本では、このドア位置は正直微妙だ。
ただし、この「ボディをちょっとだけ延長させました」というフォルムはひたすらオシャレであり、荷室の「スプリットドア」と呼ばれる左右に観音開きするゲートも、これまたスーパーオシャレの源となっている。
基本となるグレードは「クーパー」と「クーパーS」の2つ。
クーパーには最高出力120psの1.6L自然吸気エンジンが搭載され、クーパーSには最高出力175psの1.6Lターボエンジンが搭載される。トランスミッションは両グレードとも6MTと6速ATが選択可能だった。
初期モデルの新車価格はクーパーが274万円(6MT)および287万円(6速AT)で、クーパーSが318万円(6MT)と331万円(6速AT)。
ミニならではのキビキビした走りと、ストレッチ版ゆえの積載性、ならびに「妙にオシャレに見えること」から、旧型ミニ クラブマンはなかなかのヒット作となった。
が、2015年9月には第2世代となる現行F54型へとフルモデルチェンジ。
F54型は、走行性能や剛性感などは旧R55型を大きく上回っているが、同時にボディサイズもかなり大きくなってしまったため、「ワタシは旧型の小ぶりなクラブマンの方が好きです」みたいな意見も、一部に根強く存在している。
「総額130万円」ぐらいまでを視野に入れて探すべし
▲パッケージオプションなどによって微妙な違いはあるが、旧型クラブマンのインテリアはおおむねこのような感じ
「……と、以上が旧型ミニ クラブマンという車についての概略である」
わたしは青年にそう言った。
しかし青年は、青年ならではの性急さで答える。
「なるほどわかりました、ありがとうございます。それではさっそく買いに行きますので、本日はこれで失礼します。さようなら」
ちょちょちょ、ちょっと待ちたまえ!
と、わたしは彼を制した。
「今日これから買いに行くのも構わないが、買うにあたってはいくつかの注意点もある。どうせならそれを聞いてからにしたまえ」
そう言ってわたしは、彼に少々の指南をした。主に「予算」についてである。
旧型ミニ クラブマンが総額100万円未満で買えるというのは確かである。しかし「総額100万円未満であること」に固執すべきではない。
たまたま総額100万円未満でコンディションの良いモノが見つかればいいが、見つからない可能性もある。その場合に、「でも100万円以下と決めてたから」みたいな理由で安易に買ってしまうと、その後の修理代で、安く買えた分のお金などすぐに吐き出してしまうこともあり得るからだ。
具体的には「総額130万円ぐらいまで」をいちおう視野に入れたうえで探すことを、わたしとしては貴君に強く推奨したい。
「なるほどわかりました。では最大総額130万円を目安にしてに探します。じゃ、さようなら」
……まだ話は終わってないよ。それとだね、手元にいちおう10万円ぐらいは残しておいた方がいいと思いますよ。
「それは何ゆえですか?」
何かあったとき用の「保険」である。旧型ミニ クラブマンはさほど壊れやすい車というわけでもないが、乗っているうちに冷却系や電装系などの部品交換が必要になる可能性もある。
いざそうなったときにあたふたしないため、10万円ぐらいはポンと出せる状態であることが、安めの中古ガイシャを買う場合は肝要となるのだ。買ううえでの「資格」と言ってもいいい。
「なるほどわかりました。……まだありますか?」
いや、特にはないよ。あとは中古車選びの一般的な基本原則どおりに吟味し、決めるだけだ。
「なるほどわかりました。ありがとうございました。では、さようなら」
はい、さようなら。
……妙にせっかちで変わった青年だったが、彼がステキでオシャレな旧型ミニ クラブマンと出合えることを期待したい。そしてたぶん、大丈夫だと思う。
▲80万円から狙える運転も楽しめてオシャレさんに見えるミニ クラブマン。ぜひ気になった方はチェックしてほしい
▲ちなみにこちらが最初に勧めたホンダ N-ONEという軽自動車。なかなかオシャレで、悪くない選択肢だとも思うのだが
text/伊達軍曹
photo/BMW、ホンダ
▼検索条件
ミニ クラブマン(初代)×総額130万円以下×修復歴なし
この記事で紹介している物件

本体価格45.5万円
支払総額58.9万円

本体価格21.7万円
支払総額39.1万円

本体価格73.0万円
支払総額83万円
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<h3>これが今「総額100万円未満」で買えるいちばんオシャレな車?</h3>
<p>
過日、ひとりの若者が拙宅を訪ねてきた。若者といっても20代後半の青年である。「総額100万円未満」という予算にて、何かこうシャレてる車が買えないものだろうか、との相談であった。<br />
<br />
わたしは答えた。<br />
<br />
「なるほど。ではホンダのN-ONEなどいかがだろうか? 660G Lパッケージというやつの走行1万km台ぐらいの物件が、総額80万円ぐらいから狙える。うむ、ぜひそれにしたまえ」<br />
<br />
だが彼は言った。<br />
<br />
<b>「軽自動車はイヤなのです。できれば輸入車を、と考えています」</b><br />
<br />
わたしは、カネがないなら四の五の言わずに軽自動車とかに乗るのが若人としての本筋である――と諭したが、彼は首を縦に振らない。二言目には「でも輸入車の方が……」である。<br />
<br />
いいかげんうんざりしたわたしは、仕方なくひとつの解を提示した。<br />
<br />
「先代というか、初代のミニ クラブマンという輸入車がある。写真はコレだが……」<br />
<br />
とスマホの画面を彼に見せ、続けた。<br />
<br />
「これの中古車であれば、総額80万円ぐらいから探すことができる。しかも走行距離がさほど延びていない個体を、である。そして見てのとおりかなりのオシャレさんでもある」<br />
<br />
<b>「なんと! 総額80万円級の車には絶対に見えません! 僕の目にはおおむね200万円ぐらいに見えます!」</b><br />
<br />
わたしも彼の見方に賛意を示したうえで、「だが意外と安いのだ」と続けた。<br />
<br />
以下は、この後わたしが彼に伝えた「総額100万円未満の旧型ミニ クラブマンを買う際に気をつけるべきいくつかのこと」の、ダイジェスト版である。<br /><br /></p>
<h3>絶妙な全長と荷室の「スプリットドア」がカッコ良さの源</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲全部のドアを開けるとこのような感じに。「クラブドア」が右側(車道側)にあるというのは、日本では正直ちょっと微妙だが、まぁとにかくウルトラスーパーオシャレではある。そして、3ドアハッチバックのミニよりやや胴長なクラブマンではあるが、走りのキビキビ感は3ドアハッチバックのそれにほぼ匹敵。クーパーもクーパーSも、とにかく運転が楽しめる車だ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63850/R55_4.jpg" width="600"data-credit="BMW" /><span class="CP_txt">▲全部のドアを開けるとこのような感じに。「クラブドア」が右側(車道側)にあるというのは、日本では正直ちょっと微妙だが、まぁとにかくウルトラスーパーオシャレではある。そして、3ドアハッチバックのミニよりやや胴長なクラブマンではあるが、走りのキビキビ感は3ドアハッチバックのそれにほぼ匹敵。クーパーもクーパーSも、とにかく運転が楽しめる車だ</span></div>
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当然ながら、まずは「旧型ミニ クラブマンとは何ぞや?」ということを知らなければならない。<br />
<br />
型式名R55こと旧型ミニ クラブマンは、日本では2008年3月2日(ミニの日)にデビューしたミニの派生モデル。要するにミニのストレッチ版で、ベースとなったのは第2世代のミニ(R56)だ。<br />
<br />
寸法的にはハッチバックモデルより全長を240mm、ホイールベースを80mm延長しており、延長分は後席足下スペース80mmの拡大と、荷室スペースの拡大に使われた。<br />
<br />
ボディの左サイドは通常の1枚ドアだが、右サイドには観音開きする「クラブドア」という、小さめなドアが備わっている。後席へのアクセス性を高めるための措置だが、ヨーロッパと違って左側通行である日本では、このドア位置は正直微妙だ。<br />
<br />
ただし、この「ボディをちょっとだけ延長させました」というフォルムはひたすらオシャレであり、荷室の「スプリットドア」と呼ばれる左右に観音開きするゲートも、これまたスーパーオシャレの源となっている。<br />
<br />
基本となるグレードは「クーパー」と「クーパーS」の2つ。<br />
<br />クーパーには最高出力120psの1.6L自然吸気エンジンが搭載され、クーパーSには最高出力175psの1.6Lターボエンジンが搭載される。トランスミッションは両グレードとも6MTと6速ATが選択可能だった。<br />
<br />
初期モデルの新車価格はクーパーが274万円(6MT)および287万円(6速AT)で、クーパーSが318万円(6MT)と331万円(6速AT)。<br />
<br />
ミニならではのキビキビした走りと、ストレッチ版ゆえの積載性、ならびに「妙にオシャレに見えること」から、旧型ミニ クラブマンはなかなかのヒット作となった。<br />
<br />
が、2015年9月には第2世代となる現行F54型へとフルモデルチェンジ。<br />
<br />F54型は、走行性能や剛性感などは旧R55型を大きく上回っているが、同時にボディサイズもかなり大きくなってしまったため、「ワタシは旧型の小ぶりなクラブマンの方が好きです」みたいな意見も、一部に根強く存在している。<br />
<br /></p>
<h3>「総額130万円」ぐらいまでを視野に入れて探すべし</h3>
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<p>
「……と、以上が旧型ミニ クラブマンという車についての概略である」<br />
<br />
わたしは青年にそう言った。<br />
<br />
しかし青年は、青年ならではの性急さで答える。<br />
<br />
<b>「なるほどわかりました、ありがとうございます。それではさっそく買いに行きますので、本日はこれで失礼します。さようなら」</b><br />
<br />
ちょちょちょ、ちょっと待ちたまえ!<br />
<br />
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<br />
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<br />
そう言ってわたしは、彼に少々の指南をした。主に「予算」についてである。<br />
<br />
旧型ミニ クラブマンが総額100万円未満で買えるというのは確かである。しかし「総額100万円未満であること」に固執すべきではない。<br />
<br />
たまたま総額100万円未満でコンディションの良いモノが見つかればいいが、見つからない可能性もある。その場合に、「でも100万円以下と決めてたから」みたいな理由で安易に買ってしまうと、その後の修理代で、安く買えた分のお金などすぐに吐き出してしまうこともあり得るからだ。<br />
<br />
具体的には「総額130万円ぐらいまで」をいちおう視野に入れたうえで探すことを、わたしとしては貴君に強く推奨したい。<br />
<br />
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<br />
……まだ話は終わってないよ。それとだね、手元にいちおう10万円ぐらいは残しておいた方がいいと思いますよ。<br />
<br />
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<br />
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<br />
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<br />
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<br />
いや、特にはないよ。あとは中古車選びの一般的な基本原則どおりに吟味し、決めるだけだ。<br />
<br />
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<br />
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過日、ひとりの若者が拙宅を訪ねてきた。若者といっても20代後半の青年である。「総額100万円未満」という予算にて、何かこうシャレてる車が買えないものだろうか、との相談であった。<br />
<br />
わたしは答えた。<br />
<br />
「なるほど。ではホンダのN-ONEなどいかがだろうか? 660G Lパッケージというやつの走行1万km台ぐらいの物件が、総額80万円ぐらいから狙える。うむ、ぜひそれにしたまえ」<br />
<br />
だが彼は言った。<br />
<br />
<b>「軽自動車はイヤなのです。できれば輸入車を、と考えています」</b><br />
<br />
わたしは、カネがないなら四の五の言わずに軽自動車とかに乗るのが若人としての本筋である――と諭したが、彼は首を縦に振らない。二言目には「でも輸入車の方が……」である。<br />
<br />
いいかげんうんざりしたわたしは、仕方なくひとつの解を提示した。<br />
<br />
「先代というか、初代のミニ クラブマンという輸入車がある。写真はコレだが……」<br />
<br />
とスマホの画面を彼に見せ、続けた。<br />
<br />
「これの中古車であれば、総額80万円ぐらいから探すことができる。しかも走行距離がさほど延びていない個体を、である。そして見てのとおりかなりのオシャレさんでもある」<br />
<br />
<b>「なんと! 総額80万円級の車には絶対に見えません! 僕の目にはおおむね200万円ぐらいに見えます!」</b><br />
<br />
わたしも彼の見方に賛意を示したうえで、「だが意外と安いのだ」と続けた。<br />
<br />
以下は、この後わたしが彼に伝えた「総額100万円未満の旧型ミニ クラブマンを買う際に気をつけるべきいくつかのこと」の、ダイジェスト版である。<br /><br /></p>
<h3>絶妙な全長と荷室の「スプリットドア」がカッコ良さの源</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲全部のドアを開けるとこのような感じに。「クラブドア」が右側(車道側)にあるというのは、日本では正直ちょっと微妙だが、まぁとにかくウルトラスーパーオシャレではある。そして、3ドアハッチバックのミニよりやや胴長なクラブマンではあるが、走りのキビキビ感は3ドアハッチバックのそれにほぼ匹敵。クーパーもクーパーSも、とにかく運転が楽しめる車だ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63850/R55_4.jpg" width="600"data-credit="BMW" /><span class="CP_txt">▲全部のドアを開けるとこのような感じに。「クラブドア」が右側(車道側)にあるというのは、日本では正直ちょっと微妙だが、まぁとにかくウルトラスーパーオシャレではある。そして、3ドアハッチバックのミニよりやや胴長なクラブマンではあるが、走りのキビキビ感は3ドアハッチバックのそれにほぼ匹敵。クーパーもクーパーSも、とにかく運転が楽しめる車だ</span></div>
<p>
当然ながら、まずは「旧型ミニ クラブマンとは何ぞや?」ということを知らなければならない。<br />
<br />
型式名R55こと旧型ミニ クラブマンは、日本では2008年3月2日(ミニの日)にデビューしたミニの派生モデル。要するにミニのストレッチ版で、ベースとなったのは第2世代のミニ(R56)だ。<br />
<br />
寸法的にはハッチバックモデルより全長を240mm、ホイールベースを80mm延長しており、延長分は後席足下スペース80mmの拡大と、荷室スペースの拡大に使われた。<br />
<br />
ボディの左サイドは通常の1枚ドアだが、右サイドには観音開きする「クラブドア」という、小さめなドアが備わっている。後席へのアクセス性を高めるための措置だが、ヨーロッパと違って左側通行である日本では、このドア位置は正直微妙だ。<br />
<br />
ただし、この「ボディをちょっとだけ延長させました」というフォルムはひたすらオシャレであり、荷室の「スプリットドア」と呼ばれる左右に観音開きするゲートも、これまたスーパーオシャレの源となっている。<br />
<br />
基本となるグレードは「クーパー」と「クーパーS」の2つ。<br />
<br />クーパーには最高出力120psの1.6L自然吸気エンジンが搭載され、クーパーSには最高出力175psの1.6Lターボエンジンが搭載される。トランスミッションは両グレードとも6MTと6速ATが選択可能だった。<br />
<br />
初期モデルの新車価格はクーパーが274万円(6MT)および287万円(6速AT)で、クーパーSが318万円(6MT)と331万円(6速AT)。<br />
<br />
ミニならではのキビキビした走りと、ストレッチ版ゆえの積載性、ならびに「妙にオシャレに見えること」から、旧型ミニ クラブマンはなかなかのヒット作となった。<br />
<br />
が、2015年9月には第2世代となる現行F54型へとフルモデルチェンジ。<br />
<br />F54型は、走行性能や剛性感などは旧R55型を大きく上回っているが、同時にボディサイズもかなり大きくなってしまったため、「ワタシは旧型の小ぶりなクラブマンの方が好きです」みたいな意見も、一部に根強く存在している。<br />
<br /></p>
<h3>「総額130万円」ぐらいまでを視野に入れて探すべし</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲パッケージオプションなどによって微妙な違いはあるが、旧型クラブマンのインテリアはおおむねこのような感じ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63850/R55_6.jpg" width="600"data-credit="BMW" /><span class="CP_txt">▲パッケージオプションなどによって微妙な違いはあるが、旧型クラブマンのインテリアはおおむねこのような感じ</span></div>
<p>
「……と、以上が旧型ミニ クラブマンという車についての概略である」<br />
<br />
わたしは青年にそう言った。<br />
<br />
しかし青年は、青年ならではの性急さで答える。<br />
<br />
<b>「なるほどわかりました、ありがとうございます。それではさっそく買いに行きますので、本日はこれで失礼します。さようなら」</b><br />
<br />
ちょちょちょ、ちょっと待ちたまえ!<br />
<br />
と、わたしは彼を制した。<br />
<br />
「今日これから買いに行くのも構わないが、買うにあたってはいくつかの注意点もある。どうせならそれを聞いてからにしたまえ」<br />
<br />
そう言ってわたしは、彼に少々の指南をした。主に「予算」についてである。<br />
<br />
旧型ミニ クラブマンが総額100万円未満で買えるというのは確かである。しかし「総額100万円未満であること」に固執すべきではない。<br />
<br />
たまたま総額100万円未満でコンディションの良いモノが見つかればいいが、見つからない可能性もある。その場合に、「でも100万円以下と決めてたから」みたいな理由で安易に買ってしまうと、その後の修理代で、安く買えた分のお金などすぐに吐き出してしまうこともあり得るからだ。<br />
<br />
具体的には「総額130万円ぐらいまで」をいちおう視野に入れたうえで探すことを、わたしとしては貴君に強く推奨したい。<br />
<br />
<b>「なるほどわかりました。では最大総額130万円を目安にしてに探します。じゃ、さようなら」</b><br />
<br />
……まだ話は終わってないよ。それとだね、手元にいちおう10万円ぐらいは残しておいた方がいいと思いますよ。<br />
<br />
<b>「それは何ゆえですか?」</b><br />
<br />
何かあったとき用の「保険」である。旧型ミニ クラブマンはさほど壊れやすい車というわけでもないが、乗っているうちに冷却系や電装系などの部品交換が必要になる可能性もある。<br />
<br />
いざそうなったときにあたふたしないため、10万円ぐらいはポンと出せる状態であることが、安めの中古ガイシャを買う場合は肝要となるのだ。買ううえでの「資格」と言ってもいいい。<br />
<br />
<b>「なるほどわかりました。……まだありますか?」</b><br />
<br />
いや、特にはないよ。あとは中古車選びの一般的な基本原則どおりに吟味し、決めるだけだ。<br />
<br />
<b>「なるほどわかりました。ありがとうございました。では、さようなら」</b><br />
<br />
はい、さようなら。<br />
<br />
……妙にせっかちで変わった青年だったが、彼がステキでオシャレな旧型ミニ クラブマンと出合えることを期待したい。そしてたぶん、大丈夫だと思う。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲80万円から狙える運転も楽しめてオシャレさんに見えるミニ クラブマン。ぜひ気になった方はチェックしてほしい" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63850/R55_5.jpg" width="600" data-credit="BMW"/><span class="CP_txt">▲80万円から狙える運転も楽しめてオシャレさんに見えるミニ クラブマン。ぜひ気になった方はチェックしてほしい</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲ちなみにこちらが最初に勧めたホンダ N-ONEという軽自動車。なかなかオシャレで、悪くない選択肢だとも思うのだが" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63850/R55_2.jpg" width="600"data-credit="ホンダ" /><span class="CP_txt">▲ちなみにこちらが最初に勧めたホンダ N-ONEという軽自動車。なかなかオシャレで、悪くない選択肢だとも思うのだが</span></div>
<div class="author">text/伊達軍曹<br />
photo/BMW、ホンダ</div>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&FAIR=95306&fed=contnikkancs_20190227_yc20190227002yn" target="_blank">狙い目の初代ミニ クラブマンを見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
ミニ クラブマン(初代)×総額130万円以下×修復歴なし</div>
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[title] => 日産 セレナ|中古車でもバリュー&満足度良しのハイウェイスターVセレクションに注目!【予算100万円ならコレが買い】
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[description] => 【予算100万円ならコレが買い】シリーズ|5ナンバーミニバンのカテゴリで人気のセレナ。予算100万円で狙える中古車の狙い目をご紹介。
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<div class="taC w600_img"><img alt="▲5ナンバーサイズながら、広い室内空間が人気の日産 セレナ。写真は2016年まで発売されていた4代目モデル" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63863/1.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲5ナンバーサイズながら、広い室内空間が人気の日産 セレナ。写真は2016年まで発売されていた4代目モデル</span></div>
<h3>5ナンバーサイズミニバンの人気&定番モデル</h3>
<p>室内の広さを重視し、ミニバンとしての機能性を追求してきたセレナ。<br />
<br />
「モノより思い出」という印象的なキャッチコピーが話題となり、競合ひしめく5ナンバーサイズミニバンカテゴリーにおいて高い知名度&人気を博したモデルだ。<br />
<br />
プレーンでシンプルなデザインも、ファミリー層を中心に幅広い支持を得ている理由のひとつだろう。<br />
<br />
1994年5月の初代デビュー以降、幾度かのモデルチェンジをへて、2016年8月登場の現行型でシリーズ5代目となる。<br />
<br />
フルモデルチェンジごとに、外観は箱形から流麗かつシャープなフォルムに変化しながら、室内空間の拡大やエコ性能の向上など、“セレナらしさ”が強化されている。<br />
<br />
また、良好な視界や開放感へのこだわりが強く、フロントガラスや三角窓の面積も世代を重ねるたびに大きくなっている。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲セレナが支持されている理由のひとつが、大きなフロントガラスと三角窓で確保された広い視界" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/5.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲セレナが支持されている理由のひとつが、大きなフロントガラスと三角窓で確保された広い視界</span></div>
<h3>予算100万円なら“あえて”4代目を狙うべし</h3>
<p>そんな人気・定番ミニバンであるセレナを予算100万円で狙う場合、ターゲットとなるのは2005年5月~2010年10月に生産された3代目と、その後継車となる2010年11月~2016年7月に生産された4代目だ。<br />
<br />
選択肢の豊富さでいえば、中古車の平均価格が40万円台まで下がっている3代目が有利。<br />
<br />
だが、前述のとおり、世代が新しいほど“セレナらしさ”がアップしている点を踏まえ、あえて4代目一本に狙いを絞ってみたい。<br />
<br />
選択肢はかなり狭まるものの、室内が広く、ガラス面積も拡大して視界がアップし、アイドリングストップも標準装備している4代目の方が、同じ予算で得られる満足度が高いに違いないからだ。<br />
<br />
予算100万円圏内の物件の割合は流通量全体の8%程度。<br />
<br />
物件台数に直すと200台前後で、かなり少ない。<br />
<br />
この中には、走行距離10万km超の多走行車や修復歴のある物件が含まれており、それらを除くと対象物件は100台を切ってしまう。<br />
<br />
そのほとんどが、2011~2012年式の初期モデル。2012年8月に追加されたS-HYBRID(ECOモーターの発電能力を高めた簡易なハイブリッドシステム搭載グレード)は、数台程度と非常にレアな存在だ。<br />
<br />
したがって、予算100万円でバリューの高い物件を探すなら、グレード選びが重要となってくる。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲シンプルなデザインのフロントビューの4代目。昨今主流のライトがつり上がったイカつい顔のミニバンと比べると、優しい印象を受ける" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/2.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲シンプルなデザインのフロントビューの4代目。昨今主流のライトがつり上がったイカつい顔のミニバンと比べると、優しい印象を受ける</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲スクエアなデザインのリアビュー。ボディのふくらみがなく、車庫入れの際など車幅の感覚がつかみやすい" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/3.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲スクエアなデザインのリアビュー。ボディのふくらみがなく、車庫入れの際など車幅の感覚がつかみやすい</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲全長約4.7m、全高約1.8mのボディで広々とした車内空間を確保している" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/4.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲全長約4.7m、全高約1.8mのボディで広々とした車内空間を確保している</span></div>
<h3>バリュー追求派はハイウェイスターか20Gの2択!</h3>
<p>4代目セレナのグレード体系は、廉価グレードの20S、必要十分な装備をまとった20X、エアロパーツを装着しスポーティな外観のハイウェイスター、そして最上級グレードの20Gの、大きく4タイプから構成される。<br />
<br />
予算100万円圏内には、これら4グレードが混在しているので、バリューを追求するなら<b>より装備が充実しているハイウェイスターか20Gに狙いを定める</b>のが正解だ。<br />
<br />
中でも注目は、2011年9月に設定された特別仕様車の『ハイウェイスターVセレクション』。<br />
<br />
標準では手動タイプの両側スライドドアとなるが、Vセレクションは両手がふさがっていても簡単に開閉できるワンタッチオートスライドドアを採用。<br />
<br />
さらに、前/後席で設定した温度を個別に自動制御するオゾンセーフフルオートデュアルエアコンなども付いており、従来のスポーティな外観に加えて快適性もアップした仕様になっている。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲こちらがオプション満載のハイウェイスターVセレクション" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/15.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲こちらがオプション満載のハイウェイスターVセレクション</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲触るだけで開閉が可能なワンタッチスライドドア" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/16.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲触るだけで開閉が可能なワンタッチスライドドア</span></div>
<h3>S-HYBRIDにこだわる人向けのヒント</h3>
<p>どうしてもS-HYBRIDにこだわりたいなら、現時点での選択肢は2つ。<br />
<br />
ひとつは予算アップ。予算を130万円まで上げると、一気に選択肢が増えてくる。<br />
<br />
この予算なら2013年12月以降の後期型も視界に入ってくる。<br />
<br />
もうひとつは、今年8月まで待ってみる。<br />
<br />
ここ最近の4代目セレナの相場は横ばい傾向にあり、下落スピードは極めて遅い。<br />
<br />
だが、現行型の中古車流通量が、増加&相場下落の傾向が強まっており、今年の8月で登場から3年という相場下落の大きな節目を迎える。<br />
<br />
一般的に現行型の中古車相場が下がれば、それに押し下げられる形で旧型の相場も下がるため、8月以降に買い時を設定し、今から市場をウオッチするのも賢い方法だ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲豊富なオプション類も中古車選びではチェックしておきたいポイント。2列目前方のリアモニターは、子連れのファミリー層に人気" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/9.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲豊富なオプション類も中古車選びではチェックしておきたいポイント。2列目前方のリアモニターは、子連れのファミリー層に人気</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲バックモニターに加えて、駐車サポート機能もあり。都市部の狭い駐車場でも活躍しそう" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/10.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲バックモニターに加えて、駐車サポート機能もあり。都市部の狭い駐車場でも活躍しそう</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲2列目上部に設置されている大きなガラスルーフ" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/11.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲2列目上部に設置されている大きなガラスルーフ</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲2列目両側の窓には手前部分から引き上げられるサンシェードを装備" data-credit="日刊カーセンサー" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63863/12.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲2列目両側の窓には手前部分から引き上げられるサンシェードを装備</span></div>
<div class="author">text/中野剛<br />
photo/尾形和美、篠原晃一、日産</div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&FAIR=97206&fed=contnikkancs_20181114_ic20181114002is" target="_blank">総額100万円で、走行距離10万km以内のセレナを探す</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
日産 セレナ(4代目) × 総額100万円以下 × 修復歴なし × ハイウェイスター or 20G × 走行距離10万km以下 × 全国</div>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&FAIR=97207&fed=contnikkancs_20181114_ic20181114002is" target="_blank">総額130万円で、S-HYBRID仕様のセレナを探す</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
日産 セレナ(4代目) × 総額130万円以下 × 修復歴なし × S-HYBRID搭載車 × 走行距離10万km以下× 全国</div>
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[title] => オープン状態の姿は実に不思議! 絶滅危惧車のソアラエアロキャビンをチェックせよ
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[description] => いつしか絶版となってしまった、トヨタ ソアラ。その昔、トヨタが誇る、高級パーソナルクーペとして一世を風靡した。3代目からはレクサスブランドでSCとして海外でも販売された。今回、取り上げる「エアロキャビン」は2代目ソアラに限定500台で投入された、電動メタルルーフを持つモデルだ。
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<div class="taC w600_img"><img alt="▲1989~1991年の2年間にわたり、日本国内で販売されたソアラエアロキャビン。このモデルには世界初のある装備が採用されていた" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63878/sa_02.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲1989~1991年の2年間にわたり、日本国内で販売されたソアラエアロキャビン。このモデルには世界初のある装備が採用されていた</span></div>
<h3>限定500台のハイテクハイソカー</h3>
<p>いつしか絶版となってしまった、トヨタ ソアラ。その昔、トヨタが誇る、高級パーソナルクーペとして一世を風靡した。<br />
<br />
3代目からは、レクサスブランドでSCとして海外でも販売された。<br />
<br />
今回、取り上げる<b>「エアロキャビン」</b>は2代目ソアラに<b>限定500台</b>で投入された、電動メタルルーフをもつモデルだ。<br />
<br />
今でこそ、高級オープンカーに電動メタルルーフの組み合わせは珍しくないが、当時はとにかく画期的……というか世界で初めてのことだった。<br />
<br />
1986年に2代目ソアラは「世界にひとつ、日本にソアラ」のキャッチコピーでお披露目された。<br />
<br />
デザインは、初代ソアラからの“キープコンセプト”で角を丸めて進化した。<br />
<br />
4気筒エンジンは搭載せず、すべて6気筒エンジンで2L NA、2Lツインターボ、3Lターボがラインナップされた。<br />
<br />
ちなみに3Lターボエンジンは同時期のスープラと同じものだった。<br />
<br />
ソアラはいつの時代も、トヨタがもつ最新技術が詰め込まれていた。<br />
<br />
2代目ソアラでは、「スペースビジョンメーター」という虚像表示を用いたデジタルメーターを採用した他、車速感応型パワーステアリング、ABS、エアコンとオーディオを液晶パネルで操作できるマルチコントロールパネルなどが奢られていた。<br />
<br />
今では珍しくない装備かもしれないが、30年以上前にソアラには採用されていたのだ。<br />
<br />
また、上級グレードに採用された「エレクトロマルチビジョン」は、データカセットテープをロードすれば「車両装備の取扱説明」、「高速道路地図」を表示することができた。<br />
<br />
ちなみにデータカセットテープとは……、データを記憶する媒体で今では化石のような存在かもしれない……。<br />
<br />
忘れてならないのはドアの開閉。狭い場所でも乗り降りしやすいように、ヒンジ部分がボディ外側に膨らみながら開く配慮がなされている。<br />
<br />
最上級モデルには世界初であった、電子制御式エアサスペンションが搭載されていた。<br />
<br />
時代はバブル景気真っ只中で「ハイソカー(上流階級御用達の車を意味する)・ブーム」だったことも手伝って、カッコいい、パワフル、そして最先端技術がてんこ盛り、という三拍子が揃い、ソアラはとにかく売れに売れた。<br />
<br /></p>
<h3>オープン状態の姿は実に不思議</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲ルーフオープン時にも、Cピラーはそのままの状態なので実に不思議なスタイルだ" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63878/sa_03.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲ルーフオープン時にも、Cピラーはそのままの状態なので実に不思議なスタイルだ</span></div>
<p>エアロキャビンが限定販売されたのは、1989年のことだった。<br />
<br />
1992年には3代目へバトンタッチしているから、販売の勢いを止めないカンフル剤のような役割を担ったのかもしれない。<br />
<br />
ソアラはリアシートを有していたが、エアロキャビンではルーフを収めるスペースを確保するために廃止されていた。<br />
<br />
メタルルーフをオープンにした状態でもCピラーはそのままで、実に不思議なスタイルをしている。<br />
<br />
Cピラーの角度がフツウのソアラと異なるのは、無理してメタルルーフを備えたことによるご愛嬌。<br />
<br />
当時のデザイナーは、ボディを真横(フロントを左にして)から眺めた際、Cピラーとホイールアーチが美しい「6」を描くことにこだわっていたそうだ。<br />
<br />
その点、エアロキャビンの“6”はさほど美しくないかもしれない……。<br />
<br />
そもそも500台しか生産されていないし、昨今の日本車ネオ・クラシックカー・ブームの影響もあって相当数、輸出(そもそもは日本専用モデルだった)もされたようだ。<br />
<br />
つまりは<b>“見つかればラッキー”</b>状態。原稿執筆時点でももはや、カーセンサーnet掲載物件はたったの1台。<br />
<br />
値上がりを見越すもよし、30年選手のノスタルジーに浸るもよし、とにかくユニークな車だったし、今でもユニークな存在であることは間違いない。<br />
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ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!<br />
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<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲世界で初めて電動折り畳み格納式メタルトップを装着したのは、ソアラエアロキャビンが世界で初なのだ!" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63878/sa_01.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲世界で初めて電動折り畳み格納式メタルトップを装着したのは、ソアラエアロキャビンが世界で初なのだ!</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲クーペタイプのソアラとは異なり、後部座席は用意されていない" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63878/sa_04.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲クーペタイプのソアラとは異なり、後部座席は用意されていない</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲搭載されるエンジンは同時期のスープラにも搭載されていた「7M-GTE」" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63878/sa_06.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲搭載されるエンジンは同時期のスープラにも搭載されていた「7M-GTE」</span></div>
<div class="author">text/古賀貴司(自動車王国)<br />
photo/トヨタ</div>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&FAIR=95888&fed=contnikkancs_20190306_kc20190306001yk" target="_blank">絶滅危惧車のソアラエアロキャビンを探してみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
トヨタ ソアラエアロキャビン(初代)</div>
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